オリジナル リポバッテリー「HOT-LIPS」に新型登場!!

今回、当社オリジナルのリポバッテリーの「HOT-LIPSシリーズ」で新型の発売を開始しました。
最近のインドアブームもあり、先行で発売したインドア機「マーキュリー」は、発売以来好評をえており、特にF3Pを本格的に楽しまれているかたなら、1gでも軽量に仕上げようと工夫をされている方もおられるとおもいます。
今回は、小型のリポを3種類発売開始することになりました。
一つは、フランスで先行発売をしていた2S1P240mAというシリーズ最も小型の物と現行の360mAの新型モデルです。
Dsc00898_2 2S1P240は、シリーズ最軽量の15g(コードコネクター含む)でF3Pの競技機で軽量でありながら競技のフライト時間は、シッカリとパワーを出したいといわれるユーザーにお勧めです。

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こちらは、2S1P360 miniです。
重量は、22gになっています。
サイズは、22mmx41mmx14mmとなっています。
Dsc00895 こちらは、3S1P360miniです。
重量は、30gでサイズは2Sとほぼ同じで3セルの分厚みが20mmと厚くなっています。

Dsc00906 現行の360mAと比べると2回りほど小さくなっています。
このような形状にすることによって、胴体の細い小型電動グライダーなどでもパッテリーの搭載がしやすくなっています。
現行サイズのバッテリーもまだ同時に発売してゆきますので、機体にあわせて使い分けていただければよいでしょう。


コマンダー148とSAITO FA-40aGK VOL2

Dsc00660 アンダーパワーかと思っていたにもかかわらず意外と機体に対してベストマッチといった感じをうけました。
5m前後の強風をものともせずに糸を引いたように綺麗に離陸してゆきます。

Dsc00719 水平飛行は、2/3ぐらいのスロットルで実機感の有る機体に対してちょうど良い感じの速度で飛行しています。

Dsc00747 水平飛行からフルスロットルで引起してのループもストレス無くこなします。

Dsc00743 ナイフエッジも高度を下げることなくまた頭を上げすぎることも無く綺麗にきまります。

Dsc00731 背面飛行でも、エンジンが息継ぎするようなことも無く安定してまわっています。
40クラスの4Cらしからぬ野太いエキゾノトも心地良い響きでなかなか雰囲気があります。

Dsc00678 着陸進入からスローも安定しています。
非力な感じのあった4C40エンジンですが、なかなかパワーがありこのようなノスタルジックな雰囲気の機体や、デカスロンやパイパーカブなどの高翼スケール機などに良いかもしれません。


コマンダー148とSaito FA-40aGK VOL.1

中国製完成機が数多く発売されるなか、久しぶりの純国産完成機として発売を開始されたOK模型「コマンダー148」は、4サイクルエンジンを搭載する場合40~50クラスと指定されているのですが、こんな場合50クラスのエンジンをチョイスされる方が結構おられると思いますが、下限の40エンジンを載せたらどんな飛びをするかテストです。
Dsc00763 今回テストに選ばれたエンジンは、斉藤製作所の「FA-40aGK」です。
私自身は、あまり斉藤のエンジンを使用する機会がすくないのすが、このGKは、黒のエンジンにゴールドのカムカバーがなかなかカッコイイし機体のノスタルジックな感じとマッチしていると思います。
飛びのイメージとしては、メーカー指定の下限のエンジンなのでユッタリした飛びを想像しています。
Dsc00652 エンジンを始動すると斉藤エンジンの売りの一つである実機感の有る排気音がなかなか力強くきこえます。
強風に正対してスロットルとハイにしてゆき滑走がスタートします。

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ほんの数メートルの滑走の後機首を若干上げたと単にいとも簡単に滑走路を離れました。

Dsc00659 風の強さも感じさせないぐらいに安定した離陸をしてゆきます。
想像では、もう少し滑走距離がいるのかを思っていたのですが、まったく関係ありませんでした。
さて、いよいよ高度を取って行きます。
最近電動機を見る機会の方が多くなってきたのですが、久しぶりにエンジンの音を聞くとやっぱりワクワクしてきます。

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PILOT「LIME」テストフライト

OK模型から近々新発売の予定になっている小型電動グライダー「ライム」のテストフライトを見てきました。
Dsc00647 この機体は、全幅1140mm・全長810mm・全備重量250gと既発売の「シトロン」とほぼ同様の機体サイズとなっていますが、パワーユニットが遊星ギアダウンユニットとモーター・アンプが一体になった「180遊星ギアダウンパワーユニット」が標準装備となってユーザーは、RCメカとバッテリーを用意するだけでよい初心者にもやさしいセットないようになっています。
Dsc00773 天気は、曇天で5m前後の強い風が吹く中でもテストとなり、全備重量250gの軽量なグライダーにはちょっと厳しい条件下でのテストとなりました。

Dsc00775 パワー全開で手を離れた機体は、さすがにブラシレスモーター搭載機のような角度とは行かないものの180クラスのブラシモーターの機体で有りながら5mもの強風のなか風に持っていかれることなく上昇してゆきます。

Dsc00801 20秒ぐらいで十分の高度に達します。
モーターを止めてグライドに入ると8%の薄翼と0.7mmの主翼後縁にお陰でシッカリ風の中で前進してゆきます。

Dsc00803 ラダー機ながら適度な翼端上半角のお陰で舵の効きもよく軽量な機体重量を感じさせず風の中でもシッカリと効いています。

Dsc00818 着陸進入速度も速くなく慣れた方ならハンドキャッチも十分出来る速度で進入してきます。
これからラジコン機を飛ばしてみたいと思われている入門者の方には、モーターからアンプまでセットされてフライトまでのコストを安く抑えられることや、安定した飛行性能でお勧めの機体となりそうです。


APCプロペラは、どれくらい回せるの?

先日、お客さんから「APCのプロペラは、どれくらいまで回せるのですか?」との問合せがありましたので、Landing Products社のホームページを参考に紹介します。
当社で扱っているAPCプロペラでエンジン用及び電動用(Eが付くもの)については、190,000をプロペラの直径で割った数字がそのプロペラの最大回転数になるということです。
たとえば、10x6のプロペラなら直径が10インチ・ピッチが6インチのプロペラなら190,000÷10=19,000と言うことで、19,000回転が最大回転数となりますので、19,000回転以下で使用することが良いということになります。

スローフライト用(SFが付くもの)については、65000をプロペラの直径で割った数字がそのプロペラの最大回転数になります。
10×4.7SFなら65,000÷10=6,500となり、6,500回転が最大回転数となりそれ以下で使用することが良いということになります。

これは、あくまでも好条件においての数字であるので、プロペラのバランスが狂っていたり傷が入っていたりすると耐久性能は、低下するので上記で紹介した数字は、目安として考えておくほうが良いでしょう。

それから、APCプロペラに前もって開けられているプロペラ軸の穴は、正確でなくプロペラを裏から見たときに成型されている凹み部分が正確な位置ですので穴の大きさをリーマーなどで調整する場合などは、そちらにあわせてください。
特にアダプターリングが付属しているプロペラは、必ずアダプターリングを使用してそれに穴をあわせてください。

初心者の方のために、紹介するとプロペラのサイズは、一般的にインチで記載されています。
先ほど紹介した10×6のサイズのプロペラなら、直径が10インチ・ピッチが6インチになります。
ピッチと言うのは、そのプロペラが1回転した時に進める距離が6インチと言うことになりますがこれは、あくまでもプロペラのヒネリがネジのようにロス無く進んだと仮定しての数字ですので実際に進める距離と一致するものではなくこちらもあくまでも目安と考えてください。
その機体に合ったプロペラについては、季節や空気の密度・湿度によって変わってきますし、電動機などの場合は、特にモーター・バッテリー・ESC・機体重量等によって条件が代わってきますので、キットなどで指定しているプロペラだけでなくそれを参考に色々試してみて自分の機体に一番合った物を探すことも必要になってきます。
APCのプロペラが非常に種類が多いのもモデラーが自分の機体に合ったものが選べるようになっているところにもあります。
ちょっと話がそれましたが、何かの参考になればと思います。

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