さて、前回ご紹介しました新しいフライトコントローラーPixhawk、正確にはPixhawk2.4.6 32bitフライトコントローラーという名前なんですが、これを搭載するプラットフォームは、今年2月17日から4回にわたって当ブログで紹介しましたTOPMODELオリジナルクワッドコプターF450を使用します。
さて、このTOPMODELオリジナルクワッドコプターF450は、費用をかけずに、とにかくシンプルにマルチコプター楽しみたいというマニア向けに、GPSや高度計などの機能を省くことで、設定はシンプルに、そして費用は出来るだけ抑えるというコンセプトの機体です。
したがって、基本的な設定はパソコンを使わずコントローラーのDIPスイッチでできるようになっていましたが、その分設定できる内容や機能にも制約がありました。
こちらが以前ご紹介させていただいたF450です。
今回は、写真のフライトコントローラーをPixhawkに入れ替えるわけです。
また飛行時にテレメトリーシステムを利用してパワーユニットに流れる電流を計測するためのパワーモジュール(JR製)も搭載していましたが、これもPixhawkのパワーモジュール(オプション)に置き換えます。
さて、これがフライトコントローラーを入れ替えた後の外観です。
但し判り易くするためにスイッチやLED表示装置、ブザーなどは取り外してあります。
もちろんモーター、スピードコントローラーなどは以前のままですが、今回、受信機はFutaba製に交換しました。
まず、メインのフライトコントローラーPixhawkですが、多機能化した分、大きくなっています。
またフレームには直接粘着テープで止めるのではなく、付属品のクッション付きアンチバイブレーションボードに乗せてあります。
次にオプションのGPSアンテナ。GPSを使う事でゴーホーム機能などが使用できるようになります。
また、Pixhawkは本体内に高度計も装備していますので、ゴーホーム以外にもいろいろな機能を使う事が出来るようになるはずです。
裏面の様子です。以前はJR製の電流測定センサーを搭載していましたが、今回はPixhawk用の電流測定機能を持ったパワーモジュール(オプション)を搭載しています。オレンジの円の中に見えるように非常に薄く小さいものです。
ご覧のようにフレームにはほとんど手を加えることなく、フライトコントローラーと関連パーツの取付は終了しました。
次回は実際の設定の様子などをご紹介させていただきます。