それでは、エルロンリンケージが終わった主翼を組み立てていきましょう。(説P6,7)
300mの延長コードのメス側のハウジングが邪魔になりますので、ピンを傷つけないように取り外しておきます。左がBefore、右がAfter。コネクタを正しくつないで
シュリンクチューブをヒートガンで縮め、コネクタが外れるのを防止します。熱いうちに、キュッとつまんでおくのがコツです。中央翼の端に貼りつけられている糸を延長コードのオスコネクタにくくりつけてからテープ等でとめておきます。糸が簡単に抜けるようだと、中央翼の中で糸の端っこが遭難してしまいます。
中央翼下面の穴(ハンダゴテで開けておきます)に糸が繋がっていますので、中でリブが折れないように丁寧に引っぱり出します。反対側も同様にします。
中央翼と外翼をエポキシで接着していくわけですが、今回は接合部分を強化してみます。何箇所か、適度にドリルで穴をあけ、エポキシが入り込んで補強の役割をしてくれるわけです。(ただし、空け過ぎには注意して下さい。あくまでも、自己責任でお願いしますm(_ _)m)
エポキシをべったりつけてテープで固定、アルコールではみ出たエポキシを拭き取る、と手早く。
サーボカバーが机に当たるので、雑誌で嵩上げ、雑誌で重し、雑誌で翼端の高さ出しをします。
某誌は毎号微妙に厚みが違う(!?)ので、ちょうどいい厚み(高さ)になるように調節してくださいね。エポキシが固まるまでの時間で、尾翼を組み立てていきます。(説P8,9)ベニヤの冶具を組み立て、尾翼と三角材をおき、マーキングして、その内側を数ミリ開けて(P8の写真のように)フィルムを切り取ります。
フィルムが切り取れたら、マーキングした線が接着時に滲まないようにアルコールで拭いておきます。もう一度冶具を利用して、角度がきっちり出るように瞬間接着剤で固定して、完成です。