PILOT パプリカ2 の箱を、開けてみた。その2

PILOT パプリカ2のご紹介、その2です。
今回は、主翼とその他のパーツをご紹介します。

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主翼やカンザシ、収縮チューブベニヤのサーボマウント、サーボカバー、リンケージ用のガイドパイプやピアノ線など。

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主翼は左右の内翼と外翼という4枚で構成されています。
ヒンジは尾翼と同様、フィルムヒンジになっています。
フラップ、エルロンサーボはTahmazo TS-1014が推奨サーボになっています。
それぞれのサーボ搭載位置にはあらかじめ穴が空いていて、フィルムを切り取るだけになっています。
また、フラップリンケージ用のピアノ線が通る穴も、主翼上面を貫通するようにあけられていますので、リンケージ作業が楽チンになっています^^

内翼と外翼はエルロンサーボのコードを通した後に接着します。
よって完成後の主翼は2分割となります。

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主翼はカーボンロッドのカンザシで接続して、前回の記事でご紹介した胴体ポッドにビス4本で固定する仕様です。

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主翼の翼型です。メーカーHPによると、
「前縁半径が小さく後縁部は直線に近いオリジナル翼型、翼厚は8%。抵抗が少なく風にも強い。飛行条件を選ばず、何時でも高性能を発揮します。」とのことです。
中央に見えている糸は、エルロンサーボの延長コードを引っ張るための糸です。

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バッテリー固定用の面ファスナー(ベルクロ、マジックテープ)、各サーボマウントなどがレーザーカットされたベニヤ、カンザシ、リンケージ用パーツが入っています。

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主翼のカンザシはφ8mmのカーボンロッドです。

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サーボカバーには切り取り線が入っていませんので、ほぼ原寸大の型紙が入っていますので、それに合わせてカットする必要があります。
このブログでは過去にこんな記事も書いていますので、参考になさって下さい。

以上がPILOT パプリカ2 DXの中身になります。

他に推奨パーツとしては、

ESCがTahmazo Pro.C A40
バッテリーは当店オリジナルのTLB 11.1V1700mAhもしくはTahmazo LP3S1P1700SE
サーボはエルロン、フラップ用にTahmazo TS-1014x4個と
ラダベーター用にTahmazo TS-1036x2個をおススメしています。

人気のため、品薄気味の機体です。
ぜひチェックして、気になる方はお早めにゲットなさって下さいね^^

 

 

 


PILOT パプリカ2 の箱を、開けてみた。その1

今回は、 PILOT パプリカ2 DXの中身をご紹介しようと思います^^
OK模型のパプリカといえば、その走りが多くのお客様に大好評だった機体です。その後継機であるこのパプリカ2は、軽量化とハイパワー化で、定評のあったあの「走り」がさらに向上しています。

まずは胴体や尾翼周りから。
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グラス製のポッド+カーボンテールブームの胴体、DX仕様に標準装備のパワーユニット、尾翼と、治具がレーザーカットされたベニヤのシートです。
初代のパプリカは胴体がすべてグラス製でしたが、リニューアルして後ろ半分がカーボン製に変わり、大幅な軽量化が実現しています。

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DXタイプに標準されているパワーユニットは、Tahmazo ER281411dTahmazo 11×9折ペラセット AT38/8C4.0SMです。なんでもこの2つはPILOT パプリカ2に合わせて開発されたものらしく、メーカーHPによると

「DXタイプには省エネタイプER-281411dブラシレスモーターと38mmアルミターボスピンナー付11×9折ペラが付属、このパワーユニットによりダイナミックな上昇力を発揮します。」

「外径35mm、本体長さ36mm、KV値1100の新型モーターをパプリカ2用に開発。従来のパプリカ用モーターより太く短くなったショートタイプ、効率の良い新世代モーターです。」

ということでした。

11×9折ペラと組み合わせてリポ3セルで地上で計測したデータでは、  
38.0A 9000rpm 推力1600gが出ていたようです。
パプリカ2の全備重量が1050~1150gということですから、ガッツリ引っ張ってくれそうですね。

DX仕様はこのパワーユニットが標準装備されていて、お得になっています。おススメですよ。

 

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胴体のポッドを調べてみると、キャノピーにはピアノ線のダウエルとマグネットがはじめから接着されていました。

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また、ポッドには主翼固定用の穴が4か所空いていて、内側には爪つきナットがしっかり固定されていました。

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V尾翼は、バルサの三角材で角度を決めて組み立てて、カーボンのテールブームに接着します。

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尾翼のヒンジはフィルムヒンジになっています。

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治具がカットされたベニヤのシートは、実は2枚入っています。
冊子の説明書とは別に入っていた紙には、赤丸で囲んだ方のベニヤシートを使うように指示があります。

何が違うのか、よく見てみると、グラスのポッドとカーボンテールブームの接着の際に使うパーツが入っているようです。

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定盤の上で画像のように工作するように指示がありますが、その理由が書いてありません。
理由をOK模型さんに聞いてみますと、工作時に主翼と尾翼の角度を正しく出すための配慮ということでした。

そういえば、確かに、以前シナモン3を作った時に、主翼に対する尾翼の角度が0.6度も違ったことがありました。
(お恥ずかしいですが、その時のシナモン3の製作記はこちらからご覧ください。)

お客様に設計通りの機体に仕上げてもらい、よりフライトを楽しんでもらおうという、こういう配慮は、うれしいですね。

胴体周りは、これまで。
次回は、主翼やその他のパーツをご紹介します。

 

 

 


V-Pro スーパーS 赤 の箱を開けてみた。その2

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V-Pro スーパーS 赤のご紹介その2は、主翼やその他のパーツです。

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主翼は左右接着式で、上反角はありません。
エルロンは2サーボ仕様です。
エルロンは尾翼同様、ヒンジは接着されていません。

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主翼の翼型です。対称翼になっています。
メーカーHPによると、「翼厚16%対称オリジナル翼型によりどんなスピードでも失速しにくく、安定した飛行が可能。
とのことです。

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厚さ約4.5mmの堅木のカンザシです。

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黒の十字マークのステッカーも入っています。

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エルロン、ラダー、エレベーターなどのリンケージ用のプラスチックパーツです。
クレビスが6つのあるのは、動翼4か所に加えてエンコン、ノーズギアのリンケージに使用する分です。

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各所のリンケージに使用するロッド類です。
ラダー、エレベーター用のバルサのロッド、ピアノ線とシュリンクチューブ、それからエンコン、ノーズギアリンケージ用のフレキシブルロッドセットです。

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OK模型のHPによると、
「エンジンむき出しでメンテのしやすいシンプルなデザイン、丈夫なベニヤボックス構造の胴体とスチロールコアにバルサプランクの主翼を持ったスーパーSは中級フライヤーから上級フライヤーまで色々な楽しみ方の出来る万能機です。
例えば初級練習機で単独飛行が出来るようになったばかりの中級モデラーには2サイクル25エンジンを搭載したおとなしいセッティングでループやロールの練 習にチャレンジしていただけます。また上級フライヤーにとってローコストで頑丈ななスーパーSは2サイクル40クラスエンジンを搭載して胸のすくローパス を行ったり、仲間とのコンバットなどを気楽に楽しんでいただける機体です。」
とのこと。どんな遊び方にも対応できる、万能機というわけですね。
是非、チェックしてみて下さい。

 

 

 


V-Pro スーパーS 赤 の箱を開けてみた。その1

 最近久しぶりに再入荷したV-Pro スーパーS 赤
シンプルな構造で、練習機から演技機まで幅広く楽しめる機体です。
今回はこの機体の箱を開けてみました。

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まず今回はその1として、胴体や尾翼周りから。

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耐油燃料塗装済みの防火壁にはあらかじめ、付属のエンジンマウントやノーズギアベースなどが簡単に取り付けられるように穴があけられ、内側には爪つきナットが仕込まれています。
カウリングはなく、エンジンむき出し、メンテナンス性抜群の機体です。

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57mmのスピンナーが付属しています。

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燃料タンクと、タンク周りのパーツも入っています。

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メカ室の様子です。標準サーボが搭載できるサーボマウントは、あらかじめ接着されています。

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ノーズギア、メインギアのセットです。
ホイルカラーも同梱されています。

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尾翼です。ヒンジは未接着の状態です。
今回はここまで。
次回、主翼やその他のパーツをご紹介します。

ところで、来週末6/1に開催される「Tahmazo Festival 2014」のエントリー受付締め切りが迫っています。
出てみようかなと思っていらっしゃる方は、お忘れなく、お早めにお申し込み下さいね。

当店トップモデルJapanも、当日はオリジナル商品の販売をさせて頂く予定です。
是非、会場でお会いしましょう!^^

だんだん夏に近づいてきています。まだ夏本番ではないからと思っていても、油断は禁物です。
日焼け止めや帽子、飲み物など、紫外線対策、熱中症対策は必ずしましょうね^^

 

 

 


PILOT カモミール キットの箱を開けてみた。その2

新製品の「PILOT カモミール」のキット紹介、その2になります。
前回のその1では、主翼周りをご紹介しました。

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今回は、胴体や尾翼、その他のパーツをご紹介します。

 

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カーボンテールブーム+グラス製ポッドが接着済みになっている胴体。
モーターマウントはTahmazo ER221210d対応のものが接着済みです。

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主翼がくる場所には、ウィングマウント用のベニヤパーツ(爪つきナットはめ込み済み)が接着されています。

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キットに入っているベニヤのシートは・・・

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サーボマウントと、

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尾翼接着治具のパーツが入っています。

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組み立てる角度が重要な尾翼を、正しく組み立てるのに必要なんですね。

 

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このようにして、正しい角度を出しておいてから、接着剤を流して固定するようです。

 

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その他には、リンケージ用のピアノ線やガイドパイプ、バッテリー脱着用のマジックテープが入っています。
下の方に見えるグラステープは、キャノピーの仕上げに使います。

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また、DX仕様にはこちらのブラシレスモーターと折ペラが標準装備されています。
とってもお買い得ですよ。

以上がカモミールのキットの内容になっています。

ちなみに、機体のみのベーシック仕様もありますが、DX、ベーシックともに人気で品薄ですので、ゲットされたい方はちょくちょくショップをチェックされることをお勧めします^^