JRのDSX7をオンボード送信機トレーで楽しむ方法(2)

JR-adapter 
さて、こちらのアダプター、どのように使用するのかをご紹介します。

オンボード送信機トレー(2011年6月生産分以降)のパッケージの中には

追加説明書が入っていますので、併せてご覧頂くとより分かりやすいかと思います。

ただ、使用方法といっても、

JR-secchyaku 
パーツの接着位置と左右を確認して、しっかりと押さえて

低粘度の瞬間接着剤(OKボンドのMPがお勧めです)をチョン、と流すだけです。

Adaputa-kansei ←完成。左側用です。

そして

JR-sukima 

この隙間に
JR-umaru 
はめ込めば、作業終了。写真の場合は左側(向こう側)からはめ込んでいます。

これだけですが、送信機はしっかり固定されています。

DSX7専用にされる場合は、しっかり接着されるといいでしょう。

ちなみに、最新のXG8はアダプターなしでぴったり装着できますよ。 


JRのDSX7をオンボード送信機トレーで楽しむ方法(1)

OK模型の

PILOT オンボード送信機トレーJ-1型(JR用)の従来の適合機種は

 PCM9X PCM9X2 PCM12X DSX9 DSX12。

 

JR-DSX7 
こちらのDSX7(フックは別売です)をトレイにセットしようとしても

JR-osaeteru
  JR-ataru

押さえても浮いてきてしまい、固定できません。そこで登場したのが

 

JR-adapter 
この謎のパーツです。どのように使用するのでしょうか。

答えはまた後日です^^


Tahmazo T-37ツインチャージャーを使ってみる(6)

それでは次に、

リポバッテリーとニッカドバッテリーの同時充電を行ってもらいましょう。

今回は 左側(CH1)にTahmazo LP2S1P1700SE

右側(CH2)にニッカドの4セル600mAhをつないでもらいました。

前回からCH2を変更しただけですね。

ということで、せっかくですのでCH1のリポバッテリーの放電もやってもらいました。

例の如く、初心者T君は説明書をじっと見ながら・・・

T37-08 
ちゃんとできました。放電の様子も、もちろんPCでモニタリングできます。

 

ある程度放電したところで、リポバッテリーとニッカドバッテリーの同時充電をしてもらいました。

Tahmazo-connect-face-nicd2 
CH2のニッカド充電の様子です。

こちらも問題なく充電完了。

このように、T-37ツインチャージャーはバランサー、リチウム系(リポ、リフェ)ニッケル系(ニッカド、ニッケル水素)鉛電池の充電をこなしてくれます。

ということは1台4役以上。なかなか頼りになる充電器ですね。オススメです。


バッテリーの容量と「C」(2)

次に、電池の「放電能力」についてです。

これは、基本的に「C」で表されます。

 

「C」とは電池容量に対する比率を表す単位

「キャパシティ capacity」の頭文字です。

電荷「クーロン coulomb」のCとは、同じCでも意味が違います。

「capacity」が「容量」と訳されるので、電池容量のmAhと混同されがちですが、

「(実的な)能力」という訳し方もされるという点で区別していただけるかと思います。

 

「C」は電池容量mAhに対する比率ですから、1Cが常に同じ数値だとは限りません。

例えば電池容量1700mAhのバッテリーの1Cは、1700mA(1.7A)です。

よく耳にする「1C充電」とは、「1C分の電流で充電すること」。

つまり、理論上、空のバッテリーを1時間で満充電する充電方法のことです。

理論上、というのは、CC-CV方式での充電では、通常、1C充電では1時間で終了しないものだからです。

これは、また後日触れることにしますね。 

 

電池の放電能力、定格値やバースト値にもCが用いられています。

「定格値」はバッテリーにダメージを与えてしまう放電電流のボーダーラインです。

「バースト値」は一瞬でも超えると、電池が使用不能になってしまう電流値のことです。

定格20Cや定格40Cなど、いろいろな能力のバッテリーがあります。

放電能力が上がると高価になる場合がほとんどです。

使いたいメカやお財布と相談して、無理のないバッテリーを購入されると良いでしょう。

 基本的な説明は以上です。わかりにくい点がありましたら、お気軽にコメント下さいね。


バッテリーの容量と「C」(1)

初心者の方からご質問いただくのは、最近ではごく希になってきていますが

充電器のことを学んだスタッフT君から”懐かしい”質問がありましたので、

彼と同じく、これから始めるというような方のために、書き記しておこうと思います。

 

まず、リポバッテリーの性能についてお話していきます。

例えばTahmazo「Tahmazo LP 2S1P1700SE」の場合、

「2S1P1700」がバッテリーの性能として品名に組み込まれています。

これは「2シリアル1パラレル、電池容量1700mAh」という意味。

始めたばかりの方にとっては、これでも何の事だかわからないと思います。

 

シリアルというのは、直列のこと。

パラレル(並列の意)は、1Pなら直列という意味。

 

電池容量の「mAh(ミリアンペアアワー、ミリアンペア時)」は、

1700mAhなら「1700mA(1.7A)を1時間放電することができる」という意味です。

「1700mAを1時間流し続けたら無くなる」と言い換えてもいいかもしれません。

ということは、1.7×2の3.4Aなら0.5時間放電できるわけです。

 

 つまり、Tahmazo LP 2S1P1700SEなら、

パック2つ直列、容量1700mAh」ということが品名だけでわかるわけですね。