PILOT ファイター25(その3)

パイロットファイター25のご紹介、今回から2回に分けて機体本体以外のパーツについて解説させていただきます。

まず上の番号シール(ステッカー)ですが、前回のブログで、「Mタイプ、Sタイプともに「たまたま」3番がはいっていた・・・・」、という風に書かせていただきました。
そこのところをOK模型に確認したところ、やはり機体色と中に入っている番号は決まっていなくて、ランダムに番号シールを入れているとの事でした。
何故かというと、仲間内で同じ色の機体を買った人は全部同じ番号になるという事を防ぐためとの事でした。(ランダムに入れていますので、たまたま同じ番号になるという事もありますが)

でも仲間内で模擬レースをする場合など、それぞれ自分の好きな番号を選んで付けたいという場合もあるでしょう。

そんなご要望にお応えできるようにと、上のような番号シールが発売されています。
数字は0から9までの10種類、と言いたいのですが、実際は6と9は同じものを上下をひっくり返して貼るという技を使っていますので、商品としては0から8までの9種類になります。
540円の出費にはなりますが(当店税込価格)、仲間と番号がかぶってしまった場合や、「私はどうしてもこの番号にしたい!」とこだわるかたはぜひどうぞ。

ところで、この番号シール、先に説明しましたように小文字2つと大字1つ、合計3つの数字シールがセットになったものなんですが、上のように胴体両サイドに小さいものを、主翼には大きいものを写真のように左翼の翼端側を下にして貼るのが普通です。
その理由は、ご存知の方も多いと思いますが、実機のレースが(RCパイロンでも同じ)左周りの周回コースで行われる事が多いので、パイロンの周りを左に傾けて(バンクをとって)旋回する時に、地上から番号がちゃんと見える向きにするという訳なんですね。

次回、最終回はエンジンや電動モーターの搭載に関するご紹介をさせて頂きます。

 

PILOT ファイター25(その2)

前回は、先日発売となったファイター25Mファイター25Sのファイターシリーズについて大まかな説明をさせて頂きました。
2回目となる今回はキットの内容をご覧いただく事にしましょう。

まず、ご覧いただくのが赤い胴体にオレンジ色の翼のファイター25Mです。主翼は両面ともオレンジになっています。
最後のMというネーミングについて、赤、オレンジのカラーリングなのにRedのRとかOrangeのOとかにしなかったのはナゼ?とOK模型に問い合わせたところ、Mはイタリアのマッキ社Macchiの頭文字だそうで、赤はシュナイダーカップレーサーMC72などのイメージだそうです。
なるほど、そんな目で垂直尾翼に目をやるとタテ縞の色分けはちゃんとイタリア国旗の緑、白、赤の3色になっていますね。

こちらはグリーンのファイター25Sです。
こちらのネーミングも、GreenのGではなく、なんでSなんですか?と聞いたところ、Sはイギリスのソッピース社Sopwithの頭文字で、同社の機体をイメージしたブリティッシュグリーンという事だそうです。なるほど、だから垂直尾翼は青、白、赤と、こちらもちゃんとイギリス機の塗り分けになっている訳ですね。

なかなか奥が深いネーミング、でも慣れるまではちょっと覚えにくいかも知れませんね。

で、セットの中身なんですが、まあ当たり前の事ながらカラーリングが違うだけで中身はすべて同じでした。
内容はOK模型製ARF(ファイター25シリーズは国産だそうです)の標準的なもので、フィルム貼り完成済の胴体、主尾翼のほか、スピンナー、燃料タンク、メインギアと尾輪、そしてタイヤ、エンジンマウント、リンケージパーツ一式、それに組立説明書などが入っています。
またこのシリーズの機体には実機のレーサーをイメージした機体番号ステッカー(写真では、たまたまどちらも3番)が入っていますが、これについては次回お話しさせて頂きます。

さて、こちらは胴体です。カタログや前回の機体写真でお判りになるように、エンジン(またはモーター)は手前の第一胴枠の前側にオープンで取り付ける構造です。
この第一胴枠は写真で見るとフィルムで全面カバーされていますのでマウント取り付け用のビスの穴などはどうなっているのか、気にかかるところですよね。

では一体どうなっているのか。
第一胴枠の裏側を胴体の中から覗いたところです。
一番奥に見える第一胴枠には、エンジンマウント(又はモーターマウント)取付用の爪付きナットや燃料タンクのキャップが入る穴、スロットルリンケージ用の小さな穴がちゃんとありますね。そして手前には燃料タンクや電動用の動力バッテリーを載せる台(ベニヤ)が取り付けられています。
組み立てにあたっては第一胴枠の必要なところだけフィルムを切り取るという事ですね。

次は前回もご紹介した主翼パネルです。
今回発売された3種類のファイター25シリーズの中でこのSのみが写真のように上下面で色は異なります
ちなみに、黄色い面が下面、すなわち裏側になります。

これは主翼の断面です。
翼型は翼厚9.5%の完全対称ということですから、かなり薄翼という事ができますね。
またカタログ写真等でもお分かりの通り主翼には僅かな後退角が付いており、こちらは4.5°という事です。

さて、次回はステッカーの事やエンジン、モーターの取り付けなどについてお話させて頂きます。

ところで、当店で現在開催中の「感謝祭」11月28日までということで、残すところあと4日となりました。
お買い得商品のほか、「10,800円以上お買い上げで送料無料キャンペーン」も同時に実施しています。
お買い忘れのものはございませんか。
ぜひもう一度セール会場をご訪問のうえセール品などをご確認下さい。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。

PILOT ファイター25(その1)

お手頃価格と25クラスという扱いやすいサイズの、遊び心溢れるスポーツ機、PILOTファイター25が発売されました。

上の写真のようにファイター25シリーズには赤・オレンジのMグリーンのSブルー・黄のC、と3種類ラインアップされていますが、今回出荷されたのはMSの2種類です。

と言いながら、第一ロットが超品薄という事で当店に少数入荷した機体はすぐに売り切れとなり、お待ちいただいていました皆さんには大変ご迷惑をお掛けしていますが、メーカーでは増産に励んでいるとの事ですので、とりあえず皆さんにキット内容のご紹介をさせて頂きます。

 


まず、今回発売されたのは、こちらの赤・オレンジのファイター25M

グリーンのファイター25Sの2種類です。

このグリーンのファイター25Sですが、3種類の中では一番地味に見えますが、実はそうとも言えないんですよ。
下写真は次回のキット内容の説明の準備に主翼だけを取り出して撮影したものです。
ご覧の様に裏面が黄色なんですね。
他の2機種と違って、このように裏と表で色を替えてありますので、上空での視認性もバッチリですよね。

しかも主翼上面と胴体には白いストライプが入っており、広告写真などを見てイメージしていた感じとは違って、飛ばしてみると結構見栄えがするようですから、店主はこのグリーンのSが結構お気に入りなんです。

シリーズのおおまかなご紹介はこれくらいにして、次回はお約束のキット内容の紹介をさせて頂きます。

さて、ここでお知らせです。
当店トップページでお知らせしています通り、ただ今「感謝祭」を実施中です。
超特価品を始め、多数の商品をお値打ち価格で提供させて頂いております。
もちろん、送料無料キャンペーンも実施しています。
期間は11月28日まで、ぜひセール会場をご訪問下さい。

 

 

 

お買い得!V-pro SALT DX2

真っ青な大空バックに静かでダイナミックな曲技飛行を繰り広げるグライダーアクロは見ていて爽快な気分に浸れるものですね。



そのグライダーアクロを行う代表的な実機H101 SALT(サルト)をスケール化したV-pro H101SALTはスロープでの曲技飛行は勿論、装備したブラシレスモーターを動力として平地でのアクロフライトもこなせる万能機として人気のある機体です。

そのV-pro H101 SALTOカーボン折ペラを装備したV-pro H101 SALTO DX2が登場しました。

現行のV-pro H101 SALTO DXと今回ご紹介する新製品のDX2との違いですが、セットのお値段は据え置き(当店通常価格の場合)で、DXのグラスナイロン11×9折ペラブレードに代えてDX2高性能なRLブランド11×8カーボン折ペラブレードを装備しているという事です。
もちろん、DXタイプですから、動力用ロングシャフトブラシレスモーターER-252312d-LSも同梱しています。
(注)上の飛行写真はグラスナイロン折ペラを装備したDXタイプです)

このDXとDX2、価格は同じ、そして機体そのものは全く同じで折ペラブレードが異なるだけですから、単純にお値段を比較すればグラスナイロン製11×9折ペラブレードの950円に対し、カーボン折ペラ11×8はなんと6372円(いづれもトップモデル税込み販売価格)で、その差5422円、つまりこれだけDX2のほうがお買い得という事になりますね。

さて、このV-pro H101 SALTOでのグライダーアクロですが、滑走路から発進した場合はモーターオンで高度をとり、モーターオフの後に下降、加速しながら曲技飛行、高度が下がればまたモーターオンで高度をとり、その後に曲技をするというパターンの繰り返しとなります。
そんなときDX2に装備された高性能なカーボン折ペラは大きなアドバンテージになること間違いなしです。

サーマルに乗って悠々と大空を舞うソアラーとはガラッと趣の違うグライダーアクロ、V-pro H101 SALTO DX2を使ってチャレンジされては如何でしょうか。

シークアーサー箱開け(2)

暑中お見舞い申し上げます。
平素はトップモデルジャパンをご愛顧いただき大変有難うございます。

ただいま当店ではブログ限定のキャンペーン「5,000円(税込)以上お買い上げでその場で使える300円クーポン」をプレゼント中です。

クーポンの使用方法は簡単、5,000円以上お買い上げのうえ、レジ画面で「クーポンID欄」にth53017 と入力していただくことで自動的に300円お値引きさせて頂きます。

クーポンをまだお使いでない方はぜひご活用頂きますとともに、お知り合いの方にもこのブログをご紹介ください。よろしくお願い致します。

なお、キャンペーン期間は8月3日まで、クーポンの適用は期間中お一人様1回限りとさせていただきます。

さて、シークアーサーの箱開け、2回目は主尾翼とその他のパーツを見てゆきます。

上写真は主翼を構成するパネルで、全部で5枚の構成になっています。

黄色が中央翼、その左上の2枚が左右の外翼、そして上右の小さなパネルが翼端部になります。
これらを一枚に組み立てることで2段上反角の翼になります。

ところで、最初の写真でもお気づきかと思いますが、各パネルの端のフィルムがスパッと切っていないのにお気づきでしょうか。

中央パネルの端をクローズアップしてみました。
こんな具合に翼の端から余分なフィルムがはみ出ていますよね。でもこれはメーカーさんの手抜きではないんですよ。

実際にキットを組み立てて見れば分かりますが、実はこのフィルムがはみ出ている部分は外翼との接合(突き合せ)部分になるんですね。
その接合部分でしっかりと翼パネル同士を接着するには接合面のフィルムを全部きれいに剥がす必要があります。
その時、フィルムを端で折り曲げて仕上げてあると切り取る(剥ぎ取る)のが難しいですから、このようにわざとフィルムを折り曲げずにしておき、しかも多めに残しておくことで、組み立てる人がフィルムをつまんで横に引っ張りながら、カッターナイフで翼の端の面に沿ってきれいに切り取りやすくしてあるんです。

発想の転換というか、仕上がりの外見にとらわれずに、組み立て易さを考えた良いアイデアだと思います。

左が水平尾翼、右が垂直尾翼です。エレベーターやラダーの動翼はヒンジで取付済みになっています。

DXタイプに標準装備されているブラシレスモーターとアルミターボスピンナー付きの7×4.5折ペラセット、そしてサーボマウントやモーターマウントなどのベニヤパーツなどですね。
ちなみのこのパワーユニットはシトロン、マジョラムに採用されているものと同じです。

こちらはセットに入っているシークアーサーのロゴステッカーです。

ところで、ロゴの中の「ASAR」の部分の下にある66~68mmと書いてある矢印の線は何だとお思いですか。
これは胴体の主翼取付部のサイドに貼って重心位置を正しく表示するもので、「グライダーにとって重心位置合わせが飛ばしやすさと飛行性能の決め手になります。ですから、ぜひこのマーク通りに重心を合わせて高性能を楽しんでくださいね」というメーカーのメッセージを感じます。

以上が新製品PILOTシークアーサーの紹介です。
当初の予定より入荷が遅れて皆様にご迷惑をお掛けしていますが、最新情報では来週にも少数が入荷する予定です。
入荷しましたらショップのトップページ「入荷・再入荷情報」でお知らせしますので、今しばらく待ちください。