機体カバーの自作

ジンジャーの初飛行も無事成功して、お気に入りの機体が一つ増えたのですが、シャーレのピカピカの機体がスロープに行く途中に傷ついたり、家に保管しておいてホコリまみれになるのは、ちょっといやなものです。
F3Aの機体なので銀色の機体カバーをつけているのを雑誌なのど見かけたことがあり、あれ良いな~って思ったことないでしょうか?
チャント縫製してカバーを作るのは、大変なのですがホームセンターに売っているある物を使うと簡単にちょっとした機体カバーを作ることができるので紹介します。

Cb1 使用するのは、ホームセンターの梱包資材コーナーに売っている「保冷シート」を使います。
このシートは、表がアルミコーティングしたポリシートの裏に発泡ウレタンが付いた二層構造になっています。
Cb2 それと機体にフィルムを張るときに使うアイロンがあればOKです。
アイロンは、150℃ぐらいに調整をしておきます。
普通のフィルムより少し高温です。

Cb3

先ず、ダンボールなどを使って主翼の型紙を作ります。
翼の厚みも考慮して実際の大きさより二周りぐらい大きくしておきます。
長さもカンザシの分も長めにしておきます。

Cb6 胴体や水平尾翼も主翼と同じ要領で型紙を作ります。
型紙ができたら、それを元に保冷シートをカッターやハサミで切り出していきます。
胴体は、左右に注意して同じ方向のものを二つ作らないようにします。

主翼と水平尾翼は、保冷シートを二つ折りにして型紙が収まる大きさにしてカットしておきます。
保冷シートが全部切りだせたら準備は、完了です。
ちなみにこの保冷シートは、1m×5mの長さで1300円ほどでした。


ジンジャーの初飛行

ジンジャーの初飛行に行ってきました。

J55 いつものスロープにいつものメンバーです。
やっぱりシャーレの機体は、いいですよね。

J52 もったん所有の初期型プロト機と記念写真です。
色が違うのでイメージが違って見えます。
実際に機首と垂直尾翼の形が変更されています。

J56 機首のカーブがすっきりして、垂直尾翼が少し大きくなり後ろのラインが真っ直ぐだったのが、ゆるいS字カーブがついてカッコ良くなっています。

J51 当日は、予報では風速5mぐらいだったのですが、実際には2mほどの風だったのですが、意外としっかり浮いてくれテストには調度いい感じでした。
機体のオレンジ色も曇天の空でも良く見えて距離を出しても機体の姿勢がわかって安心です。

J54 ピントが甘いですが機体と琵琶湖と比良山がマッチして気持ちいいです。
スロープの面白いところは、この景色も一緒に楽しむことが出来るところです。

J53エンジンなどの動力付きの機体も面白いのですが、静かな自然のなかで見えない上昇気流を探しながら、風の力だけで飛ぶグライダーの面白さが一番味わえるのがスロープソアリングの醍醐味です。
私も、スロープを体験してからグライダーの面白さにハマった一人です。

このジンジャーは、サイズも2mでホームグランドのスロープにピッタリで浮きも良く、なおかつスピードに乗った走りも楽しめて、お気に入りの機体が一機増えました。
フルシャーレの機体で、5万円以下の価格で発売を予定されているそうで、シャーレ機の入門や、ベテランのセカンド機にお勧めのです。

っと、某メーカーのコマーシャルしておこう・・・(-。-)y-゜゜゜


ジンジャーのメカ積み3

ジンジャーのメカ積みももう少しで完成です。

J47 エレベータとラダーのサーボを積んでロッドをリンゲージします。
エレベーターは、カーボンロッドがすでにリンゲージされているので長さを調整してロッドエンドを取り付けます。

 

J49ラダーは、ガイドパイプが付いているのでパイプのラダー側と中間をタワミが出ないように固定し0.8mmのピアノ線を通してロッドエンドを取り付けます。ピアノ線は90cmではほんの少し短いので1mの物を用意します。

J40 ラダー側は、コントロールホーンにピアノ線をL字に曲げて差し込んでおきます。
ガイドパイプをしっかり固定しておけばピアノ線をコントロールホーンに差し込んでおくだけで大丈夫ですがガタが出ないように注意しておきます。

J50 スイッチを取り付け、受信機に各コードを使用するプロポの取説を参考に接続して搭載します。
受信機用バッテリーは、OK模型の1000mAのニッケル水素バッテリーをばらして機体にあわせて4セルで組直したものを作製しました。

後は、主翼・水平尾翼を取り付け重心を合わせるために機首の部分に鉛をいれます。
この機体の場合は、主翼中央前縁部分から約78mm~80mmぐらいのところに重心をあわせます。
これでメカ積みは、完了です。
さて、プロポの取説みながら各設定をして初飛行の準備にかかります・・・(^^♪


ジンジャーのメカ積み2

スロープグライダーのお守り機体発見補助装置をとりつけます。

J41私は、いつもty1の「VOLT SPY CIA」を使用しています。
これは、1分以上舵を動かさないと「ピー・ピー・・・」と音がなり不時着した時などに機体の位置を知らせてくれそれ以外にも受信機のパッテーリーが低下したとき(4.8v使用時のみ)にもブザーで知らせてくJ42れるので大変重宝しています。
スピーカーが小型なので機体の中に積んで密閉してしまうと音が小さくなってしまうのでスピーカーの穴に合わせて機体にも穴をあけます。

J43 穴の大きさは、直径2mm程度なので胴体の開けてもきになりません。
この穴にスピーカーの穴を合わせて取り付けます。
取り付けは、強力型の両面テープ等でとめておくと後で外したいときなどは、便利ですがテープ自体でスピーカーの穴を塞がないようにします。

J44 小型なのでこのようなスマートな機体や小型の機体などにも簡単に装着することが出来ます。
配線の方は、受信機とラダーサーボの間に延長コードと同じ要領で接続するか、受信機の予備チャンネルに接続し、ラダーから予備チャンネルへ送信機でミキシングをかけてやると良いでしょう。

私の場合、これが意外とお守り代わりになって付けている機体は、ロストするようなところに不時着しないのですけど、取り付けていない機体に限ってとんでも所に不時着させて機体をなくして山の神さまに捧げてしまうことが良くあるんですよね・・・(^_^;)


ジンジャーのメカ積み1

フルコンポジットの機体は、ほとんど完成機なので基本的にはリンゲージとメカ済みがメインになります。

J36 この機体のラダーのコントロールホーンの取り付けるところは、空洞になっていたので、バルサブロックを現物合わせで削ってエポキシで接着します。
それに、使用するコントロールホーンをエポキシで固定しておきます。

J37 機体側の延長コードを主翼のコードの極性を合わせて作製します。
今回使用した「MPX6ピンコネクターは、コードを半田付けするタイプなので、後で半田が外れないようにしっかり付けそれぞれシュリンクチューブで絶縁しておきます。

J35 受信機側のコネクターにそれぞれエルロン左右・フラップ左右を印をつけておきます。
写真では、マスキングテープにペンで書き込んだのですが、後で機体の中を通すときに邪魔になるので、コネクターにマジックで直接書きました。

J38 左右の延長コードが4本になるので、機体内を通すときに通しにくいのでコイルチューブでまとめておきます。
少し長い目にコイルチューブを巻き実際に受信機にコードを差し込むときにコイルチューブをカットして配線しやすくしました。

J39 胴体の主翼取り付け部分にもルーターで配線の通る穴をあけます。
今回は、後で「ボルトスパイCIA」を搭載したいので少し大きめに開けました。
この穴の大きさは、組み立てる方の搭載方法で決めてください。