ステルスのリポ化

押入れから出てきたステルスを作ることにして、搭載するメカを集めました。

St6 全部集めて重量を測ってみました。
サーボ2個・ESC・受信機・バッテリーで55.2gです。
ほんとに最近のメカ類は、軽量になったものです。

St7 機体自体の重量は、60.2gです。
カタログデータでは、全備重量が250gになっているのですがこれは、以前のニッカドを使用しての重量なので、どれぐらい軽く出来るのでしょう。

St5 リポ用のESCのモーター側のコードをモーターに接続しないといけないのですが、モーター側には専用のコネクターが接続済みになっているのでこれにあわすことにします。

St8 もともとのESCのコネクターを切断して、半田付けしようかとおもったのですが、良く見るとそのコネクターの金具がサーボのコネクターキットの金具が使用できそうなのでコネクターのプラスティックの部分だけを金具止めのツメを折らないようにとりはずしました。

St9 リポ用のESCのモーター側のコードを適当な長さに切ってサーボコネクターキットの金具を取り付けます。
その際にコードのシリコン皮膜が厚いので金具をカシメてからはみ出している部分を少し削っておきます。

St10 後は、取り外しておいたコネクターに差し込んで抜けないようにしておけば完了ですが、このときもコードが本来のコードより少し太いので上手く入るように皮膜を削ったりカシメを調整してしっかりとまるようにしてください。
OK模型のサーボ用のコネクターキットの接点金具は7Aまでの電流が流せるのでこのような小型モーターを使用する場合には、モーターの接続コネクターとしても使用することも出来ます。
当社で発売している「パルサー」にCool-Spin2805シリーズを使用するときなどに使うと通常のゴールドコネクターを使用するよりも軽量にすることができます。
インドアスローアクロ機で1gでも軽く仕上げたいときなどに良いでしょう。
ただし、ワットメーターなどで電流値をしっかり測って無理な電流が流れないように注意することが必要です。


押入れをゴソゴソしてたら・・・

2月の連休にいつものインドアドームを借りて有志の飛行会をやろうとのことで、何か無いかなと押入れをゴソゴソしていたら、面白い物が出てきました。

St1 それは、数年前のイベントでもらったGWSのスチロール製のステルスでした。
一時期飛ばそうかなと思って途中まで作りかけていたのですがニッカドの小さいのが手に入らずそのまましまっていたものでした。

St2 その当時は、まだ今のようにリポが無くニッカドやニッケル水素が主流でESCも専用のそれようのものが付いています。
モーターも小型のブラシ専用モーターが付いています。
それを100mAのニッカドで飛ばすようになっていて飛行時間もそんなに長くなかったようでう。

St3 ちょうど、少し前のブラシモーター用のリポ対応のESCもあったのでこれを使ってモーターはそのままで、ステルスをリポを使って飛ばすことにしましてた。
以前なら小型のサーボに受信機に容量の少ないわりに価格の高いバッテリーと小型電動機といえども飛ばすとなるとメカ類が結構高価になったのですがいまでは、リポもサーボも手ごろな価格のものが手に入るようになったので、気軽に作ることができます。

St4 メカは、写真のものを使用することにしました。
サーボは、TMS0605×2個・バッテリーは、Hot-Lips2S1P360・ESCはTahmazoリポ対応ブラシモーター用M-1408-3Pこれは、国内では発売されていません。国内で入手できるのは、M-1210Sになります。
これに、手持ちの受信機TahmazoFM7SSを使用して組み立てる事にしました。


カー用ブラシレス 3

Cb6_1 アンプを搭載する前にバッテリーの接続コードを作成します。
こちらも14Gぐらいのシリコンコードをしようします。
バッテリー側のコネクターは、それぞれ好みの物を使用してもよいのですが、アンプ側のコネクターは、3.5mmのゴールドコネクターのオスを仕様します。 Cb10
アンプにシリコンコードを差し込みます、アンプ本体にプラスとマイナスのシールが張ってあるのでそれに合わせておきます。
写真では、スイッチをアンプ本体に両面テープで止めています。

Cb11 シャーシにアンプを両面テープで取り付けるのですが、アンプの裏面も、上面と同じようなヒートシンク状になっているので、強力型の両面テープを使用してしっかり止めておきます。

Cb13 モーターからのコードをアンプのモーター用のコネクターに差し込みます。
ブラシレスの場合は、プラスマイナスの指定がないので、とりあえず差し込んでおきます。

Cb12_1 搭載が終わったら、バッテリーを積んで実際にモーターの回転方向をチェックします。
回転方向が逆の場合、3本のコードのうちの2本を差し替えてやれば良いでしょう。
後は、アンプを自分の好みに合うようにセッティングします。
デフォルト状態で使用してもよいのですが、レースにあわすのならば、モードは「カーモード(バック無し)にあわせてやるほうが、私個人的には、コントロールしやすいです。
また、追従:0.26秒又は、0.13秒、進角:10度、自動ブレーキ無しにセッティングすることをお勧めします。
実際に走らせてみると、トップスピードは23ターンのものと大差ないようになっているのですがピニオンギアがブラシモーターより小さなものを使用するために、加速時のトルクとブレーキの効きが上がっているようです。
これは、アンプのセッティングや送信機のセッティングで各自の好みに合わせてやると良いでしょう。
これで、モーターのメンテナンスを気にすることなく練習することが出来ます。
ブラシモーターに比べて、モーター・アンプともに高価になっていますが、ブラシモーターのコミュータ研磨器を購入したり、ブラシを交換したりある程度してモーターを買い替えたりと言うコストと比較すると、結果はそんなに大差ないものになってくるようです。
ただ、モーターのメンテナンスをするのが楽しい人には、その楽しみが減ってしまうのですが、私みたいな横着者には、手間をかけずにパワフル走行ができて良いです。


カー用ブラシレス 2

Cb5_1 今回ブラシレスを搭載するシャーシは、アソシエイテッド「TC-4」を使用してます。
いままで、搭載していた23ターンのブラシモーターをとりはずしました。

Cb4_2 モーターの搭載方法は、ブラシモーターとまったく同じです。
モーターにシャーシに付属の「Motor cam」を取り付けます。
インチサイズのネジなのですが、この部分のネジサイズは、ほぼミリサイズと同じなので問題なく取り付けることができます。

Cb7_1 ここで、取説の「Motor Gearing表」をもとに、ギアを選定します。
スパーギアは、標準の72を使用することにして、ピニオンギアを選択します。

Cb8_1 23ターンのブラシモーターより効率良く回転数があがるので、ピニオンを少し小さめの21を選びました。
これで、比率が8.57になります。

Cb9 ピニオンギアを取り付けたら、モーターマウントに取り付けギアのバックラッシュを調整して、モータークリップで固定します。
バックラッシュは、ブラシモーターを同じで良いでしょう。

ご覧のように、モーターの搭載方法は、ピニオンギア枚数以外は、まったく同じなのでどのメーカーのシャーシでも簡単に搭載することができます。


カー用ブラシレス

空物とは、関係ないのですが車用のブラシレスモーターとESCを試験的に発売してみました。
それは、私の悪友に車大好き人間がいるからです。

Cb1_1 今回発売したのは、インナーローターのブラシレスです。
現状発売されている540モーターにそのまま乗せかえられることを前提に企画してみました。
KV値も4600と5800の2種類です。
これは、現在主流の23ターンモーターを考慮しています。

Cb2_1 スピードコントローラーは、チェコのMGM社の日本正規代理店と言うこともあり、現在MGM社が発売しているカー・ボート用のアンプを変更してもらい日本使用としてみました。
この仕様は、現在当社しか無い仕様になっています。

Cb3_1 先ずは、KV4600を搭載します。
このモーターは、現在国内で主流になっている23ターンのモーターに標準を合わせたものになっています。
ブラシレスのメリットとして一番上げられるのは、メンテナスフリーのところです。
なにせ、ブラシが無いのですから、コミューターを研磨することがいらないのです。
車をさわったかたならお分かりですが、現在のブラシモーターは、使用頻度に合わせて、コミューターが劣化してきて、コミュター研磨機で研磨するか新しくモーターを購入してやらなければならないので結構、メンテナンスに経費がかかり限られたお小遣いで、楽しんでいる者には、厳しいものがありますがブラシレスモーターを使うことにより、モーターのメンテナンスを考えることなく、練習することができるようにその仕様にしてみました。
現在、発売されているブラシレスモーターは、レース仕様の11~7ターンと言うハイスペックなものになっているので練習には、使いづらいものになっているのであえてローコストで練習に使える物ということを前提に企画してみました。
モーターには、コードが付いていませんので14Gぐらいのシリコンコードを使用してコードを取り付けます。
写真では、あえて真ん中を赤色にしていますが、各自の好みで半田付けしてもらえればよいでしょう。
コネクターは、3.5mmのゴールドコネクターを使用しています。
これは、ESCの接続がそれになっているからです。
今回から数回にわけてこのモーターとアンプの組あわせを紹介したいと思います。
車に興味の無い方は、ごめんなさいm(__)m