今回は、モーターシャフトにはめ込まれたピニオンギアなどを抜くのに便利な、
Tahmazo ユニバーサルピニオン抜き(「ピニオンプーラー」ともいいますね。)
を実際に使ってみようと思います。
Tahmazo ユニバーサルピニオン抜きには、
0.9mm、1.9mm、2.9mmの3種類のシャフト押しピンが付属していますので、
モーター軸径1mmから6mmまで幅広く対応できます。これが便利なんですよね。
ピンは、付属のイモネジと六角棒スパナで超簡単に交換できます。
今回のモーターはシャフト径が2mmでしたので、
3本のうち真ん中の太さ、1.9mmのピンを使用しました。
※イモネジの締めすぎに注意してくださいね。
固定ではなく、あくまでも抜け止めです。
ピンとモーターシャフトの中心があうように、慎重にあわせます。
合わさったら、慎重に、時々ピンやシャフトを確認しながら、
レバーをまわしていきます。ピンがシャフトではなくギアに引っかかっていると、
いくら回しても抜けませんので、必ず確認しながら作業して下さい。
回す時の感覚は、
ワインのコルクを抜くようで、ちょっと気持ちよかったりします。(笑)
シャフトもギアも傷つけることなく、無事にピニオンギアを抜くことができました。
ただ、このピニオンギア、
シャフト径やギアの材質、シャフトとギアの接点が錆びている、などなど、
色々な要因により、ものによっては、抜けにくい、また抜けないものもあります。
そんなモーターにコレを使っても、どれだけ力を入れても抜けなかったり、
ピンが曲がってしまったり、最悪折れてしまうこともあります。
ですから、お手持ちのモーターの状態をよくチェックされてから、また作業時には慎重に作業なさって下さい。
ちなみに、取扱説明書は、こちらからもご覧いただけます。
また、交換用のピンのセットも販売しています。
→Tahmazo ユニバーサルピニオン抜き用 替ピンセット
ちゃんと使えば、いいシゴトしてくれるヤツですよ。
ぜひ、あなたの工具箱に仲間入りさせてあげて下さい。