PILOTオリンピア メカ積み完全完成機(1)

東京オリンピックまであと2年、マスコットが発表されるなど五輪気分も徐々に盛り上がってきているようですね。

それにちなんで、という訳では無いのですが、本日取り上げますのはOK模型の練習機「PILOT オリンピア」の話題です。

このPILOT オリンピア、「バルサキット」を初めて作る人のために主要部分、それも初めてキットを製作する人が間違えやすい箇所や組立てが難しいところを予め工場で製作済みとしてある、完成機でもバルサキットでもない珍しいキットなんです。

また、バルサキットですから最後はフィルムを貼って仕上げる必要がありますので、そのフィルムも初めてキット造りにチャレンジされる方向けに貼りやすい形にカットした専用フィルムを用意するという具合に念が入っています。

作り易いように考えられたキットとは言っても、バルサキットを組むとなればそれなりの工具もいろいろ必要ですし、接着剤もいろいろと買い揃えなければなりません。そのような準備にかかる費用もなかなかバカに出来ない金額になりますね。
そんな訳もあってか、キットの組み立てに取り組む自信はないが、とにかく飛ばし易い練習機が欲しいとおっしゃる方もおられるようで、当店にも「オリンピアを完成機として販売して欲しい」というご要望が少なからずありました。

そこで当店ではオリンピアの練習機としての飛ばし易さをより多くの入門者の方に体験していただきたいと言う思いも込めて、このPILOTオリンピア メカ搭載積み完全完成機をお届けする事にしました。

それではどんな状態でお渡しするのかをざっと説明させて頂きます。

まずこちらが胴体です。
このようにOK模型のキットからバルサ材を組み立てて形にした後、フィルム貼り仕上げをして完成済としてあります。(但し梱包輸送の都合でタイヤは脚から外してお届けします)
もちろんモーター、プロペラ、サーボなども取付済になっています。

こちらは主翼です。
オリンピアの翼は幅1420mmもあるのですが、完全完成モデルでは写真のようにフィルム貼りまで行った後、合計4枚の翼パネルを接合して完全に一枚に仕上げてあります

このぐらいの大きさのARF半完成機の場合は、お客様の手で主翼をつながないといけないものが多いのですが、この部分を強度を損なわず、しかも正確に接着してつなぎ合わせないと翼が空中分解したり、飛行時に大きなクセが出る原因になります
ですから主翼を完全に一枚につなぎ合わせて完成してあるという事は、組み立てに自信がないお客様にとって大きなメリットがあると自負しています。

機体の概要をざっと説明させて頂きましたが、次回はメカの搭載はどのようになっているのかを詳しく見ていただくことにします。

さて、ここでお知らせです。
明日、8月4日(土曜日)当店は臨時営業致します。
午前11時までのご注文(クレジットカード、代金引換、または銀行振込でご入金が確認できたもの)は当日出荷させて頂きますので、どうかご利用下さいますよう、よろしくお願いいたします。