グローエンジン用燃料タンクを胴体に取り付ける際、口金(キャップ)の周囲から排気ガスのオイルやキャブレターからの吹き戻し燃料などが胴体内に入るのを防ぐため、口金と第一胴枠のタンク取付穴の隙間を埋めるのにシリコン充填剤は無くてはならないものですよね。
今回、そのためのシリコン充填剤、商品名「バスボンドQ」(コニシ製)の取り扱いを始めました。
上写真はバスボンドQ ホワイトです。
こちらはバスボンドQ クリヤーですね。
白と透明、2種類ありますので、使う場所にマッチしたものをお選び下さい。
ところで、7月、8月の真夏は紫外線が強いのは皆さんご存知のとおりでフライトに出かけるときにはそれなりの対策をとられると思いますが、今の時期、5月も非常に紫外線が強く油断をすると痛い目にあいますのでどうかご注意ください。(上の写真は、以下の文とは関係ありません)
さて、この強い紫外線、私たち人間にとってうれしくないのは勿論ですが、飛行場で強い日光にさらされ続けるラジコン飛行機にとっても大敵なんですよ。
と言うのは、ラジコン飛行機に多用されているプラスチック部品の多くにとって強い紫外線は劣化を早め、最悪の場合ヒビが入ったり割れてしまうなど、良いことは何もありません。
その劣化を遅らせるための裏技が、このシリコン充填剤を使ったコーティングなんです。
やり方は簡単、ほんの少しを布切れに付け、プラスチックの表面に刷り込む感じできれいに拭き上げるだけでいいんです。
コツは塗るというより薄く擦り込み、表面がピカピカ、ツルツルになるまできれいに磨き上げる事。
特にABS樹脂には有効ということです。一度お試しください。
なお、一旦シリコンでコーティングしてしまうと、その部分は接着剤はもちろん、ステッカーなども一切くっつかなくなりますので、コーティングする場所はよく考えてくださいね。