PILOT「ナツメグ2」VOL.2

Dsc00940 ナツメグで採用されたスポイラーは、ナツメグ2でも引き継がれています。
このスポイラーがあることで着陸が非常に楽になります。

Dsc00946 水平尾翼は、フルフライング式になっていて、差込式で2分割でき機体の運搬時にコンパクトにできます。
また、フルフライング式水平尾翼は、、エレベータートリム調整時に有害抵抗が発生しませんので機体の走りも妨げられません。
Dsc00950 主翼は、2段上半角と翼端の整流板によりラダー機でありながら旋回時の小舵が非常によく効くようになっています。
また、気流に対しても2mの翼長ともあいまって安定した飛行が出来ます。

Dsc00994 機体の各部の紹介が終わったところでいよいよフライトテストです。
せっかくグライダーのテストと言うことで風向きがスロープフライトエリアに好条件と言うこともあり、スロープでのテストをしようと言うことになりました。
さて、その飛びは・・・

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PILOT「ナツメグ2」Vol.1

今回、モデルチェンジして新発売になるOK模型さんのナツメグ2を紹介します。
Dsc00935_2 機体データは、全幅:2040mm、全長:1170mm、主翼面積38.1d㎡、全備重量:1000g(電動の場合)です。
今回は、胴体が大幅にモデルチェンジされて旧モデルより約36mm機首部分が延長され垂直尾翼部分の形状も見直されています。

Dsc00930 胴体は、FRP製で主翼・水平尾翼は、レーザーカットバルサキットになっています。

Dsc00942 機首部分が延長されてメカ室も広くなり電動化しても、ユッタリとパワーユニットやメカが搭載できます。
サーボは、エレベーター・ラダー・スポイラーの3個使用します。
写真の機首側のサーボがスポイラー用サーボです。
電動化する場合は、Tahmazo ER-222012dや当社のCOOL-SPIN C2820-1200が使用できますので、ターメリックやセダクション100等のパワーユニットがそのまま使用できます。
今回テストは、されていなかったのですがTahmazo ER222018dCool-Spin C2820-1800の2セル用モーターと2セル1700mAのリポの組合せも面白いかもしれません。

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HOT-LIPS 2S1P240と2S1P360 miniの違いは容量だけ?

先日発売開始した、オリジナルリポのHOT-LIPS 2S1P240と2S1P360miniですが、容量の違いだけと思ってられるかたが多いと思いますが、私の友人が早速購入してテストして報告をくれました。
機体は、当社から発売している「マーキュリー F3P」にモーターは、あいにく当社のCool-Spin C2803-1850が在庫切れと言うことで、ほぼ同じスペックのAXIの2203ゴールドラインを使用してフライト感覚の差を見てくれたとの事です。
結果は、2S1P240はスロットルOFFからHIまでの間の立ち上がりがスムーズでF3Pのようにパターンをシッカリこなすには、反トルクの影響が出にくくコントロールがしやすいのとかといってトルクロールなどでも非力さを感じないので、競技会なので綺麗に飛ばしたいときなどによさそうとの事です。
また、2S1P360 miniは、同じ2セルでも低速域でのパンチの出方が240よりはっきりしていて、3Dアクロやフリーアクロで機体を振り回すような飛ばし方をするときなどは、メリハリがはっきりして面白とのことです。
このように同じメーカーのセルでも容量や形状の違いによって電流の出力特性の違いがでてくるので、当然メーカーが違えばまったく違ったものになってきます。
このように電動は、使用する機材にの組合せによってパワーが出たり出なかったりとエンジン機に比べてメカのチョイスも大切になってくるようです。
さて、現在電動を楽しんでいるかたでどうも今使ってるものがしっくり来ないと感じておられる方は、ちょっとパワーユニットにこだわってみてはいかがですか。


空用2.4GHzプロポとユーザー

私も、以前から気になっていた空用の2.4GHzプロポがいよいよ発売が開始されるようです。
地上・水上用は、一足先に発売が開始されていますが、さすがに空用となると安全性の面からも慎重にならざるおえないのは、言うまでもないようです。
静岡のホビーショーにお出かけのかたなら各プロポメーカーさんが新製品として展示されていたのを見ておられるたことと思います。
メーカーも発売に先駆けて、JR・FUTABA・SANWAの国内三社が合同で同時使用のテストを行って安全性を確認したようです。
同時飛行を行える機体数は、各社によって違いがあるようですが、安全面から同一エリア内での推奨機体数15台以下と言うことにするようです。
このプロポの登場によって混信での事故の危険性は、少なくなるのでしょうがだからと言って飛行エリアに合った機体数や操縦者の技量によっても今度は、空中衝突などの事故などの危険性も出てくるでしょう。
特に管理の行き届いた専用飛行場などで飛ばされている場合は、有る程度の安全管理も出来るのでしょうが、非公認の飛行場などでクラブ組織として運営していないところなどでは、混信の心配がないからと言って好き勝手に飛ばしだすと余計に危険にもなるでしょうし、ラジコンを趣味としていない一般の方が1機や2機程度が飛んでいたときなら危険も感じず見ておられたのが複数の機体が縦横無尽に飛んでいるのを見て危険なイメージを受けてしまうことも考えられます。
これからますますラジコンを楽しむ環境が悪化していくのに拍車が掛からないように、ユーザーが今以上にマナーを守っていっていただきたいと思います。

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ブラシレスモーターの最大電流値って?

良くブラシレスモーターってどのくらいの電流値まで流せるのですかって聞かれることがあるのですが、モーターのサイズやそのモーターに使われている巻き線の太さによってもまちまちです。
同じサイズのモーターでも巻き線が太ければ大きな電流が流せますが線が細ければ流せる電流値は、低くなってしまいます。
それじゃどうすればいいのかと言うことになるのですが、一番目安となるのがモーターをフルパワーで回したときにモーターの温度になります。
リポバッテリーを使うときにリポに過電流がながれてバッテリーが膨れないように電流を測るのを良くされると思いますが、モーターの温度を気にしている方って意外と少ないかもしれませんね。
モーターも過電流が流れて無理をすると当然熱を持ちます。
この熱は、巻き線に電流が流れるときに発生しますので、過負荷になって無理にモーターを回そうとするとその分電流が多くながれ発熱をします。
この発熱があまりあがりすぎると巻き線が焼ききれたり、磁石の磁力が弱くなってしまったりします。
どのくらいの温度がよいかと言うと出来れば60℃以内ぐらいまでにしておくのが一番良いでしょう。
もし、温度が130℃を超えてしまうと最悪磁石が死んでしまいモーターが使えなくなってしまいます。
ですから、モーターやバッテリーに無理をさせないように温度を測っておくとよいでしょう。
それに便利なのが非接触温度計で赤外線によって測る温度計で手の入りにくいようなところでも使用できる利点があります。
電動を楽しまれているかたは、是非モーターの温度にも気を配って効率の良い状態でパワーユニットを使用してください。

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Tahmazo デジタルIR温度計