スケパイ用語「タイショる」・・・?

来る11月19日にRCAW誌主催の「スケールパイロンレース ウエストラウンド」が開催され私も、エントリーを済ませました。

今回の機体は、関東で使用した「ケイサット」と「ダゴレッドRS」での参加ですので新しく機体を作成することもなく、余裕だったのです。
が・・・そういえば「ダゴレッドRS」を修理してからまだテスト飛行していなかったので、ちょっとテスト飛行に行くことにしました。

それが間違いのもとだったのです。

時間の余裕が無いときにとりあえずのテストだからとバタバタでかけました。
エンジンも一発でかかり良し良しと高をくくってたのです。

風向きがちょっと悪いけどエンジンのパワーもあることやしまあ良いか・・・と離陸しました。
それが運の付浮いたとたんにグラッときました。
え~~~しまったと思ったのもつかの間機体は、失速して墜落せっかく修理したのに今度は修理が不能なぐらいに破損してしまいました。

う~~~後一週間も無いし・・・

しょうがないからケイサットだけで参加しようかな・・・

でも、ダブルエントリーしてエントリー代も払ったしはじめからリタイヤするのも悔しいし・・・

っで、結局もう一機ダゴレッドRSを作ることになりました。

実は、私なぜかスケパイ ウエストラウンド前になるとそれように作った機体をテストフライトで墜落させて同じ機体を1週間ほどで作って参加することになるのです。

そこで、友達のクマさんがいつの頃からかテストフライトで飛行機落としても一度同じ機体を作ることを「大将る」「タイショる」という言葉を作ってしまったのです。

結局今回もやっぱり、しっかりタイショってしまったのでした。(T_T)

そのほかの類似語に「タクる」ってのもあるんですけどその語源は、ひ・み・つです。

語源の方、今回は雨降らさないでくださいね。(;¬з¬)

Ta1_1


フラップロッドエンドカバーの取り付け

J20 主翼上面のフラップのコントロールロッドは、このように出てきます。
ここにカバーをつけます。

J25 カバーはFRP製で主翼と色を合わせてこのように成形されたものが入っています。
これを主翼に合わせて要らない部分を切り取って成形します。

 

J21 成形したカバーを瞬間接着剤を使って接着するのですが、その前に「OKボンドターボ」を接着する部分に吹き付けます。

J22 その後ウエスなどで塗りこむように吹いておきます。
この作業をしておくと瞬間接着剤を着けたときに起こる独特の白曇を防ぐことができます。

 

J23 瞬間接着剤は低粘度のものに細いノズルを取り付け主翼とカバーの合わせ目に接着剤を浸透さすように接着剤の着けすぎに注意して接着します。
ここで普通のアジャスタを使用するとコントロールホーンからアジャスタをはず時に広がらずに外せなくなることがありますので、MPJET製の「NYLON M2 CLEVIS」を使用すると、クレビスのピンだけを抜き取ることができるのでメンテナンスが楽にできるようになります。


ジンジャーのフラップサーボを積む

エルロンサーボが積めたところで、フラップサーボにかかります。

J24 先ずサーボホーンとフラップのコントロールホーンの距離にあわせてコントロールロッドを作ります。
ロッドは、フラップ側を少しくの字に曲げておきます。
角度は、フラップホーンにロッドをつないで効率よく動くように現物合わせで決めています。

J17_1  サーボは、仮につけてまだ固定しません。
後で受信機をつけてホーンの位置を確定してから固定します。
サーボコードは、オリジナルのままでも届くのですがギリギリなので少し余裕を持たすために延長しました。

J18 ここで、エルロンとフラップのコードにコネクターを取り付けます。
今回は、エルロンとフラップが1つのコネクターで接続できるように「MPX CONNECTOR」を使用しました。

 

J19 このコネクターは、6ピンになっているので2つのサーボを一度に接続することができます。
コードのプラス・マイナス・信号の各線をコネクターのピンに半田付けして、絶縁のシュリンクチューブを被せておきます。
ピンの位置は、自由ですがオス・メスともに同じピンにつけるように気をつけてください。


ジンジャーのエルロンサーボを積む

エルロン・フラップのサーボベットが接着できたところで主翼にサーボコードを通せるようにしておかないといけません。

J11 主翼中央部の裏側にサーボの延長コードが出せるように穴をあけます。
一度胴体に片翼を取り付け位置を決め印をつけます。
その印を目安に穴をルーターであけますが胴体の幅より外に出ないように位置に気をつけます。

J12 穴があけられたらエルロンとフラップの取り付け箇所からそれぞれガイドになるように、タコ糸を通しておきます。
このときに掃除機を使って糸を出すところから吸わすと楽に糸を通すことができます。

J15 エルロンにもコントロールホーンをねじ込むように穴が加工されているので、付属の真鍮製にコントロールホーンを取り付けます。
このホーンはネジが切ってあるので、根元までしっかりネジ込んでおきます。

J16 サーボをベットに取り付けたらリンゲージをします。
このときにエルロンもサーボもニュートラルを先に出しておきます。
今回は、サーボベットを使っているのでニュートラルが違って後で修正するのも簡単にできますが、シュリンクチューブを使ってサーボを直接接着するときなどはやり直すのが結構手間なので、しっかり調整しておきます。
リンゲージは、フラッターを起さないようにガタが無いようにリンゲージして、サーボカバーを仮付けして、ホーンがカバーに干渉しないようにも調整しておきます。


ジンジャーのフラップサーボ

フラップサーボもサーボベットを製作します。

J8 こちらのサーボは、普通の形状のサーボなのでサーボホーン側からしかビス固定することができません。
そこで、バルサブロックにサーボの耳が差し込めるように切込みをいれまます。
バルサそのままでは、柔らかくて強度不足になるので低粘度の瞬間をバルサブロックにしみこませて、強度を持たすようにしました。

J9 固定は、カーボンキュアシートを短冊状にしてサーボを押さえるようにブロックにネジ止めします。
このときもネジ穴に瞬間を流してネジ穴がボケにくくしておきます。

J13 出来上がったサーボベットを接着する前に、主翼上面にロッドが出せるように加工をします。
フラップには、はじめからコントロールホーンを取り付けるための穴が書こうされているので、位置決めは簡単です。

J14 その穴を目印にコントロールロッドのアジャスターが出せる大きさに主翼のシャーレを切り取ります。
このときにルーターを使用すると簡単に加工することができますが、キットにここへ取り付けるカバーが入っているのでそれの大きさとあわせてあけすぎないように注意します。

J10_1 上の加工をすると、フラップサーボの取り付け部分から今開けた穴が見えるので、サーボベットを入れてロッドが真っ直ぐにリンゲージできるようにベットの位置を決め印をつけます。
印がつけられたら、ベットを一旦取り出してエポキシを取り付け位置に盛りつけサーボベットを印をつけた位置にあわせて接着します。
この作業を分割された左右の主翼に行って主翼のサーボの取り付ける準備が完了しました。