EPP製無尾翼機「EPP STAR」

今回は、EPP製の小型無尾翼機「EPP STAR」を紹介します。
Dsc05659 パッケージは、ビニール袋になっています。

Dsc05661 中を出してみました。
部品点数は、少ないですがモーターからリンゲージパーツまで入っています。

Dsc05662 付属品は、280ブラシモーター・専用プロペラ・木製マウント・リンゲージロッド・モーター固定用ゴムバンド・FRP製コントロールホーンと基本的に必要なものは、入っています。

Dsc05666 胴体(主翼)は、EPPのムク材を翼型に成型してありカラーは、塗装済みになっています。

Dsc05668 裏面には、サーボやバッテリー・受信機を搭載する箇所が加工されています。
翼は、左右を接着するようになっています。

Dsc05669 これは、ランディングギア代わりになるEPPブロックです。
このプロックの前縁側を斜めにカットしてサーボ取付穴の外側に2箇所接着します。

Dsc05673 翼端にデプロン製の垂直尾翼を接着するようになっています。

Dsc05675 エルロンは、主翼の後縁側をV字にカットを入れてヒンジになるようにしています。
RCメカは、エレボンミキシングの出来るものが必要です。

Dsc05676 組立説明書は、ほとんどイラストになっていてわかりやすくなってます。

2010001000836d このEPP無尾翼機シリーズは、今回紹介した「EPP STAR」・「X TAER」・「XL STAE」・「RHINO」の4種類ありその中で一番小型のこちらの機体になります。
キット構成は、ほぼ同じようになっていますが、「XL STAR」は、モーターが付属していませんので別途400クラスのモーターを準備してください。
EPP製で多少のクラッシュでも破損の心配ないので、インドアでも楽しめるサイズになっています。
また、マウントを自作して小型のブラシレスを搭載するのも面白いかもしれません。
無尾翼機を体験したことの無い方は、一見難しく思われるかも知れませんが、重心位置さえ合わせておけば意外と効率よく飛んでくれるので、先ずこの機体で無尾翼機独特のフライト感覚を体験してください。

BULLIT 0.84mARF・BULLIT 60 ARF 1.09m

今回は、ちょっと変り種の機体を紹介します。
それは、無尾翼機の「BULLIT]です。Dsc05633
この機体は、2C25-40クラスの「BULLIT 0.84m ARF」と2C60クラスの「BULLIT 60 ARF 1.09m」の2種類の大きさが有りますが、機体構造などは、同じになっているので小さい方の「BULLIT 0.84m ARF」でキットの紹介をします。

Dsc05634 キットのフタをあけると完成済みの主翼(機体)と垂直尾翼・エルロンなどがキッチリ固定さえれていて箱の中は、スッキリしています。

Dsc05637 無尾翼の完成機なので、部品点数が非常に少ないです。
機体は、バルサリブ組みオラカバ仕上げでとても綺麗に仕上げてあります。
内容は、完成胴体・翼端の垂直尾翼・メカ室のハッチ・エルロン・リンゲージとサーボベットとカバー・カッティングシート製デカール・組立説明書です。

Dsc05640 表面は、メカ室と円形のサーボ取付スペースのフィルムを切り取ってメカ類を搭載します。
メカ室のハッチは写真のようにフィルム貼りもしてあるんのでネジ穴をあけてとめるだけになっています。
サーボは、付属のサーボマウントを使用して取付け、サーボカバーを付けるようになっています。

Dsc05641 本機は、ランディングギアが無いので、着陸が胴体着陸になりますので、接地する部分のフィルムが傷付きにくいように幅広のグラステープが貼ってあります。
また、離陸も手投げになるので、写真では、わからないですが、グラステープの両側に手投げのときに持つ部分が加工してありその部分のフィルムを切取る用になっています。
Dsc05643 機首の部分は、エンジンマウントを取付る分がベニアになっています。
エンジンマウント・燃料タンクは、付属していませんので、搭載するエンジンにあうものを別途購入する必要があります。

Dsc05645 この機体が2C25クラスからと言うことと、全備重量が900g~1200gということもあり、電動化するのも、OK模型の「Eマウント3896」の胴体取付側を少し削ってやると簡単にブラシレスモーターを取付られます。
お勧めのモーターサイズは、「Cool Spin C3223-1200」でバッテリーは、「Hot-Lips 3S1P3200」が良いでしょう。

Dsc05639 翼端の垂直尾翼とエルロンを取り付けるとこのような感じになります。
なお、RCメカは、無尾翼なので、エルロンとエレベーターが同じ動翼と利用しますので、エレボンミキシングの出来る送信機が必要になります。

Dsc05651 付属のパーツは、各ロッド・サーボマウント・サーボカバー・プラ製ヒンジ・クレビス・ハッチ止め用ビスになっています。

Dsc05650 デカールは、カッティングシートからの切出したものが入っています。

Dsc05653 組立説明書は、重心位置などが書かれた図面になっています。
基本は、エンジン仕様なので、電動にする場合は、重心位置を参考にバッテリーなのど搭載位置を自分で確認が必要です。

Dsc05654
2種類を並べてみました。
右上が、紹介した「BULLIT 0.84m ARF」です。
左手前が、「BULLIT 60 ARF 1.09m」大きさの違いが判っていただけると思います。

この機体は、非常にスピードに乗った飛行ができます。

VENTUS 2cx DE LUXE 4.50m ARF

VENTUS 2cx DE LUXE 4.50m ARF」を紹介します。
この機体は、1/4サイズの大型スケールグライダーの完成機になります。
Sdsc05543 パッケージは、写真では、大きさがわかりにくいですが、2mを超える大きなはこになっています。

Sdsc05544 パッケージを開けると綺麗で大きな胴体が目を引きます。

Sdsc05564 ほとんど完成しているので部品点数としては、さほど多くありません。

Sdsc05545 胴体は、ホワイトゲルコートのFRP製で非常に綺麗に仕上げられています。
メカを積込むだけの完成済みになっています。

Sdsc05546 スケール感たっぷりのコクピットです。
お気に入りのパイロットを乗せるともっとスケール感がUPします。

Sdsc05552 ユニークなのは、コクピットの開閉レバーです。
実機同様にスライドする小窓を開けてそこからレバーを動かして開けるようになっています。

Sdsc05548 キャノピーとメーターパネルが写真のように開き座席を取り外してその下にメカ類を収めるようになっています。

Sdsc05549 胴体内は、引込脚・サーボコード・ラダーリンゲージロッドも取付済になっています。

Sdsc05547 主翼の取り付け部分は、片側に4個付くサーボが1個のコネクターで接続できるように15ピンコネクターが配線済みでとりつけられています。

Sdsc05550 機首には、トーイングフックも取付済みになっています。
この写真でもわかると思いますが、撮影している部屋の蛍光灯が写り込むほど、綺麗な機体表面の仕上がりです。

Sdsc05553 ラダーも取付済でリンゲージも完了しています。
当然、尾輪も取付済です。

Sdsc05557
主翼は、スチロールコア・アベチプランクオラカバ仕上げで、ノックピンもコネクターも取付済みになっています。

Sdsc05558 エアーブレーキも取付済みになっています。
オラカバも仕上げも一見シャーレかと思うほど綺麗に仕上げられています。

Sdsc05562 水平尾翼は、ホワイトゲルコートのFRPコンポジット製になっています。

Sdsc05561 小物パーツは、FRP製ウイングレット・グラスロッドのカンザシ・サーボ搭載とリンゲージに必要なパーツが入っています。

Sdsc05568 ウイングレットは、翼端に差込むだけでピッタリ合うように成型されています。

Sdsc05567 大きさがわかるように、身長155cmのスタッフに持ってもらいました。
さすがに翼長4.5mの機体です。
非常にスマートな主翼とボリュームのある胴体がわかっていただけるとおもいます。

こちらの機体もオープン当初に仕入れた機体でとてもお買得のおすすめ品になっています。

LONG SHOT DLG 1.50m

今回は、SAL機(サイドアームランチ)の「LONG SHOT DLG 1.50m」を紹介します。

Sdsc05524 SAL機は、私も好きなグライダーで自分の力で投げ上げた機体が上手くサーマルを捕まえて、点になるぐらいまで空高く上がったときの気持ちよさは、なかなかのものです。
それに、何度も投げ上げると結構な運動量になるので、運動不足の解消にもなると思ってるのは、私だけでしょうか・・・

Sdsc05525 キットの内容は、主翼やポッドなどほぼ成型済みのものでシンプルなのですが、リンゲージに必要な小物もキッチリと入っています。

Sdsc05528 主翼は、スチロールコアをグラスコーティングをして、強度のいるところにカーボンシートの補強が入り中央部はバルサ材で左右の翼を接続するようになっています。
非常に薄翼で浮きの良さと走りを確保しています。

Sdsc05531 エルロンサーボの取付部分は前もって成型されています。
翼が非常に薄いので「Tahmazo TS-1014」の固定用の耳を切取ったものがピッタリです。
サーボコードが通る穴は前もって開いています。

Sdsc05532 胴体のポッドは、初期の黄色から白のゲルコートに変更になって重量も軽量化されています。

Sdsc05534 テールブームは、カーボンパイプになっています。

Sdsc05533 水平尾翼とエレベーターは、3mmバルサの単板になっています。
水平尾翼をテールブームに取付けるブロックは成型されて白色の極薄フィルムが貼られています。

Sdsc05537 垂直尾翼は、3mmバルサを4つのパーツに分けそれを木目の方向を変えて組立てられてブームを取付ける部分はカーボンシートで補強されています。
ラダーは、3mmバルサの単板です。

Sdsc05538 エレベーター・ラダーともにヒンジ部分や、翼端など加工済になっています。

Sdsc05527 付属品は、補強用のカーボンクロスからラダーリンゲージ用の特殊繊維の糸・各動翼のホーンを細かなところまで入っていてなおかつ、軽量なパーツになっています。

Sdsc05540 垂直・水平尾翼に貼る、白色の極薄フィルムも付属しています。

Sdsc05541 組立説明書は、英文になっています。
SAL機を組立てたこのある方なら問題ないと思います。

私も、フランスで買ってきた機体を作らずにおいてあるので、久しぶりに作って飛ばしたくなってきました。

往年の名機「トーラス」

早いもので、今月24日でトップモデルもオープン1周年を迎えられたのも、ユーザーの皆様のお陰と思います。
先日も、RCAW主催の「クラシックミーティング2007」に参加してきて、参加者の皆さんが色々思い入れのある機体をお持ちだと感心してきました。
そこで、今回1周年を記念して往年の名機「トーラス」の生地完成機を1機だけですが、発売することにしました。

Dsc05446 この機体は、1963年にエド・カズマスキー氏が設計し全米大会NATSで優勝したことで、世界的に有名になったもので日本でも、1964年に同氏が来日してデモ飛行をし、それを当時OK模型がキット化をして発売されて、日本のファンにも競技会に多く使用されたきたいです。

(上の写真は、当時モデルアエプレーンニュースの表紙になったカズマスキー氏と「トーラス」)

Sdsc05472 この生地完成機は、当時のOK模型の図面をもとに、数年前にプロビルダーが再現をした機体で、多分生地完成状態では、この1機しかない超レアビンテージ物です。
非常にシッカリ作りこまれていて、保管状態も完璧でバルサ材などまったく新品状態です。

Sdsc05475 垂直尾翼は、「トーラス」独特の形状が再現され水平尾翼の上に翼型に切り出されたバルサブロックで取り付けブロックを削って尾部を成型するようになっています。

Sdsc05476 これは、主翼の翼端です。
FRP成型された翼端をリブ型のバルサで取り付けるようになっています。

Sdsc05482 主翼は、一枚づつ丁寧に切り出されたリブで組まれ前後のプランクやリブキャップも隙間無く丁寧に仕上げられています。
レーザーカットの無い頃の職人技です。

Sdsc05486 これは、主翼中央部とランディングギアの取付材のところです。
取付材は堅木にピアノ線が入る溝と穴が開けられその上からさらにバルサをプランクしてあります。
中央プランクにRをつけて切り出してあるのもこだわりの一つです。

Sdsc05488 胴体や機首部分もトーラス独特の柔らかい曲線をブロック材とプランクで仕上げてあります。
写真では、わかりにくいですが主翼留めのゴムを掛ける竹の丸材を通す穴もあけてあります。
これもオリジナルにこだわったところです。

Sdsc05491 メカ室は、当時のメカが大きかったので現在のメカなら十分の広さがあります。
また、非常に上質のバルサとベニアを使用しているので、とても軽量に仕上がっています。

Sdsc05492 水平尾翼の取り付け部分は、水平尾翼が、平板ではなく翼型をしているので、それにあわせて加工されています。

Sdsc05496 水平尾翼は、中央部分の翼型リブと斜めに配置されたリブで構成されその上下のバルサ材で翼型になるように製作されています。
写真に無いですが、エレベーター・エルロン材もキッチリとした加工がされています。

Sdsc05495 キャノピーもオリジナル通りに真空成型されたエンビ製のものになっています。

Sdsc05523 シンプルなメインギアと珍しいホーク型のノーズギアもオリジナルにこだわったところです。

この往年の名機で、ゴールデンエイジやクラシックミーティングに参加してみては、いかがですか?

当時のクラシックエンジンを飛ばしてみるのも、現在の4Cエンジンで飛ばすのも良いかもしれません。
現在の4Cエンジンなら50クラスがジャストフィットするようです。
こんな、ビンテージな機体を当時のように絹張りドープ仕上げで仕上げてみては、いかがでしょうか・・・