これで解決!パテのあるある その2

では、パテあるあるの私なりの解決方法をご紹介しましょう。

Putty3飛鳥 スーパーモデルパテ 白と、謎の小瓶と、バルサの板です。

Putty2この謎の小瓶、中身は何の変哲もない水道水です。アルコールを使ってもいいですよ。

Putty0-1何もせず、パテをそのまま盛った状態です。撫で付けている最中に、ヘラの方にパテが付いていってめくれたり、いろんなあるあるをはらんでいますね。

Putty4パテの、バルサへの食いつきを良くする方法。パテ盛りしたい部分に、水(もしくはアルコール)を吹き付ける。以上です。

Putty0-2水を吹き付けた場所にパテを撫で付けた状態です。パテが水分を吸って、ペースト状になりバルサに馴染みやすくなっています。

このパテ、実は水溶性なので、水分を含みやすいバルサにこの方法を使うことは非常に効果があるのです。

Putty0-3

さらにこの上から水をかけて、シャバシャバにすると、パテの中の気泡も残りにくくなります。

最初から、パテを少量の水やアルコールで溶いてから使うのも良いかもしれません。

ただし、かけ過ぎると垂れやすくなりますし、広範囲に渡る場合はバルサが変形する場合がありますので気をつけて下さい。

バルサに吹き付けるだけでも十分効果はあります。あとは色々と試してみて下さい。

 

この状態で丸一日程度(アルコールなら一晩で十分です)完全に乾かすと、カチンカチンになる上に、バルサにしっかり食いついて、かなり削りやすくなるんです。#200以上の細かいサンドペーパーでも、サクサク均一に削れてスベスベになります。

 

ただし、乾燥を急いでのドライヤーやヒートガンの使用はお勧めできません。

表面に膜ができて浮き上がったり、均一な乾燥ができず、残念なことになってしまいますよ(経験談)

 

ともあれ、この方法、ぜひ一度、やってみて下さいね。