コマンダー148といえば、写真のようにややクラシカルなスタイルを持った、安心して飛ばせる40クラス低翼スポーツ機として、定番ともいえる機体ですよね。
そのコマンダーがモデルチェンジをしてコマンダー148-3として先日デビューしました。
メーカーによれば、コマンダー148「3」型は、その名の通りコマンダー148としては三代目で、初代と比較すると2型でエルロンをフラッターに強い2サーボ方式にした点や、今回のモデルチェンジで軽量化と離着陸のし易さのために3車輪式専用にしたこと、そのほか外形からは判らない、これまでに積み重ねてきた数多くの改良を盛り込んだ機体だという事です。
こちらはメーカーからお借りした箱開けバラ写真です。
いつもどおりOK模型標準ともいえるスタンダードな構成で、フィルム貼り完成機体一式のほかに、燃料タンク、エンジンマウント、タイヤ、スピンナー、リンケージパーツ、そして日本語組立説明書などが揃っていますね。
それではもう少し詳しく見てゆくことにします。
まず、胴体ですが、バルサ、ベニヤで作られたフレームに、上部の曲面部分はスチロール材を使用、そして全体をフィルムでカバーした造りになっています。
機首部分のクローズアップです。
第一胴枠にはエンジンマウント取付ビスとノーズギア取付ビスの穴、燃料タンクキャップの穴、そしてエンコンリンケージの通る穴などが開いているのが見てとれます。
エンジンは正立が基本の様ですが、マウント取付ビスの穴位置は正方形(スクウェア)になっていますので、サイドマウントにも搭載できるようですね。
エンジンに代えて電動化する場合はPILOT アルミポストモーターマウント3053-53を使用すればエンジンマウントの取付穴にそのままセットする事が出来ます。
なお、電動化するには当店でも取り扱っているPILOT e-Pack45が搭載も簡単で、パワー的にもぴったりでお勧めです。
機首上面は取り外し可能なハッチになっており、ここにエンジン仕様なら燃料タンクを、電動の場合は動力用バッテリーを搭載します。
第一胴枠を後から見たところです。エンジン取付ビス用の爪付きナットが見えます。もちろん、ノーズギアマウント取付ビス用の爪付きナットも埋め込まれています。
主翼は上面と下面ではカラーリングが異なります。
下面は全面黄色、上面は黄色地に紺、ブルー、水色の三色のフラッシュ模様と星で飾られています。
お約束の?翼断面です。
比較的厚翼の半対称翼型ですね。矩形の主翼平面形とあいまって、比較的ゆっくりとした、安定感のあるフライトを予感させますね。
水平、垂直尾翼は軽量なバルサ骨組みにフィルム貼りとなっています。
最後に小物部品です。
スピンナーはOK模型製の57mmABスピンナー、燃料タンクは320cc、タイヤは55mmスポンジタイヤが入っています。そしてリンケージパーツやステッカーなどももちろん揃っています。
おとなしい外観どおり、ゆったりと飛行するコマンダー148-3で休日を楽しまれては如何でしょうか。
ところで、ブログ執筆時点ではあいにく売り切れとなっていますが、間もなく第2ロットが入荷する予定です。誠に申し訳ございませんが、ご希望のお客様には今しばらくお待ちいただきますようお願い致します。