癒し系グライダー サフラン2を作る.24

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尾翼の接着ができたら付属のリンケージロッドとガイドパイプを取付けます。
こちらはエレベーターのガイドパイプです。
ガイドパイプは、胴体の出口の部分とメカ室の部分を接着して固定しておきます。
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 ラダーのガイドパイプも同じ様にして固定しておきます。
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コントロールホーンを図面を参考にリンケージロッドが直線的になるように取付けます。
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このコントロールホーンは爪が付いていてそれを差込むようになっています。
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瞬間で接着しておいても良いのですが、爪の出た部分を半田コテで溶かして潰しておくと抜けることがありません。


癒し系グライダー サフラン2を作る.23

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エレベーターは、テープヒンジを使用して接続します。
水平尾翼とエレベーターを写真のようにヒンジ部分を重ねてテープを貼ります。
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次にエレベーターを水平に開いてその上からテープを貼ります。
こうするとヒンジ部分に0.5mm程度の間隔があいてエレベーターの動きがスムーズになります。
これを逆に貼るとダウン側への動きが渋くなりますので注意してください。
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 ラダーも同じ要領で接続します。
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 水平尾翼の胴体との接着面と垂直尾翼との接着面のフィルムをはがしておきます。
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 水平尾翼を定板の上において垂直尾翼を直角になるように定規を当てるなどして接着してください。
そして、胴体に主翼を取り付けておいて主翼に対して平行になるように水平尾翼を接着してください。
 


癒し系グライダー サフラン2を作る.22

フィルム貼りが終了したら、主翼を接続します。
生地製作の時に上半角をあわせて削りますが真っ直ぐに削るのは、非常に難しくどうしても接続部分に隙間があいてしまいます。
ピッタリ合っていれば瞬間接着剤でも問題ないのですが、隙間があいてしまったら5分間エポキシにマイクロバルーンを同量ほど混ぜて接着すれば隙間もうまりなおかつ重量もそんなに増加しないですみます。
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エポキシをドライヤーで暖めてやると柔らかくなりバルーンを綺麗に混ぜることができます。
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接続部分の裏側にテープを仮止めしてバルーンを混ぜたエポキシを接着面にタップリ塗り指定の上半角が付くようにしてエポキシが硬化するまで固定しておきます。
接着部分からはみ出したエポキシはアルコールを染込ませたティッシュで拭くと綺麗に拭取れることができます。
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翼端の接着ができたら2段目の上半角も同じ要領で接着して両側の接着をして主翼を仕上げます。
接続部分は、フィルムと同色のカッティングシートを細く切って貼っておくと綺麗に仕上げることが出来ます。
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主翼が完成したら胴体と主翼中央を合わせてダウエルの入る部分に穴をあけます。
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穴をあけたら付属の金属製のダウエルが半分ぐらい入るように穴を調整してエポキシを塗って差込んで接着します。
これで主翼は完成になります。


癒し系グライダー サフラン2を作る.21

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主翼のは、中央翼・一段目・二段目と別々にフィルムをはります。
主翼をすべて生地完成にしてから良いのですがフィルム貼りに慣れていないかたは、別々のほうが作業しやすいとおもいます。
翼も裏面から貼りまし。
主翼より大きめにカットしたフィルムを翼にしわが無いようにマスキングテープなどで仮止めします。
このフィルムは、接着面のカバーフィルムがありませんのでそのまま使用します。
つやが無いほうが裏面になります。
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Eライトフィルムの収縮温度は200℃と他のフィルムに比べて高温になっています。
アイロンはPILOTのV.I.Pアイロンが電子温度調整が付いていてアイロンの温度管理が簡単にできますのでおすすめです。
写真のアイロンは、もう15年以上使用していますが、まだ現役で問題なく使用できますので結構安いとおもいます。
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下面が貼れたら同じ要領で上面を貼ります。
下面のフィルムと上面のフィルムは、3mm位重なるように貼っておくと全体を縮めたときにつなぎ目がずれにくくなります。
全体に熱をかけてフィルムを縮めてしわの無いようにします。
本フィルムの透明色は、熱のかかってないところは半透明ですが熱がかかると透明になるので熱のかかり具合がよくわかります。
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この要領ですべての翼にフィルムをはります。
ラダー・エレベーター・垂直・水平尾翼はそれぞれ別々に張って後でヒンジテープでとりつけます。
フィルム貼りは、あせらずにやることが綺麗に仕上げるこつです。

 
 

 


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生地が完成したら、次にフィルム貼りをします。
使用するフィルムは、メーカー推奨はイージカバEライトになっています。
こちらのフィルムは、電動モデルで軽量化をはかるために市販されている模型用フィルムで一番軽くなっています。
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先ず、胴体からフィルムを貼ります。
フィルムは、基本的に下面から貼ります。
もったいないようですが胴体より2回りぐらい大きくフィルムをカットします。
中心を合わせて機首側と尾部をアイロンで軽く押さえて仮固定しますがこのときに出来るだけシワの出ないように横をおさえて全体的にまわりを押さえたら中心部分に軽くアイロンをあて全体に収縮させながら貼ってゆきます。
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同じ要領で側面を貼ります。
機首部分の3次曲面になっているところは、フィルムに熱をかけながらやや引っ張るようにして貼ってやると綺麗にはれます。
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主翼やキャノピーの取り付け部分は、写真のように短冊型に切込みを入れて折り返してアイロンで押さえておくと後でフィルムが剥がれ難くなります。
貼り付けた折り返しの部分の余分なところは、フィルムの熱が完全に冷めてから良く切れるカッターナイフでカットします。
カッターの刃は、切れにくくなったと思ったらケチらずに折って新しくしてください。
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側面が貼れたら上面を同じ要領で貼って仕上げたら胴体のフィルム貼りは、完了です。
機首の部分も側面のフィルムだけでなく少しですが上面だけのフィルムで貼ると楽に貼れます。
フィルム貼りは、慣れが必要ですので失敗を恐れず行ってください。