ジンジャーのフラップサーボを積む

エルロンサーボが積めたところで、フラップサーボにかかります。

J24 先ずサーボホーンとフラップのコントロールホーンの距離にあわせてコントロールロッドを作ります。
ロッドは、フラップ側を少しくの字に曲げておきます。
角度は、フラップホーンにロッドをつないで効率よく動くように現物合わせで決めています。

J17_1  サーボは、仮につけてまだ固定しません。
後で受信機をつけてホーンの位置を確定してから固定します。
サーボコードは、オリジナルのままでも届くのですがギリギリなので少し余裕を持たすために延長しました。

J18 ここで、エルロンとフラップのコードにコネクターを取り付けます。
今回は、エルロンとフラップが1つのコネクターで接続できるように「MPX CONNECTOR」を使用しました。

 

J19 このコネクターは、6ピンになっているので2つのサーボを一度に接続することができます。
コードのプラス・マイナス・信号の各線をコネクターのピンに半田付けして、絶縁のシュリンクチューブを被せておきます。
ピンの位置は、自由ですがオス・メスともに同じピンにつけるように気をつけてください。

ジンジャーのエルロンサーボを積む

エルロン・フラップのサーボベットが接着できたところで主翼にサーボコードを通せるようにしておかないといけません。

J11 主翼中央部の裏側にサーボの延長コードが出せるように穴をあけます。
一度胴体に片翼を取り付け位置を決め印をつけます。
その印を目安に穴をルーターであけますが胴体の幅より外に出ないように位置に気をつけます。

J12 穴があけられたらエルロンとフラップの取り付け箇所からそれぞれガイドになるように、タコ糸を通しておきます。
このときに掃除機を使って糸を出すところから吸わすと楽に糸を通すことができます。

J15 エルロンにもコントロールホーンをねじ込むように穴が加工されているので、付属の真鍮製にコントロールホーンを取り付けます。
このホーンはネジが切ってあるので、根元までしっかりネジ込んでおきます。

J16 サーボをベットに取り付けたらリンゲージをします。
このときにエルロンもサーボもニュートラルを先に出しておきます。
今回は、サーボベットを使っているのでニュートラルが違って後で修正するのも簡単にできますが、シュリンクチューブを使ってサーボを直接接着するときなどはやり直すのが結構手間なので、しっかり調整しておきます。
リンゲージは、フラッターを起さないようにガタが無いようにリンゲージして、サーボカバーを仮付けして、ホーンがカバーに干渉しないようにも調整しておきます。

ジンジャーのフラップサーボ

フラップサーボもサーボベットを製作します。

J8 こちらのサーボは、普通の形状のサーボなのでサーボホーン側からしかビス固定することができません。
そこで、バルサブロックにサーボの耳が差し込めるように切込みをいれまます。
バルサそのままでは、柔らかくて強度不足になるので低粘度の瞬間をバルサブロックにしみこませて、強度を持たすようにしました。

J9 固定は、カーボンキュアシートを短冊状にしてサーボを押さえるようにブロックにネジ止めします。
このときもネジ穴に瞬間を流してネジ穴がボケにくくしておきます。

J13 出来上がったサーボベットを接着する前に、主翼上面にロッドが出せるように加工をします。
フラップには、はじめからコントロールホーンを取り付けるための穴が書こうされているので、位置決めは簡単です。

J14 その穴を目印にコントロールロッドのアジャスターが出せる大きさに主翼のシャーレを切り取ります。
このときにルーターを使用すると簡単に加工することができますが、キットにここへ取り付けるカバーが入っているのでそれの大きさとあわせてあけすぎないように注意します。

J10_1 上の加工をすると、フラップサーボの取り付け部分から今開けた穴が見えるので、サーボベットを入れてロッドが真っ直ぐにリンゲージできるようにベットの位置を決め印をつけます。
印がつけられたら、ベットを一旦取り出してエポキシを取り付け位置に盛りつけサーボベットを印をつけた位置にあわせて接着します。
この作業を分割された左右の主翼に行って主翼のサーボの取り付ける準備が完了しました。

ジンジャーのエルロンサーボ

以前に少し紹介した「ジンジャー」を少しずつ作製にかかることにしました。
製作と言っても、フルシャーレの機体なのでメカを搭載するのがほとんどです。

Dsc01898 主翼の裏側には、エルロンとフラップのサーボ搭載用の穴が加工されています。

J5 主翼は、バルサシャーレになっているので、取り付け穴の中は、バルサの地がみえています。
いつもは、サーボをシュリンクチューブでシュリンクして直接接着してしまうのですが、今回は薄型のサーボを使うので搭載スペースに余裕があるのでサーボベットを作製することにしました。

J6 ベニアを使ってサーボと搭載スペースにあわせて作製します。
サーボには3箇所ビスで固定する耳が出ているのですが、後ろ側の耳が主翼の中に入ってしまうので、ビスで固定をすることができません。

J7 そこで、主翼に入ってしまうところは、耳を差し込んで固定するようにしました。
出来上がったサーボベットは、リンゲージしたときに真っ直ぐにロッドが着くように位置を決めて、エポキシで接着します。

サーボベッドを作っておくとサーボを交換や修理で取り外すときにビスを2本外すだけで簡単に作業をすることができます。

SALTOの改良4

毎回このブログをご覧いただいている方々、土曜日はサーバーのトラブルのために一時期アクセスが出来なくなり大変ご迷惑をお掛けしました。

Sa53_1 サーボを搭載してみました。
上から見たサイズは調度良いのですが、実際に搭載してみると機体の形状から完全にサーボが納まらず少しサーボホーンの部分が機体の高さから出てしまいます。

Sa54 後ろから見てみるとサーボホーンの厚み分だけ出てしまっています。
ロッドは、ホーンの下の部分から出すことによって下に当たることはさけられました。

Sa55 そのまま、尾翼を付けると当たってしまうので尾翼の取り付け部分で強度に関係ない所を選んでカットして空間を作りました。
これでサーボホーンが当たるのを避けることが出来ました。

Sa56 ロッドは、尾翼側のボールに先に取り付けそのロッドをサーボホーンを取り付けニュートラルに注意しながらホーンをサーボに取り付けます。
この順番を逆にするとボールリンクをはめることが出来ません。

写真は、無いのですがこの後まだロッドのクランク部分とホーンの遊びがありニュートラルが甘いのでサーボホーン側もボールリンクを取りつけガタを出来るだけ出さないようにしました。
今回の改良は、思ったより意外と難しくかえって主翼側にサーボを取り付けた状態で、10mmのバルサ棒を使ってプッシュロッドを作って飛行機のようにリンゲージするほうが簡単で良いかも知れません。