前回は、先日発売となったファイター25Mとファイター25Sのファイターシリーズについて大まかな説明をさせて頂きました。
2回目となる今回はキットの内容をご覧いただく事にしましょう。
まず、ご覧いただくのが赤い胴体にオレンジ色の翼のファイター25Mです。主翼は両面ともオレンジになっています。
最後のMというネーミングについて、赤、オレンジのカラーリングなのにRedのRとかOrangeのOとかにしなかったのはナゼ?とOK模型に問い合わせたところ、Mはイタリアのマッキ社Macchiの頭文字だそうで、赤はシュナイダーカップレーサーMC72などのイメージだそうです。
なるほど、そんな目で垂直尾翼に目をやるとタテ縞の色分けはちゃんとイタリア国旗の緑、白、赤の3色になっていますね。
こちらはグリーンのファイター25Sです。
こちらのネーミングも、GreenのGではなく、なんでSなんですか?と聞いたところ、Sはイギリスのソッピース社Sopwithの頭文字で、同社の機体をイメージしたブリティッシュグリーンという事だそうです。なるほど、だから垂直尾翼は青、白、赤と、こちらもちゃんとイギリス機の塗り分けになっている訳ですね。
なかなか奥が深いネーミング、でも慣れるまではちょっと覚えにくいかも知れませんね。
で、セットの中身なんですが、まあ当たり前の事ながらカラーリングが違うだけで中身はすべて同じでした。
内容はOK模型製ARF(ファイター25シリーズは国産だそうです)の標準的なもので、フィルム貼り完成済の胴体、主尾翼のほか、スピンナー、燃料タンク、メインギアと尾輪、そしてタイヤ、エンジンマウント、リンケージパーツ一式、それに組立説明書などが入っています。
またこのシリーズの機体には実機のレーサーをイメージした機体番号ステッカー(写真では、たまたまどちらも3番)が入っていますが、これについては次回お話しさせて頂きます。
さて、こちらは胴体です。カタログや前回の機体写真でお判りになるように、エンジン(またはモーター)は手前の第一胴枠の前側にオープンで取り付ける構造です。
この第一胴枠は写真で見るとフィルムで全面カバーされていますのでマウント取り付け用のビスの穴などはどうなっているのか、気にかかるところですよね。
では一体どうなっているのか。
第一胴枠の裏側を胴体の中から覗いたところです。
一番奥に見える第一胴枠には、エンジンマウント(又はモーターマウント)取付用の爪付きナットや燃料タンクのキャップが入る穴、スロットルリンケージ用の小さな穴がちゃんとありますね。そして手前には燃料タンクや電動用の動力バッテリーを載せる台(ベニヤ)が取り付けられています。
組み立てにあたっては第一胴枠の必要なところだけフィルムを切り取るという事ですね。
次は前回もご紹介した主翼パネルです。
今回発売された3種類のファイター25シリーズの中でこのSのみが写真のように上下面で色は異なります。
ちなみに、黄色い面が下面、すなわち裏側になります。
これは主翼の断面です。
翼型は翼厚9.5%の完全対称ということですから、かなり薄翼という事ができますね。
またカタログ写真等でもお分かりの通り主翼には僅かな後退角が付いており、こちらは4.5°という事です。
さて、次回はステッカーの事やエンジン、モーターの取り付けなどについてお話させて頂きます。
ところで、当店で現在開催中の「感謝祭」、11月28日までということで、残すところあと4日となりました。
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