2019 選べるお年玉プレゼント

2018年もあと僅かになりました。
トップモデルジャパンでは、今年一年のご愛顧に感謝し、本日12月26日より恒例の「選べるお年玉プレゼント」キャンペーンを行っております
期間は2019年1月10日(木)午前10時まででございます。

お馴染みの方もおられるでしょうが、念のため「選べるお年玉プレゼント」についてあらためてご説明させて頂きます。

選べるお年玉プレゼントとは、キャンペーン期間中お買い上げ額5,400円(税込)を超えるごとに下のAからJまで10種の商品の中から1つ、お好みの品をお選びいただいてプレゼントさせて頂くというものです。

例えば10,800円以上お買い上げの方なら、お年玉2つをお選びいただけます。(但し最大3個までとさせて頂きます) もちろん同じものを複数個お選びいただいても結構です。

更にキャンペーン期間中の特典として10,800円以上お買い上げで送料無料!

更に、更に!! 21,600円以上のご購入で、上記商品とは別に、スタッフ選りすぐりのプレゼントをさせていただきます。

こちらが今年のお年玉商品です。
非売品の「D) TOPMODELオリジナル メモ手帳」をはじめ、多彩な商品を揃えさせて頂きました。

それでは、今年のお年玉商品を順にご紹介させていただきます。
なお、各商品についての情報はリンク先をご覧ください。

A) PILOT グライダートーイングライン

B) 飛鳥 NEWフィルムボンド15

C) PILOT サーボ取付収縮チューブ

D) TOPMODELオリジナル メモ手帳(非売品)
こちらは表面に飛燕の側面図をデザインしたA6版(はがきよりほんの少し小さいです)の手帳型メモ帳です。製作記録やメモ書きに如何でしょうか。

E) MAC 手投げグライダー スペースシャトル

F) TOPMODEL ホログラムテープ

G) PILOT コントロールホーン

H) PILOT アイロン用ソックス

I) TOPMODEL サーボカバー

J) TOPMODEL 4分耐熱エポキシ接着剤

ということで、選べるお年玉のご指定方法をご説明させて頂きます。
といってもその方法はいたって簡単で、ご注文時に「通信欄」に、このページの商品に付けられたアルファベット記号または商品名をご記入いただくだけでOKです。
※ご指定がない場合は、スタッフが選ばせていただきます。なお、商品は充分ご用意させていただいておりますが、万一品切れとなった場合は他の商品に変更させていただく場合がございます。あらかじめご了承下さい。

お買い物ページはこちらから

さて、年内のブログ更新は、本日で最後となります。
本年中はTOPMODELブログをご覧頂きますとともに、TOPMODEL JAPANに格別のご愛顧を賜り誠に有難うございました。
どうか来年も引き続き当店をご利用いただきます様、スタッフ一同、心よりお願い申し上げます。

それでは皆様、どうか良いお年をお迎えください。


アイランドブリーズ オレンジ 箱開け(2)

アイランドブリーズ オレンジの箱開け、今回は主翼、尾翼のご紹介を中心にお話をさせていただきます。

すらりと伸びた楕円翼が癒しのフライトのイメージとぴったりということで人気のアイランドブリーズシリーズアイランドブリーズ ターコイズアイランドブリーズ スプラッシュが販売中)、この新製品であるアイランドブリーズ オレンジも主翼の平面型はかわっていませんが、オレンジ色が入ったことにより視認性は随分良くなっています。

主翼の裏と表を比べて見ました。
左が裏面、右が上面(表面)になります。
特に裏面はほぼ全面がオレンジになりましたので、ロール系の演技をした時などは良く映えるはずです。

ちょっと変わったアングルで、翼端側から見てみました。
前縁、後縁が滑らかに弧を描く独特の形が良くわかると思います。

反対に主翼中央から見たところです。
翼型はスポーツ機には定番の半対称翼型で、シリーズ共通です。

主翼後縁には、エルロンとフラップが装備されています。
どちらも下ヒンジになっています。

水平尾翼と垂直尾翼をご覧いただきます。
カラーリングはシンプルに、白ベースでラダーのみ白黒のチェッカー模様になっています。

キットの内容はOK模型のARF機標準と言えるもので、スピンナー、メインギア、テールギア、タイヤ、そしてリンケージパーツなど一式が入っています。

ただ、右に見える燃料タンクですが、シリーズ共通で容量180CCのガソリン用が入っています。
前回の胴体の解説でも触れましたが、オレンジから第一胴枠が変更されてSAITO FG11ガソリンエンジン付属の専用マウント以外のマウントの取付がしやすくなっています。
ということはグローエンジンの搭載もしやすくなったと言う事なんですが、その際には別途エンジンマウントとグロー用の燃料タンク(燃費から320cc程度が必要)が必要になります。

パーツ袋の中からメインギアのパーツを取り出してみました。
カーボン製の脚支柱とタイヤ、ホイルパンツ(スパッツ)で構成されています。
テールギアも含めてアイランドブリーズ ターコイズと共通です。

このほかにはアイランドブリーズのロゴが入ったステッカーや日本語の組立説明書が入っています。

どうですか、寒さが一段と厳しくなる季節、来シーズンの癒しのフライトに向けてアイランドブリーズ オレンジを準備されては如何でしょうか。


アイランドブリーズ オレンジ 箱開け(1)

OK模型から新製品、アイランドブリーズ オレンジがリリースされました。
既に発売中のアイランドブリーズ(ターコイズ)の別カラーバージョンで、名前通りオレンジがメインのカラーリングになっています。

これでアイランドブリーズは、しっくりと落ち着いた色合いのターコイズと上空で目立つオレンジ色の2色のカラーバージョンと水上機のアイランドブリーズ スプラッシュの3種類になりました。

新発売のオレンジバージョンですが、ちょっと見たところ胴体や主翼の構造、付属パーツなど、キットの中身は変わっていないようですが、メーカーによりますと第一胴枠のエンジン取付部がマイナーチェンジされているそうです。
それについては後ほど説明させて頂きます。

いつもどおり、胴体から見てゆきます。
まず、箱から出して胴体にカウルを仮にかぶせて見ました。

エンジンはサイドマウントに搭載しますので、カウルの片側だけに冷却口が開けられています。

カウルを取って第一胴枠を見たところです。
これまでのアイランドブリーズ ターコイズではSAITO FG11ガソリンエンジンに合わせて胴枠にエンジン取付ビスの穴があけられ、裏にはツメ付きナットが埋め込まれていたのですが、ご覧の様に穴あけ用のマーキングだけに替わっています。

これは、SAITO FG11ガソリンエンジン(専用エンジンマウント付属)以外のエンジンを取り付けようとした場合、これまでは他のエンジン用のマウント(別売)の取付ネジ穴が、前もって空いているFG11用の穴やツメ付きナットと干渉して簡単に取り付けることが出来なかった点を改善したものだそうです。


キャノピーから前の胴体上部は取り外し式になっていますので電動化した場合にもバッテリーを簡単に交換する事が出来ます。

キャノピー兼ハッチは、キャノピーラッチで固定するようになっています。

次回は主尾翼関係のパーツを解説させて頂きます。

なお、色違いの兄弟機アイランドブリーズ ターコイズ(当時はアイランドブリーズ)の紹介を当ブログ行っていますので、こちらもご覧ください。
アイランドブリーズ 箱開け(1)
アイランドブリーズ 箱開け(2)
アイランドブリーズ 箱開け(3)
アイランドブリーズ 箱開け 番外編


テールパイプの取付ノウハウ

最近のOK模型のグライダーの胴体は、スケールモデルを除くと、FRPの胴体ポッドにテーパーカーボンパイプを組み合わせたタイプが多くなっています。
これはグライダーの性能アップに欠かせない軽量化と、サーマルを探すのに欠かせない良好な操縦性を得るのに最適な構造なんですね。

ところで、この胴体ポッドには主翼が付き、カーボンパイプの後端には尾翼が付きます。

このポッドとパイプが工場で接合済みの機体は良いのですが、中にはユーザーが接合しなければならない機体があります。
PILOT シラントロ2mアンジェリカオレガノ2などがあります。
これらの機体の場合、ポッドとテールパイプの取付が正確に指定通りに出来ていないと、結果として主翼と尾翼の取付角度が狂ってしまい、それが原因で空気抵抗の増加を招き、グライダーとしては致命的なマイナスとなってしまいます。
もちろん、設計者が意図した性能が出ないばかりか、操縦性にも悪い影響が出てくることは間違いないでしょう。

今回はその胴体ポッドとテーパーカーボンパイプの取り付けについて、PILOTアンジェリカを例にとってポイントを説明させて頂く事にします。

こちらがセットに入っている状態の胴体ポッドとテールパイプです。
オレンジ色のポッドの後端にカーボンパイプを被せて差し込むわけです。

ところが、ポッドは手作業で製作されていますので1個ずつ微妙に形というか太さなどが違っており、差し込んだ時にそのままでは正しい角度にうまく嵌まらないことがあります。
そんな場合は、とりあえず仮組をして各部のアラインメント(取付角度)を確認、修正する必要があります。

こちらは、アンジェリカの組立説明書中の説明図です。
最初にも触れましたが、この工程、ポッドとテールパイプの接合は主翼と尾翼の取付角度を決める大切な部分になります。出来上がった機体の性能を左右すると言っても過言ではない部分です。

まず、仮組をして組み立て説明書に書いてあるとおり、セットに入っている治具を使って側面から見た時の角度を合わせます。
合わせると言っても、平らな定盤のうえにパーツと治具をおいて、上図の上向き黒矢印の3点が定盤にぴったりと付いているか確認します。

この時、写真のように治具や胴体の後端が定盤から浮く様な場合は修正が必要です。

そんな時は、サンドペーパーなどでポッドを少しづつ削っては仮組をする作業を繰り返します。

最終的に、治具、胴体ポッド下面、テールパイプ後端の3点が定盤に無理なくぴったりとくっつくようになればOKです。

OKとなればポッドとパイプをエポキシ接着剤で接着、硬化するまで正しい位置をキープしておきます。
なお、エポキシ接着剤にはスーパーマイクロバルーンを混ぜておくと、軽量化と強度の増加をする事が出来ます。

以上が胴体ポッドとテールパイプの組み立て上の注意と修正方法です。
最初に説明しましたが、この部分の工作はグライダーの性能を左右する大切なポイントですので、じっくり時間をかけて作業して下さい