コンボ25Lを作ろう! その7

 TOPMODEL コンボ 25L バルサキットの製作、その7です。

いよいよ生地の仕上げに入ります。サンディング作業をしていきます。

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ここからは、サンディングブロックが必須になりますよ。

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胴体のサンディングです。説明用に右半分(写真左側)だけ仕上げてみました。
このままでは分かり難いと思いますので、ビフォーアフターを順に見て頂きます。

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サンディング前です。微妙にヘコミや隙間があるところは、スーパーモデルパテ バルサで埋めています。
パテの使い方のコツについては、こちらこちらをご覧ください。

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サンディング後。きれいに曲面になるように、仕上げていきます。

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下面も同じように、

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角が消えるように、綺麗に仕上げていきます。

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下面、前側も、同じように

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角を消して、仕上げていきます。

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胴体後側、水平尾翼が入るところは、切り落としておきます。

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垂直尾翼が入るように、後の部分を切り欠いておきます。

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水平、垂直尾翼、胴体の後が綺麗に一直線に並ぶように調整します。
ラダーのヒンジが入る様に、胴体にラダーヒンジのミゾを切っておきます。
また、この時点で、垂直、水平の両尾翼が正しく直角に取り付けられるかどうかのチェックをしておきます。
フィルムを貼った後、取付時に多少の角度調節はできますが、この時点で大きくズレていると、後で修正するのは大変です。
まだ接着はしません。

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続いて主翼です。前縁は、前縁材をプランク材が挟んでいる状態です。このままではいけませんので、図面通りを目指して、前縁を丸く削っていきます。

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削った後です。プランク材が先に向かって薄くなっているのがお分かり頂けますでしょうか。
これを図面の翼型通りに、フリーハンドで仕上げるのはなかなか困難ですので

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尾翼の仕上げの際に作ったようなジグを作って、均一に仕上げると楽にできます。

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胴体主翼ともに、プランク材を貼った時の段差を荒めのパーペーで均してから、全体を細かいペーパーで仕上げます。
その後に、実際に主翼を胴体にはめてみて、隙間ができていないかチェックします。
隙間があった場合は、バルサ材などで埋めておきます。

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これで、生地完成となりました・・・と、その前に。
ここで動翼(ラダー、エレベーター、エルロン)を挿し込んで、段が無いか再チェックします。ペーパー掛けの後は、各部の厚みが変わっていますので、段が発生していることがあるのです。
フィルムを貼った後では、フィルムをはがしてサンディングしなおさないと修正できませんので、フィルムを貼る前に、仕上げておきます。

それでようやく、本当に生地完成です。

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続いて、フィルムを貼っていきましょう。
色はAフィルム AF26ホワイトです。

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まずは下準備から。フィルムがしっかりつくように、フィルムボンドを20倍程度に水で薄めて、塗っておきます。
刷毛塗りするのではなくて、布に染み込ませて、拭くようにして塗ります。
布は、着なくなったTシャツの端切れでも、雑巾でも、何でもいいです。

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軽くフィルムボンド溶液で湿らせて、硬く絞っておき、表面の埃を拭きとるようにします。
ベトベトに塗る必要は全くありません。
硬く絞っても、拭いた後は僅かに湿っているのが分かると思いますが、これで十分です。
尾翼、主翼、胴体、すべてのパーツにフィルムボンドを施します。

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フィルムボンドが乾いたら、折角埃をふき取ったばかりですが、目の細かいペーパー(写真は#180を使い古したもの。#220や#320でいいと思います)で、生地表面が僅かに濡れて、フィルムボンドで表面に微妙な粘りが出ることで起こっている「毛羽立ち」を落としておきます。サッと全体を撫でるようにするだけで効果はあります。
そのあとで、乾いた布で埃を払っておきます。

これをするとしないとでは、仕上がりが全然違いますよ。
軽くペーパーをかけるくらいなら、フィルムボンドはしっかり効きますので安心してください。

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フィルムを各パーツ用に切り出していきます。折込みなどを考えて、少し大きめに、かつ、無駄の無いように切り出します。

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垂直尾翼。半分ずつ貼っていきます。

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垂直尾翼の胴体に入る部分は、接着するため生地を出しておきます。
後でフィルムだけを切り取ってもいいですが、先に直線に切っておいて、そのラインを基準に貼っておいた方が楽でしょう。

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フィルムが貼れたら、ラダーヒンジが入る部分のフィルムを、ラダー側のミゾを目安に切っておきます。
ラダーのフィルムを貼ってしまってからでは、ミゾがどこにあるかを探さなければいけませんので・・・。

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ラダーのフィルム貼りをして、今度は垂直尾翼のヒンジミゾを目安にラダーのヒンジミゾを切って、完成です。

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水平尾翼です。リブとリブの間に空気が溜まりますので、ヒンジミゾを深く切っておいて空気が逃げるようにします。

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エレベーターは裏表を一枚で貼ってみました。
フィルム貼りが苦手な方は、裏表一枚ずつにしてもいいでしょう。

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同じようにヒンジミゾを切って、ねじれや反りをチェック、修正して、尾翼のフィルム貼り完了です。

主翼や胴体は、切り出すフィルムの面積が大きいです。
ですので尾翼のフィルムを貼りながら、フィルムの縮み方などのクセをつかんでおいて、主翼や胴体のフィルム貼りで失敗しないようにします。

ということで次回その8は、最終回、主翼と胴体の仕上げです。

 

 

 


コンボ25Lを作ろう! その6

 TOPMODEL コンボ 25L バルサキットの製作、その6になります。

主翼、胴体と出来上がり、最後は尾翼の組み立てです。

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水平尾翼とエレベーター、垂直尾翼とラダーの材料です。

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はじめに、水平尾翼から作っていこうと思います。
図面には水平尾翼は右半分しか描かれていませんが、左右上下対称のものですので、片側ずつ作ってはひっくり返してもう片方を作ればOK。

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図面にあわせてパーツを接着していきます。

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水平尾翼のリブは、図面ではイモ付け(リブの小口だけで接着)するようになっています。
ですが工作も面倒ですし、溝を掘って埋め込むように接着する方が強度が出ますので、
リブの材料を、少し長めに切り出してから、

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余ったものにサンドペーパーを貼り付けて、ミニサンディングブロックにして

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リブがぴったりはまるように削って、接着します。

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中央の後ろ側が、ちょっと強度的に心配でしたので、手持ちのバルサ材で補強することにしました。ただ、補強材の木目の方向を間違えると、せっかく貼っても強度はぜんぜん違いますので、補強の木目の方向が、部材に突っ張るように(45°になるように)貼っておけば最も強度が出るかと思います。
写真を参考にしていただければと思います。

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ヒンジの溝を切っていきます。まず位置を図面から拾ってマークします。
こういう比較的薄い板のセンターに溝を切るのは神経を使いますが、

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カッターナイフの刃が希望の高さ(水平尾翼の厚みは6mmなのでのこの場合は3mm)になる様に、台の上に乗せて

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この台はそのまま動かさず、水平尾翼を動かして刃に当てて、薄く切り込みを入れて、それを目安に溝を切れば簡単です。

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このとおり、3mmの位置にまっすぐに溝が切れます。

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エレベーターにもヒンジ溝を切って、組み合わせます。

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水平尾翼の前縁は、フリーハンドで丸くしてもいいですが、
この様に尾翼前縁の曲線にサンドペーパーが合うようなサンディングブロックを作って、

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カンナをかけるように引いていけば、簡単に均一なラインが出せます。

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続いて、垂直尾翼とラダー。

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垂直尾翼は瞬間接着剤で貼り合わせます。

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次にラダーの加工をします。入っている材料は、ヒンジが入る面の斜め加工もされていませんし、前から後ろまで同じ厚みです。ラダーは普通、後ろに向かって薄くなっていますので、そのテーパー加工もする必要があります。
まず、ヒンジが入る面から1.5mmほどのところと、

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ヒンジが入る、厚みの真ん中に線を引きます。フリーハンドでも定規でも、うまく引きにくいので、先ほどの小ワザを応用して、ボールペンを固定して、ラダー材を動かして線を引きます。

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ちょっと失敗して2度引きしましたので、太くなりましたが、まっすぐな線が引けています。

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この線を目安に、サンドブロックで加工します。線が消えるくらいまで、サンディングすればOKです。

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次に後ろへかけてのテーパー加工。

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図面ではラダーの後ろ側は約2mmでしたので、中央に2mm幅が残るように、線を引きます。

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テーパーになるラインを両方の小口に書いて、

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台の上に置いて、

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先ほどの線を目安に、削り込んでいきます。
全体に均一に力をかけてしまうと、当然均一に薄くなってしまいますので、後ろ側(この写真だと右側、右手中指が当たっている辺り)に少し力をかけて、少しずつ、確認しながら削っていきます。

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片側が終わったところです。

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同じようにもう片側も削って、これで完成です。

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垂直尾翼の前側も、丸くします。

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フリーハンドでやってみました。
台の上に平らに置き、部材の厚みを意識して、厚みの真ん中に向かって削るように、手首を柔らかくして片側ずつ削るのがコツです。

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断面です。

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水平尾翼同様、垂直尾翼とラダーにもヒンジ溝を切って

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これでOK。ラダーを動かして、舵角が大体左右で同じだけとれるかチェックします。

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尾翼の工作、完了です。

ちょっと長くなってしまいましたので、サンディング編は次回、フィルム貼りと一緒にご紹介することにします。

 

 


Tahmazo TS-D1016MGをチェック!

Tahmazoから、久しぶりに新しいサーボが出ました。

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TS-D1016MGです。グライダーのエルロンやフラップに適した、薄型のウイングサーボです。
ご覧のように、サーボの耳(取付部分)が3か所、平積み専用のものがついています。
主翼に組み込む専用のサーボというわけですね。

公表のスペックです。

スピード トルク 重量g 長さmm 高さmm 幅mm 種別
0.14 2.4 19.2g 30.5mm 26.0mm 10.1mm ディジタル
オールメタルギア

スピード:sec/60° トルク:kg・cm(スピード、トルクは4.8V時)

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ギアはオールメタルギアになってています。
今回、ブログ用に(人柱として)分解しましたが、お客様は絶対に分解しないでください。
分解してしまうと、メーカーのアフターサービスの対象外になります。

ちょっとファイナルギアを持って動かしてみると、ほんの少し「遊び(ガタ)」があります。
オールメタルギアですが、競技用のようなシビアな性能ではないということですね。

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厚みは約10mm。グライダーの薄い主翼にも積みやすいですね。

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付属品は、サーボホーン1個と、サーボホーン固定用のビス1個です。
主翼に取り付けるためのビスは別途用意する必要があります。

よろしければ、チェックしてくださいね^^

 

 

 


コンボ25Lを作ろう! その5

TOPMODEL コンボ 25L バルサキットの組み立て、その5になります。

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前回は、主翼の完成まででした。今回は、胴体を組み立てていきます。

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バルサの側板にベニヤの補強を貼って、胴枠をはめ込んでいくという順序になります。

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側板に補強のベニヤパーツを貼ります。
補強を貼る時は、写真のように、胴体を組んだ時にベニヤパーツが内側に来るように、注意して貼ります。

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エンジンマウントと第一胴枠は、3mmベニヤ2枚貼り合せになっています。

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胴枠などを仮にはめ込んで、左右の反り、曲り、ねじれなどが無いように調整していきます。

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このとき側板の一番後ろを、ベニヤなどをあてがって目玉クリップで挟んでおきます。
この部分の合わせ方で、胴体のねじれや反りなどを最終調節していきます。

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下面もチェックします。胴枠のセンターに目印をつけて、その目印が一直線に並ぶようにしていくといいと思います。
胴体の性質を決める大事な工程ですので、慎重に行っていきます。
調節が終わったら、瞬間接着剤OKボンドFXで接着していきます。

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ウイングマウントを順番を間違えないように貼り合せます。

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3mm爪つきナットを、内側から打ち込んで、瞬間接着剤FXを周りに流して抜け止めにしておきます。

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これを側板にはめ込んで、エポキシ接着剤で接着します。

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次は補強用の棒材を接着して、プランクする面を整形します。

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側板に貼った棒材を、胴枠と綺麗なラインにつながるように削ります。
仮にプランク材を置いてみて、隙間ができていないかチェック。この写真では少し隙間ができていますので、もう少しサンディングして整形します。

準備が整ったらいよいよ上面のプランクです、が・・・

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ちょっとここで気になったのが、このプランク材(F-18)。ラダーリンケージのロッドが出る穴があいています。

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ラダーはノーズギアと連動させるようになっていますが、このつなぎ方だと、ノーズギアに向かうプッシュロッドが、無理に曲げないとできないのでは思いました。ここを、

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図面の通りではなく、このピアノ線のようない位置関係でリンケージした方が、ノーズギアプッシュロッドが真っ直ぐのままでできて楽じゃないかと思うんです。(ピアノ線は説明用で、実際には使用しません。)

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そうすると、先ほどのプランク材を反転しておけば、コントロールホーンを反対につけるだけで、ちゃんとラダーもリンケージできるはずです。

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ということで、後のプランク材は反転させて、胴体上面のプランクをしました。
接着は瞬間接着剤で行います。
プランク用の材料は、胴体幅よりも結構広いので、あまりシビアに考えずにプランクできました。
はみ出たプランク材は、カッターで丁寧に削り落としてから、サンディングブロックで側板と面一にしておきます。

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次は下面のこの部分のプランクです。

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上側は曲面になっていましたので縦目でしか貼れませんが、下面は平面ですので、このように横目に貼って強度を出します。が、後ろまですべて横目に貼るのではなく、

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一番後ろだけは縦目に貼ります。
理由は、その方がサンディングしやすいからです。ここを横目で張ると、後の部分がサンディングするときに欠けてしまう(目の方向にポロッと取れてしまう)んですね。このようなちょっとしたことが、コツだったりします。

これも上面と同様に、サンディングブロックで側板と面一にしておきます。

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と、こんな感じで、胴体はサクサクと完成しました。これで、胴体と主翼がサンディング仕上げ待ち状態になりました。

あとは尾翼の組み立てですね。

ということで次回は、尾翼の組み立てと、全パーツのサンディングして生地完成にしていきます。

 

 

 

 

 


Tahmazo新モーター登場。

第54回全日本模型ホビーショーで、OK模型ブースにて発表されていましたが、Tahmazoの新商品が登場しています。

Pg-1
手前から、新商品2点、Tahmazo IR 361521/PGTahmazo IR 282528/PGと、
一番奥が以前より販売中のTahmazo IR282544/PGです。

Pg-2
それぞれ、商品名の末尾に「PG」とついていますが、この「PG」は「planetary gear」つまり「遊星ギア」の事で、遊星ギアによる減速機構が備わっているという意味です。遊星歯車機構の解説( Wikipedia)はこちら。

3商品とも、同じ減速比(4.28:1)のギアボックスが使われているモーターです。
後側のモーターの部分で、性能が分かれています。

メーカーHPより、それぞれの、公表スペックを見てみます。
テスト値はすべてリポ3セル使用のもの。
使用したプロペラハブとスピンナーはTahmazo AT38/8C5.0ZM スピンナー/ハブセットだそうです。

Tahmazo IR282544/PG仕様

型式 外径 長さ 重量 軸径 KV値 Wクラス 最大W数

減速比

ブラシレス2極
インナーローター
28mm 70mm 180g 5.0mm 4400 500W 600W/5秒 4.28:1

Tahmazo IR282544/PGテスト値

折ペラ 回転数 電流値
12×6 10540rpm 44.5A

 

 

Tahmazo IR 282528/PG仕様

型式 外径 長さ 重量 軸径 KV値 Wクラス 最大W数 減速比

ブラシレス2極
インナーローター

28mm 70mm 180g 5.0mm 2800 500W 600W/5秒 4.28:1

Tahmazo IR 282528/PGテスト値

折ペラ

回転数 電流値 推力
14×8 6404rpm 26A 1855g
15×8 6054rpm 32A 2170g


Tahmazo IR 361521/PG仕様

型式 外径 長さ 重量 軸径 KV値 Wクラス 最大W数 減速比

ブラシレス6極
インナーローター

36mm 60mm 185g 5.0mm 2100 500W 600W/5秒 4.28:1

Tahmazo IR 361521/PGテスト値

折ペラ 回転数 電流値 推力
15×8 5430rpm 24A 1770g
16×8 5200rpm 30A 2065g

 

テスト値は、あくまでも目安で、使用するパーツや気温、バッテリーのコンディションなどにより変動するということが大前提ですが・・・
Tahmazo IR282544/PGは、高回転型で消費電力も大き目のパワーユニットでしたが、新発売の2点は以前のものに比べればKV値は低いため、高トルク型で、消費電力も少なくなっています。
(KV値・・・電圧1Vでモーターが1分間に何回転回せるかを数値で表したもの)

競技用のスリムなグライダーにも搭載可能な28mmという小径ながら、ガンガン引いてくれる、頼れるモーターといえるでしょう。

是非、チェックして頂きたい商品です。