小型高性能フルコンポジットグライダー「BANANA」vOL.2

Dsc09657 主翼は、中央部分でビス2本で取り付けるようになっています。
真ん中のテープは、機体の製造時の番号です。
この機体は、1機づつ手作りなので、胴体・主翼・尾翼に組み合わせの固体番号がつけられています。

Dsc09658 翼端は、独特のカーブ形状がカールアップしています。
主翼が非常に薄いので使用するサーボは、「Tahmazo TS-1014」あたりの薄型マイクロサーボがお勧めです。

Dsc09660 尾翼は、バルサシャーレの一体成型されたV尾翼になっています。
中央部分など強度のいる部分は、カーボンで補強されています。

Dsc09662 裏面は、主翼と同じ赤色一色になっています。
エレベーターの中央部分にコントロールホーンを取り付ける部分が成型されています。
ホーンは、ボールリンクタイプがお勧めです。

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小型高性能フルコンポジットグライダー「BANANA」Vol.1

チェコのBAUDIS社製の小型高性能グライダー「BANANA」を紹介します。
このグライダーの名前は、機体と主翼の形状がバナナを想像させるところからつけられたそうです。
Dsc09648 キットの内容は、小型コンポジット機なので、ほんとにシンプルな内容になっています。

Banana1 主翼は、バルサシャーレの一枚ものになっています。
上面の黄色に対して裏面は、赤色一色になっています。
翼長は、1450mmで翼型は、MG06を採用して非常に薄くできています。

Dsc09653 主翼は、フルエルロン式になっていて主翼に対して大きめのエルロンになっていて運動性もよさそうです。

Dsc09674_4 本機の主翼には、サーボの取り付け穴が加工されていないので、ユーザーが指定の場所の主翼を切って加工する必要があります。
その際にスパーを切ってしまわないように主翼を電気に透かしてスパーの位置を確認して加工します。
基本的にはエルロンだけの設計になっていますが、説明書には、フラップ加工をする場合の位置が示してあるので、フラップ仕様にも出来るようになっています。

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PILOT「レッドバロン エンジン仕様」を単発電動機にするには・・・

本日、新入荷したOK模型のPILOT「レッドバロン エンジン仕様」ですがこちらの機体元々は、電動二重反転プロペラシステムの機体でそのスタイリングから飛ばしてみたいと思われているユーザーも結構おられるでしょう。
でも、二重反転と言う特殊なシステムのために専用モーター「Tahmazo EDCR221613d」これは、ブレシレスモーターが2個が1セットになっているため、スピードコントローラーも「Tahmazo M2626-3s」が2個必要となり、ほぼ2機分のパワーユニットになるので、ちょっと手がだしにくいし、エンジンは音の問題やメンテナンスで・・・と思っておられるなら、是非エンジン仕様を電動単発プロペラ(普通の1枚のもの)にしてみたはいかがですか?
Red_baron_g_10 OK模型さんから最近発売になったエンジン機のエンジンマウントの取付寸法は、同社から発売されているモーターマウントと同じになるように設計されています。
ですから、一度エンジンで飛ばした機体を電動に変更するのも簡単にできます。

Red_baron_g_06 この機体には、先日発売になったゼロ戦30にも使用した、同社の「アルミEマウント4097」を使用します。
モーターは、「Tahmazo ER282211d」を使用します。
当社のモーターなら「Cool-Spin c3528-1000」でAPC12X8Eで少しオバーパワーですが使用可能です。
リポバッテリーは「HOT-LIPS3s1p4000」がお勧めです。
スピードコントローラー(ESC)は、「Tahmazo M4516-3s」が良いでしょう。
もし、予算的なことで「Tahmazo Pro-C 4504-3s」や他社の3A-4Aクラスの通常BECのESCを使用される場合やデジタルサーボを使用される場合などは、ESCのBECは使用せずにOPTにして別に受信機用電源を搭載されることをお勧めします。
このように単発プロペラ仕様の電動であれば二重反転より安価に電動で本機のスピードに乗ったレーサーらしい飛びを楽しむことができます。

知っていますか? クリスタルの中身

小型受信機を購入して手持ちのクリスタルを入れて動かしそうとしてサーボが動かなかったりした経験ありませんか?
そのとき、多分買った受信機が初期不良と思われるかたが多いと思います。
先日も、買った受信機が動かないとのことで、その受信機をこちらでテストしたら、まったく正常に作動していたことがありました。
このときに、クリスタルがダメだと考える方は、非常に少ないと思います。
クリスタルは、外見は、固い金属になっているので意外と衝撃などに弱いと考えないからです。
そこで、今日は、クリスタルの中身を紹介しようとおもいます。
Dsc09520 これは、標準サイズのクリスタルです。
このクリスタルは、作動不良をおこしているものです。
外見は金属のケースで出来ているので、なんら以上はありません。

Dsc09522 そこで、外側の金属ケースをカットして中身をだしてみました。
中には、丸い形をした水晶の板が両方の足から出ている電極に接続しているだけの単純な構造になっています。

Dsc09525 その水晶(クリスタル)の板を横から見てみると0.1mmあるか無しかの非常に薄いものになっています。
ものが水晶だけに材質は、薄いガラスのように固く割れやすいものになっています。
クリスタルの中身がこんなに華奢なものが入っているなんて意識して使っている方なんかほとんどいないとおもいます。

Dsc09527 ですから、外見上に何の異常が無くても墜落や雑な取扱をするとこのように簡単に割れてしまいます。
標準サイズのクリスタルでもこのように壊れやすいものになるのですから、ミニサイズのクリスタルなどは、クリスタル自体だけではなく、受信機に差し込む足自体も非常に繊細なものになっているので、もっと壊れやすくなっています。
どの受信機でも買った受信機の動きがおかしいときは、先ずクリスタルを疑ってみてください。
新品のクリスタルでもまれに中が破損しているものもあるかも知れません。
当社の場合、クリスタルを発送する時は、エアーキャップで作った袋に入れて配送中に振動などの影響を受けないようにしています。
意外と無意識に雑に扱いがちになるクリスタルですが、今一度取り扱い方を見直してあげてください。

「FOKA 2.45m」VOL5

Dsc09387 ラダーとエレベーターのコントロールロッドです。
グラスロッドにロッドエンドがついたものとピアノ線のものが入っています。

Dsc09389 エルロンのカバーとサーボ取付台です。
このあたりは、使用されるサーボに合わせて使用します。
付属のサーボ取付代は、結構小型サーボ用の大きさになっています。

Dsc09390 その他、付属パーツは、金属製クレビスや、ナイロンヒンジ、キャノピーラッチ、コントロールホーンなど細かなところまで容易されています。

Dsc09393 デカールは、機体番号や、FOKAのロゴとメーカーのロゴシールが容易されています。

Dsc09396 このキットの一番ネックがこの組立説明書です。
ほとんどチェコ語で書かれた説明書で他のキットのようにイラストが多く使われていないので、スケールグライダーのARF機を組立てた方でないと説明書を頼りに組立るが難しいです。
経験のあるかたならさほど難しくは、無いと思います。

ちょっとクラシカルな独特のスタイルのスケールグライダーをスロープで実機らしく飛ばすのもお勧めです。