Aqua LM2 ABSキャビン


今回ご紹介させていただく商品は21クラス船外エンジン用アウトボード・トンネルF1ボート「Aqua LM2」用ABSキャビンです。
このABSキャビンは赤色と紺色の二色展開です。


ABS製のメカルームハッチ(スイッチ台)、キャビンを固定するベニヤパーツ、キャノピーステッカーが付属しています。
そのまま塗装せずにキャノピーステッカーを貼って使用することもできます。

後ろからの写真です。
先に発売されたFRPキャビンに比べて軽量かつ安価、おすすめです。

期間限定で今回ご紹介したABSキャビン2種を200円引きにて販売しております。
カートへ入れると自動的にお値引きされます。


シトロン2 赤 箱開け

当店でも人気でベストセラーとなっている入門用小型モーターグライダー、シトロン2の赤バージョンが発表されました。
良く目立つ赤とブルーを基調にした機体に星をちりばめた派手な機体はとても見栄えがしますね。

箱の中は大きなパーツが6点とリンケージパーツ、ステッカーなどが入っており、そんなに部品点数が多くなく、組立てが面倒ではないという印象を受けます。

胴体はプラスチック製の赤いポッドと黒いカーボン製のパイプで構成されており、写真の状態に組みあがっています。

この機体は胴体の中にサーボを2個搭載しますので、そのためのベニヤ製サーボマウントが2枚入っています。
そのほかのベニヤパーツは、垂直尾翼の取り付けガイドやコントロールホーンです。
ところで、シトロン2 赤では重心位置の関係で受信機を胴体ポッドの最後部、サーボの後ろに押し込まないといけませんので、受信機はFUTABA R3004SBのような小型レシーバーを選ぶ必要があります。
なお、いくら小型と言ってもパークフライ用受信機は、電波の到達距離(範囲)よりシトロン2の飛行性能が勝ってしまいますので、遠くまで飛ばすとコントロールできなくなって墜落させてしまう恐れがありますので、使用しないでくださいね。

胴体とキャノピーを前から見たところです。
一番前の丸いベニヤ板の後にモーターを取り付け、キャノピーが被さる部分のスペースにスピードコントローラー、リポバッテリーを積み込みます。

主翼は、中央翼、そして左右の外翼、合計3枚のパネルに分かれており、3枚を接着してつなぎ合わせ、一枚になります。
オレンジの矢印で指し示した部分、それぞれのパネルの端のフィルムは端面に合わせてきれいに切らずに余分を残してありますが、これは工場で作ってからお客様の手に渡るまでにフィルムが縮んで端面が見苦しくなるのを防ぐためで、決して切り忘れではないそうです。

その部分の処理ですが、組立説明書に書いてある通り、パネル同士を接着する前につなぎ合わせ面にはみ出ているフィルムをよく切れるカッターナイフで、余分に出たフィルムの端をつまんで、引っ張りながらきれいに切り取ります。
この時、フィルムの端をわざと多めに残してあるのでつまみ易いという訳なんですよね。
写真の点線で示した部分がキリトリ線になります。
線が翼上面のカーブの為に湾曲しているように写っていますが、実際は平らな面になります。

尾翼と垂直尾翼は1枚板のシンプルなもので、エレベーター、ラダーの可動部分は取付済みですから工作は必要ありません。
尾翼の胴体パイプへの取付はジグを使えば比較的簡単に行えるように工夫されています。

簡単な組み立てのコツを交えてパーツの説明を行ってきましたが、最後にこの白いステッカーの紹介を・・・・
今回発売になったシトロン2 レッドですが、メーカーカタログページや今回のタイトルに使用させて頂いたイメージ写真では派手に星のマークがちりばめられています。
でも、今日ご紹介させていただいた主翼のパネルには星が見当たりませんよね。
ということは、星のマークは完成後皆さんで自由な位置に貼ってください、という事なんですよ。
メーカー写真にとらわれず、ぜひ自分流に素晴らしい配置のデザインをお考え下さい。

さて、いよいよ明日からゴールデンウィークが始まります。
何度もお知らせしていますように当店ではゴールデンウィーク中も営業日を設けて皆さんのモデルライフのお役に立ちたいと考えています。
上の表をご覧いただいて、急な入用品などが出てきましたらどうか当店をご利用ください。
ご用命を心よりお待ちしています。

それではこのゴールデンウィーク、皆様が安全に楽しくラジコンを満喫されます事を願っております。


エクストラ1204 箱開け (2)

OK模型のスケール機PILOT エクストラ1204のご紹介、2回目は胴体の詳細と主翼、尾翼です。

胴体には取り外し式のカウリングとコックピットがつくことは前回ご紹介済みですので、今回はそれらを取り外した状態で内部構造などを見て頂く事にしましょう。

エンジンマウントはボックス構造になっています。
ここにキット付属のエンジンマウントを取り付けます。

ハッチと一体になったコックピットと主翼を取り外すと中央胴体の上面が大きく開口します。一番手前のスペース、第一胴枠の後は燃料タンクの搭載スペースですが、電動化する場合はここにバッテリーを積むことになります。
この部分は主翼を胴体に取り付けたままでもコックピットハッチを外すだけでアクセスできますので、タンクの点検や電動用バッテリーの着脱が簡単に行えます。

主翼取付部分の胴体内部の様子です。受信機やサーボはこのスペースに搭載する事になりますが、この大きさの機体ですからスペース的には何の問題もありませんね。

主翼の平面です。
写真の左側が下面(裏)、右側が上面です。
上下、色使いがガラッと異なりますので、上空でロール系演技をした場合などの視認性は良いはずです。

主翼の断面です。翼型は比較的厚翼の完全対称です。
エクストラ1204の主翼は左右のパネルを中央で接着、一枚モノにする方式です。
持ち運びなどには不便を感じるでしょうが、2分割にするよりもずっと強度がありますので、過激なアクロも不安なく行えるという事です。

最後は尾翼です。
水平、垂直、どちらもバルサ材のフレームにフィルム貼り仕上げで、軽量ながら充分な捻じれ剛性を持った構造になっています。
更に水平安定板は胴体からアルミパイプの支柱で支えますので、飛行中のフラッターなどの心配は無いでしょう。

2回にわたってご紹介させて頂きましたグロー4サイクル120クラスのエクストラ1204、如何だったでしょうか。

寒さが一番厳しいと言われるこの時期を乗り越えれば待望のフライトシーズンの到来です。
その時こそ、このエクストラ1204でアクロバティックフライトに挑戦されては如何でしょうか。


アイランドブリーズ オレンジ 箱開け(2)

アイランドブリーズ オレンジの箱開け、今回は主翼、尾翼のご紹介を中心にお話をさせていただきます。

すらりと伸びた楕円翼が癒しのフライトのイメージとぴったりということで人気のアイランドブリーズシリーズアイランドブリーズ ターコイズアイランドブリーズ スプラッシュが販売中)、この新製品であるアイランドブリーズ オレンジも主翼の平面型はかわっていませんが、オレンジ色が入ったことにより視認性は随分良くなっています。

主翼の裏と表を比べて見ました。
左が裏面、右が上面(表面)になります。
特に裏面はほぼ全面がオレンジになりましたので、ロール系の演技をした時などは良く映えるはずです。

ちょっと変わったアングルで、翼端側から見てみました。
前縁、後縁が滑らかに弧を描く独特の形が良くわかると思います。

反対に主翼中央から見たところです。
翼型はスポーツ機には定番の半対称翼型で、シリーズ共通です。

主翼後縁には、エルロンとフラップが装備されています。
どちらも下ヒンジになっています。

水平尾翼と垂直尾翼をご覧いただきます。
カラーリングはシンプルに、白ベースでラダーのみ白黒のチェッカー模様になっています。

キットの内容はOK模型のARF機標準と言えるもので、スピンナー、メインギア、テールギア、タイヤ、そしてリンケージパーツなど一式が入っています。

ただ、右に見える燃料タンクですが、シリーズ共通で容量180CCのガソリン用が入っています。
前回の胴体の解説でも触れましたが、オレンジから第一胴枠が変更されてSAITO FG11ガソリンエンジン付属の専用マウント以外のマウントの取付がしやすくなっています。
ということはグローエンジンの搭載もしやすくなったと言う事なんですが、その際には別途エンジンマウントとグロー用の燃料タンク(燃費から320cc程度が必要)が必要になります。

パーツ袋の中からメインギアのパーツを取り出してみました。
カーボン製の脚支柱とタイヤ、ホイルパンツ(スパッツ)で構成されています。
テールギアも含めてアイランドブリーズ ターコイズと共通です。

このほかにはアイランドブリーズのロゴが入ったステッカーや日本語の組立説明書が入っています。

どうですか、寒さが一段と厳しくなる季節、来シーズンの癒しのフライトに向けてアイランドブリーズ オレンジを準備されては如何でしょうか。


アイランドブリーズ オレンジ 箱開け(1)

OK模型から新製品、アイランドブリーズ オレンジがリリースされました。
既に発売中のアイランドブリーズ(ターコイズ)の別カラーバージョンで、名前通りオレンジがメインのカラーリングになっています。

これでアイランドブリーズは、しっくりと落ち着いた色合いのターコイズと上空で目立つオレンジ色の2色のカラーバージョンと水上機のアイランドブリーズ スプラッシュの3種類になりました。

新発売のオレンジバージョンですが、ちょっと見たところ胴体や主翼の構造、付属パーツなど、キットの中身は変わっていないようですが、メーカーによりますと第一胴枠のエンジン取付部がマイナーチェンジされているそうです。
それについては後ほど説明させて頂きます。

いつもどおり、胴体から見てゆきます。
まず、箱から出して胴体にカウルを仮にかぶせて見ました。

エンジンはサイドマウントに搭載しますので、カウルの片側だけに冷却口が開けられています。

カウルを取って第一胴枠を見たところです。
これまでのアイランドブリーズ ターコイズではSAITO FG11ガソリンエンジンに合わせて胴枠にエンジン取付ビスの穴があけられ、裏にはツメ付きナットが埋め込まれていたのですが、ご覧の様に穴あけ用のマーキングだけに替わっています。

これは、SAITO FG11ガソリンエンジン(専用エンジンマウント付属)以外のエンジンを取り付けようとした場合、これまでは他のエンジン用のマウント(別売)の取付ネジ穴が、前もって空いているFG11用の穴やツメ付きナットと干渉して簡単に取り付けることが出来なかった点を改善したものだそうです。


キャノピーから前の胴体上部は取り外し式になっていますので電動化した場合にもバッテリーを簡単に交換する事が出来ます。

キャノピー兼ハッチは、キャノピーラッチで固定するようになっています。

次回は主尾翼関係のパーツを解説させて頂きます。

なお、色違いの兄弟機アイランドブリーズ ターコイズ(当時はアイランドブリーズ)の紹介を当ブログ行っていますので、こちらもご覧ください。
アイランドブリーズ 箱開け(1)
アイランドブリーズ 箱開け(2)
アイランドブリーズ 箱開け(3)
アイランドブリーズ 箱開け 番外編