ジンジャーのメカ積み1

フルコンポジットの機体は、ほとんど完成機なので基本的にはリンゲージとメカ済みがメインになります。

J36 この機体のラダーのコントロールホーンの取り付けるところは、空洞になっていたので、バルサブロックを現物合わせで削ってエポキシで接着します。
それに、使用するコントロールホーンをエポキシで固定しておきます。

J37 機体側の延長コードを主翼のコードの極性を合わせて作製します。
今回使用した「MPX6ピンコネクターは、コードを半田付けするタイプなので、後で半田が外れないようにしっかり付けそれぞれシュリンクチューブで絶縁しておきます。

J35 受信機側のコネクターにそれぞれエルロン左右・フラップ左右を印をつけておきます。
写真では、マスキングテープにペンで書き込んだのですが、後で機体の中を通すときに邪魔になるので、コネクターにマジックで直接書きました。

J38 左右の延長コードが4本になるので、機体内を通すときに通しにくいのでコイルチューブでまとめておきます。
少し長い目にコイルチューブを巻き実際に受信機にコードを差し込むときにコイルチューブをカットして配線しやすくしました。

J39 胴体の主翼取り付け部分にもルーターで配線の通る穴をあけます。
今回は、後で「ボルトスパイCIA」を搭載したいので少し大きめに開けました。
この穴の大きさは、組み立てる方の搭載方法で決めてください。


ジンジャーのメカポッドの加工

今回は、メカポッドの加工をしていきます。

J2 ジンジャーの機首の部分は、外側のポッドを外すとメカを搭載する部分が加工されていて、ラダー・エレベーターのコントロールロッドのガイドが加工されています。

J32 搭載するサーボ・受信機・受信機用バッテリーに合わせて印をマジックなのでつけて、ルーター等を使って穴をあけていきます。
写真では、手前の機首部分からバッテリー・受信機・サーボを搭載するようにしています。

J31 裏側にバラストをパイプに入れるための穴をあけます。
いずれの穴もいきなり大きく開けずに少し小さめに開けて現物にあわせながら削って広げて行くほうが失敗が無く良いと思います。

J33 穴あけが完了したらサーボやスイッチ等タッピングビスで固定するところに3mm~4mm厚のベニアを裏からエポキシで接着しておきます。
これをしておかないとビス穴がバカになって外れてしまったりしますので、必ずビスのタッピングビスを使用するところには加工しておきます。

これで、ポッドの加工は終了ですがまだ胴体には接着せずにサーボ等を載せてリンゲージを決めてから接着をします。


ジンジャーのバラストパイプ

スケパイなどでしばらく離れていましたが、今日は、ジンジャーにバラストパイプを搭載します。
手元にあるトリニティー用の真鍮バラストを使用する予定で、パイプの選択をしますが、なかなか適当なものがありません。
トリニティー用のバラストが19.5Φなのでそれに合う直径20Φのパイプを色々と探しに行きましたが、意外とありません。

J26 結局ヒロボーのシャトルのアルミテールブームがピッタリサイズなのです。
しかし、アルマイト加工されたパイプなので機体への確実な固定が難しいです。
パイプだけならそんなに難しいことは、無いのですが500gぐらいのウエイトが入ると着陸時の衝撃力は、結構なものとなるのでいい加減な固定では外れてしまい完成した機体では再固定が面倒な作業となります。

J27 先ずはパイプの底となる部分の加工をします。
パイプの端の部分に5mmぐらいの切り込みをパイプの外周に入れます。

J30 それに5mm厚位のバルサをパイプの大きさに合わせて丸く切りパイプの底にします。
切り抜いたバルサにシリコン系の接着剤を着けパイプにはめ込みパイプの切込みを入れた部分を内側に折り曲げパイプの底を作りました。

J29 4mmベニアを機体の形に合わせて切り出しパイプが入る穴を開けます。
この穴は、パイプがピッタリ合うようにします。
これを2枚作ってパイプに接着します。
そのときにパイプの外側をサンドペーパーでアルマイト加工された表面を荒らして接着材が着きやすくします。
接着には、難接着用の弾性の有るエポキシを使用します。
ベニアの接着が完了したら、ベニアとパイプの奥の下側に難接着用のエポキシをたっぷりつけて機体内部の主翼の下になるぐらいのところに接着します。
手前側は、機首のポッド部分が接着されるのでポッドの厚み分パイプと胴体に隙間が出来るようにしておきます。

これでパイプの取り付けは完了です。
アルミパイプを使用する場合は、真鍮のバラストを出し入れする時に擦れてバラストが黒く変色する場合は、バラストに薄手のシュリンクチューブを被せると良いでしょう。
ただ、バラストとパイプの直径の差が0.5mmしかないのでシュリンクを巻くと入らなくなる場合がありますので注意してください。


F1クラス

今回は、ダブルエントリーしているので、次に「F1クラス」に出場です。
ウォーバード・エキスパートの次がF1クラスなので、結構いそがしいです。

Sp20 機体は、前回関東で使用した「ケイサット」です。
関東では、使い込んだエンジンを搭載していたので、本番ではあまり回転が上がらなかったので、今回は新品を投入しました。
先ずは、機体確認です。

Sp21 こちらのクラスもトップのヒートで、シンガポールのYONGさんと一緒になりました。
メカチェックからエンジンスタートです。
がっ! なんとこの時にエンジンのプロペラナットがノッキングで緩んでしまい、1ヒート目はリタイヤになってしまいました。
2ヒート目は、無事エンジンもかかりスタートしました。
このクラスは、パイロンを回らなくてもパイロンを越せばOKなのですが、飛んでいるときには、そのことをすっかり忘れてしまいパイロンをカットしないように大回りしてしまいタイムが上がりませんでした。

Sp22 今年も、やっぱりセンターパイロンの犠牲者が出てしまいました。
去年は、私のケイサットがセンターパイロンのポールのど真ん中にヒットして粉々になってしまいましたが、今回は私と同じヒートの方が当たってしまいキットから製作された「ムスタング」を潰されてしまいました。
いつも、思うのですがこのセンターパイロンてどうなのかな・・・
関東は、2点パイロンだし、関西は3点パイロンなのです。
東西で同一ルールで出来ないものかといつも思います。

さて、このF1クラスは参加者が多い為、まだまだつづきます。

そう、あの忘れてはならない男もこのクラスなのです・・・・


ジンクス

いよいよ、明日「スケールパイロンレース」になりました。

タイショった機体も何とか間に合い機体も車に積み込んで準備完了できました。
今回のレースは、この前に北京へ行ったときにお会いした「Singapore HOOBBY supplies」のYONGさんが親子で参加されるということで、またインターナショナルなレースとなりそうです。

RCAWのHPに参加メンバーと組み合わせが発表されていました。

でっ!・・・

なんと、なんとあの方の名前があるではありませんか・・・

う~~~やつがくる・・・・

日本一の雨男が・・・・

明日雨が降らなければ良いのに・・・

と思っていたらなんと、夕方になって降ってきたではありませんか。

天気予報を見ると降水確率は、80%以上所によっては雷

やっぱりジンクスは、ぬぐえないのか。

某ラジコン雑誌のファンなら誰もが知っている、そうあの方です。

今や、「戦う熱帯魚」となった・・・あのかたです。

「タクる」の語源となった・・・

でも、名前は・・・ひ・み・つです。(;¬з¬)

誰かこのジンクスを破ってくれる人が現れないものか・・・

                  Taku