コマンダー148とSAITO FA-40aGK VOL2

Dsc00660 アンダーパワーかと思っていたにもかかわらず意外と機体に対してベストマッチといった感じをうけました。
5m前後の強風をものともせずに糸を引いたように綺麗に離陸してゆきます。

Dsc00719 水平飛行は、2/3ぐらいのスロットルで実機感の有る機体に対してちょうど良い感じの速度で飛行しています。

Dsc00747 水平飛行からフルスロットルで引起してのループもストレス無くこなします。

Dsc00743 ナイフエッジも高度を下げることなくまた頭を上げすぎることも無く綺麗にきまります。

Dsc00731 背面飛行でも、エンジンが息継ぎするようなことも無く安定してまわっています。
40クラスの4Cらしからぬ野太いエキゾノトも心地良い響きでなかなか雰囲気があります。

Dsc00678 着陸進入からスローも安定しています。
非力な感じのあった4C40エンジンですが、なかなかパワーがありこのようなノスタルジックな雰囲気の機体や、デカスロンやパイパーカブなどの高翼スケール機などに良いかもしれません。


コマンダー148とSaito FA-40aGK VOL.1

中国製完成機が数多く発売されるなか、久しぶりの純国産完成機として発売を開始されたOK模型「コマンダー148」は、4サイクルエンジンを搭載する場合40~50クラスと指定されているのですが、こんな場合50クラスのエンジンをチョイスされる方が結構おられると思いますが、下限の40エンジンを載せたらどんな飛びをするかテストです。
Dsc00763 今回テストに選ばれたエンジンは、斉藤製作所の「FA-40aGK」です。
私自身は、あまり斉藤のエンジンを使用する機会がすくないのすが、このGKは、黒のエンジンにゴールドのカムカバーがなかなかカッコイイし機体のノスタルジックな感じとマッチしていると思います。
飛びのイメージとしては、メーカー指定の下限のエンジンなのでユッタリした飛びを想像しています。
Dsc00652 エンジンを始動すると斉藤エンジンの売りの一つである実機感の有る排気音がなかなか力強くきこえます。
強風に正対してスロットルとハイにしてゆき滑走がスタートします。

Dsc00658

ほんの数メートルの滑走の後機首を若干上げたと単にいとも簡単に滑走路を離れました。

Dsc00659 風の強さも感じさせないぐらいに安定した離陸をしてゆきます。
想像では、もう少し滑走距離がいるのかを思っていたのですが、まったく関係ありませんでした。
さて、いよいよ高度を取って行きます。
最近電動機を見る機会の方が多くなってきたのですが、久しぶりにエンジンの音を聞くとやっぱりワクワクしてきます。

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OK模型 大型電動グライダー「メイス」テストフライトvol.2

Dsc00820 この日は、RCAW誌の取材もあり、カシオペアの加藤氏もこられていて、メイスの手投げをお手伝いです。

Dsc00821 5m前後の向い風に正対して発進です。

Dsc00822 約2.6mの翼長の機体に「パプリカ」と同じパワーユニットですのでアンダーパワーかと思いきやまったく問題なく強風の中を上昇してゆきます。

Dsc00832 十数秒でソアリング高度まで上昇します。
大型の機体とオレンジ色の主翼裏のフィルムで高高度でも機体の視認性は、まったく問題ありません。

Dsc00873 スチロールコアにバルサプランクの主翼は、走り・浮きともに良好でダイブでスピードをのせての高速飛行からの旋回も気持ち良くきまっています。

Dsc00876 テスト中に一瞬見えた晴れ間に機体が綺麗に映えています。

Dsc00881 フラップの効きもとても良く、この日は、強い向かい風と言うことあり、ホバリング状態ぐらいの速度で高度のみを下げてくるぐらいです。
これぐらい飛んでくれると十分のようなのですが、OK模型さんいわく発売までにもう少しテストと改良をするとのことですので、発売開始の完成度が期待されそうです。


OK模型 大型電動グライダー「メイス」テストフライトVOL.1

先日開催された、静岡ホビーショーのOK模型ブースで見られた方もあるかと思いますが、こちらも近々発売が予定されている。OK模型のグライダーシリーズで最大の大きさになる翼長2590mm・全長1170mmになります。

Dsc00767 現在発売されている「パプリカ」の兄貴分的な機体になります。
パプリカの主翼が肩翼だったのに対しこの「メイス」は中翼仕様になっています。

Dsc00769 機首は、38mmのアルミターボスピンナーが仕様され、12×6の折ペラとER-252312dのブラシレスモーターが推奨ユニットになっていますので、パプリカのユーザーなら今使用しているパワーユニットをそのまま使用できるので機体を買い換えるだけで1クラス上の機体を楽しむことができます。

Dsc00770 尾翼は、左右二分割のフルフライングテールを採用し機体の運動性と持ち運びの良さが向上しています。

Dsc00771 標準装備のフラップも一段と大型になりその効きがより向上して風の強い日ならファンフライ機のようにほぼホバリング状態で高度を下げてくるほどのブレーキと揚力を発生します。

Dsc00772 写真では解りにくいのですが、カールアップされた翼端形状により整流効果を発揮、エルロンも大型化されその運動性が楽しみです。
本格的なグライダーを飛ばされたこと無い方は、どうしてもユッタリとした飛びを想像してしまうのですが、本格的なグライダーのスピードに乗った飛行を体験するとその魅力にはまることうけあいです。

さて、「メイス」の飛びはいかがなものでしょうか・・・

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PILOT「LIME」テストフライト

OK模型から近々新発売の予定になっている小型電動グライダー「ライム」のテストフライトを見てきました。
Dsc00647 この機体は、全幅1140mm・全長810mm・全備重量250gと既発売の「シトロン」とほぼ同様の機体サイズとなっていますが、パワーユニットが遊星ギアダウンユニットとモーター・アンプが一体になった「180遊星ギアダウンパワーユニット」が標準装備となってユーザーは、RCメカとバッテリーを用意するだけでよい初心者にもやさしいセットないようになっています。
Dsc00773 天気は、曇天で5m前後の強い風が吹く中でもテストとなり、全備重量250gの軽量なグライダーにはちょっと厳しい条件下でのテストとなりました。

Dsc00775 パワー全開で手を離れた機体は、さすがにブラシレスモーター搭載機のような角度とは行かないものの180クラスのブラシモーターの機体で有りながら5mもの強風のなか風に持っていかれることなく上昇してゆきます。

Dsc00801 20秒ぐらいで十分の高度に達します。
モーターを止めてグライドに入ると8%の薄翼と0.7mmの主翼後縁にお陰でシッカリ風の中で前進してゆきます。

Dsc00803 ラダー機ながら適度な翼端上半角のお陰で舵の効きもよく軽量な機体重量を感じさせず風の中でもシッカリと効いています。

Dsc00818 着陸進入速度も速くなく慣れた方ならハンドキャッチも十分出来る速度で進入してきます。
これからラジコン機を飛ばしてみたいと思われている入門者の方には、モーターからアンプまでセットされてフライトまでのコストを安く抑えられることや、安定した飛行性能でお勧めの機体となりそうです。