バルサキットを作ってみよう2日目

定板も準備ができたところで、先ず主翼から製作を始めます。

Seda10 レーザーカットされた部品をシートから外して行きます。

シートからバラバラにならないように、カットラインの一部が0.5mm程度カットせづに残されているので、そこのところをもって少し曲げるとペッキ!ペッキ!と簡単に外すことができます。
この感触が結構気持ち良かったりします。

Seda7 ダイカットキットの古いのみたいに、完全にカットの刃が通ってなくてカッターナイフで切り取るとようなことは、ありません。

Seda8 この、カット面の白いところがシートとパーツのつながっていた部分です。
バルサシートの木目を上手く生かして少しの力で簡単に外せるように考えてあります。

Seda9 切り口をそのままにしておいても、問題無いですが気になるようならサンディングペーパーを軽く当てておくと良いでしょう。

その際は、力を入れずになぜる程度にしてください。

Seda13 すぐに接着しないで、先ず仮組みをしていきます。

仮組みのリブが定板から浮き上がってしまわないようにマチ針で仮止めしてゆきます。

Seda14_1 このキットは、主翼が曲がり無く組み立てられるようにリブの後縁側の下に治具が一緒に成形されていてこれを定板から浮かないようにすると歪みの無い翼が簡単に製作できるように工夫されています。

Seda12 直角を出すところは、L字曲尺や三角定規を使って正確にあわせておきます。

この時点では、まだ接着はしていません。

Seda15 浮き上がるところは、マチ針で止めていきます。

このマチ針ですが、手芸用品店で売っている500円ぐらいの物が良いです。
以前安物を買って使ったら止めるときは、良いのですが外すときに引っ張ると頭についている丸いところが取れてしまって、ペンチではさんで外さないといけなくなっったことがありました。

こんな感じで、先ず仮組みをして歪みの無い正確な主翼を作るように注意していきます。

完成機が、一般的になってきている中で模型の原点である作る楽しみを感られるのがバルサキットです。


DAGO REDの修理1

今回のスケパイのために新調した、「DAGO RED RS」ですが、離陸の失敗で機首が折れてもげてしまい無残なすがたにショックをうけていたら、OK模型の高松社長が「大将それ直るから直しや」と言われたのです。
バルサ機なら、まだしもEZの機体でそれも機首が折れてちぎれてしまっているのであきらめようと思ってたのですが、製造メーカーの社長が直るっていわれたので、一度チャレンジすることにしました。
私流の修理なので、参考になるかどうかわからないですけど少し紹介しようと思います。

Syuuri1 この無残な姿をご覧ください、防火壁のところで胴枠が折れてしまい機体の外皮であるスチレンペーパーがちぎれています。

こんな状態になったらあきらめてしまう人がほとんどじゃないでしょうか?

Syuuri5 胴枠材の折れているところの折れ方をチェックします。
出来れば細かな破片も残しておきましょう。

(エンジン側)

Syuuri6 胴体側もチェックします。

見れば見るほど無残です。(ToT)/

Syuuri9 プロペラやエンジンなどを取り外します。
このときに、廃油等の油分が接着面につかないように慎重に作業していきます。

Syuuri10 Syuuri7エンジンやカウリングなどは、アルコールを使って綺麗に掃除をしておきましょう。
泥や埃も取っておきます。
コンプレッサーをお持ちの方は、エアーで細かな汚れなども吹き飛ばしておくとなお良いとおもいます。

Syuuri12 外した部品は、なくならないようにケースなどにまとめておくとよいでしょう。
写真の手前に銀色の灰皿のような物は、底に磁石が付いていてビスなど金属製の細かな部品を入れておくと磁石が効くものならくっついて皿をひっくり返しても落ちることがないのでビスなどがなくならず重宝しています。
ホームセンターに売っているので、興味のあるかたは探してみてください。

パーツを外したところで、いよいよ修理にかかります。

本当に直せるかな・・・・(^^;


テストフライト

いよいよ、スケパイも今週末になりました。

ということで、日曜日にまず「ケイサット」のテストフライトにいってきました。

Staisyo1 エロリンも百回チェックして、逆舵でないことをまず確認です。
ニードル調整して、いよいよスタート。

パイロン機なのでプロペラの直径が小さくスピードが乗るまで時間がかかります。
ですから、スロットル全開で助手に勢いつけて押し出してもらってエレベーターフルアップ状態で一気に離陸します。

ここで、普通の飛行機のように離陸しようとするとスピードに乗り切らず失速してこけてしまいます。
当日も、一緒に行った某氏が初めてパイロン機を飛ばすということでしたが離陸を慎重にしすぎて、3秒で終わりました。(ToT)/~~~
機体は、軽症なので頑張って治してくださいね。

Staisyo2 1フライと目は、打角が強すぎたのと、最近まともにエンジン機を飛ばしてなかったので、指ハンチング状態で機体が安定しませんでしたが一旦降ろして打角を調整して、減らして気を落ち着かせて2フライト目をチャレンジ今度は、機体も指も落ち着いて飛んでくれました。
こまたんにターンのタイミングとテクニックをレクチャー受けながら無事終了することができました。

よく考えると、3度スケパイに挑戦してはじめてテストで落とさずに行くことが出来そうです。

Sia9c1665 ところで、このお腹は・・・

(ーー;) うっ! こまたんこんなショット撮らないでよ~@^^@ ハズカシ

でも、今回はちゃんと飛んでくれたので見なかったことにしよう・・・

あっ\(◎o◎)/!DAGO RED忘れてる  間に合うかな・・・

photo by komatan


ホビーショーレポートVol.5

今回は、テトラさんのブースに行ってみましょう。

Sizuoka7_1 テトラさんと言えば思い出されるのが、バルサキットです。
私も、良く作った物です。
最近は、バルサ組フィルム張り完成機が、当たり前になってきていますが以前は、バルサ組みの完成機は値段が高くなかなか手が出せなかったし今のように、種類も豊富になかったので飛行機はキットで組み立てるものというのが当たり前でした。
最近では、バルサキットを組み立てるほうが高くついたりします。

テトラさんのキットは、種類も豊富で特にセミスケール機は組み立てやすく、飛ばしやすいものです。
本格的なスケール機は、作るのも難しく、飛ばすのも難しいとなかなか手が出しにくいイメージがありましたが、でも低翼機が飛ばせるようになってくるとスケール感のある飛行機を飛ばしてみたくなってきますよね。
そんな、夢をかなえてくれたのがテトラさんのセミスケールキットだったのです。

あっ!別にテトラさんからは、何もいただいてないですよ・・・σ(^◇^;)
これは、私の体験上で感じたことですので。

私も、始めた頃は、「早くゼロ戦が飛ばせるようにならないかな・・・」と思いながら高翼練習機を組み立てて飛ばしていたものです。

Sizuoka6_1 それから、テトラさんといえばアクセサリーパーツです。
タイヤから、リンゲージロッド、燃料タンクその他、豊富な種類のパーツがあり、ラジコンをやっている人なら一度はお世話になったことがあるんじゃないかと思います。

うちのショップも、近いうちにテトラさんのアクセサリーパーツを扱っていきたいと思っています。

Sizuoka8_1 今回、こちらのブースで目を引いたのは、この「二式水上戦闘機」です。
エンジンは、4サイクル90クラスですごくボリュームのある機体でした。

そういえば、最近スケール機って飛ばしてないな・・・

久しぶりにスケール機を飛ばして見たくなりました。
今まで、作ったなかでテトラさんの「50疾風」に4枚ペラつけて飛ばしてたのが良かったです。

まだ、バルサキットを作ったことが無いとおっしゃる方も居られると思いますが、一度バルサキットを作ってみてください。
自分で一から作った機体を初飛行するときの緊張感と、飛んだときの嬉しさは格別です。
また、機体に対する愛着心はARFとは違うものがあります。

それに、バルサ製の機体の構造も理解できて多少の破損は、簡単に修理できるようになります。


ラジコンの楽しみ方って

先日、中国からのお客様を向かえて私たちのメンバーがやっているラジコンの楽しみ方を体験してもらうことになったのは、ご紹介しました。

今まで、私もいろんなクラブにお世話になりましたが、結構そのクラブごとに特色がりました。
でも、なにかしっくり来ないことが多くあり結局足が遠のいてしまう結果になりました。
みなさんも、そんな経験をお持ちの方も少なくないと思います。

確かに、場所を確保しなければならいから、安全確保のルールは当然なんですが、それ以外にカテゴリーをしばられたり、初心者やメンバー以外を疎ましく扱ったりとか・・・

今、私がお世話になっているところはクラブ形式はとっていないのですがラジコンを中心に面白ことなら何でもやってみようという考えのメンバーが集まっています。

ラジコンのカテゴリーは一切関係なしです。
飛行機は、もちろんのことグライダー・車・ボートなど誰かがこんなことやってみないかと提案して、それに賛同したものが集まるというふうです。

それに、美味しいものに目の無いものもがたくさんいますし、すぐに「焼こか・・・」(BBQの事)と言い出します。
極端な場合は、朝電話で
A「今日、どうするの、山?川?」(まるで忠臣蔵の討ち入りの合言葉・・・(*^▽^)ノ彡☆ばんばん!)
B「今日は風が良いから山ね」
A「昨日美味しそうな肉が入ったから焼こか・・・」 
B「焼こ・焼こ・・・じゃ何か他も持っていくは・・・」
という具合です。
だから、ラジコンだけ楽しみにくるのじゃなくて家族が食事を楽しみに来たりもします。

そんなのラジコンじゃないと思われる方もおられるかもしれませんが、私たちはこんなのもラジコンの楽しみ方かなって思いながら集まってます。

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(写真提供:こまたん