ブログ 引っ越しました

 

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また、併せてサーバーの引っ越しをさせていただきました。
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さて、今回の引っ越しに合わせて感謝セール開催中です。
3月14日午前10時までの開催期間中、税込8,640円以上のお買い上げで送料無料となります。
同時にこちらのセール会場では特価品、お値打ち品、ノベルティー付き商品などお買い得な品々を多数取り揃えてお待ちしております。

フライトシーズンも間近に迫り、機体の製作や整備に余念のない方も多いと思います。ぜひこの機会にトップモデルJAPAN セール会場にご来場くださいますようお願い致します。


「飛燕」分解展示を見てきました(その2)

 前回に引き続き、かかみがはら航空宇宙博物館収蔵庫で開催されている飛燕の分解展示の模様をお伝えします。

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プロペラはスピンナーを外し、可変ピッチ機構が見える状態で展示されています。
この時代の飛行機の、まして日本機のスピンナーの中を見る機会って滅多に無いですよね。

 

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取り外したスピンナーは塗装(ラッピング?)を剥がした「素」の状態でプロペラの前に展示されていました。

 

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主翼は胴体から取り外して、写真のように斜めに立てかけて展示していますので、普通では見難い翼の裏面が良く見えます。
ラジコン機でも一般的な左右一体の構造です。

立てかけて展示してあるおかげで、このように主脚の収納部もしっかり見ることが出来ます。
スケールマニアは翼の裏側や脚の収納部の詳細が判りにくくて再現に頭を悩ます事が多いのですが、今度は細部があまりに良く見えすぎて手を抜けなくなるという悩みを抱えることになりそうですね。

 

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凝り性のスケールマニアに悩んでいただくネタはここにもあります。
脚カバーの裏面もこの通り、補強のためにプレス加工された裏面パネルの様子や脚取付金具、それを止めるリベットの位置などもよくわかりますよ。

 

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勿論、メインギア本体も取り外してちゃんと展示されています。

このほか、今回のレポートではお伝え出来ていない、分解展示状態でなければ見えない点がたくさんあります。
飛燕に興味のあるマニアだけでなく、70年以上前の日本の航空技術を間近に見ることが出来る貴重な機会だと思います。

 

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会場には飛燕だけではなく、このチラシにあるように航空宇宙関係の展示やシミュレーターなどもあります。
ぜひ一度足を運ばれてはいかがでしょうか。

ところで、ここで皆さんにお知らせです。
本日12月10日より12月24日まで、トップモデルジャパン恒例のクリスマスセール開催致します。

今回の企画は、お買い得商品の品揃えは勿論のこと、税込み8,640円以上のお買い上げで送料無料のキャンペーンです。
お正月休みに機体製作などを考えておられる皆さん、大型商品の送料の心配がないこの機会をぜひご活用ください。

セール会場へはこちらからご訪問いただけます
スタッフ一同、心よりお待ちしております。


「飛燕」分解展示を見てきました(その1)

10月27日の当店ブログでご紹介しました第二次世界大戦中の戦闘機「飛燕」ですが、その後この機体はホームベースといえる岐阜県各務原市の「かかみがはら航空宇宙科学博物館」に帰り、分解展示されています。
なんで分解展示?って事になりますが、本来この機体が展示される博物館の本館が改修工事中のため、期間限定で収蔵庫で分解展示をしているんだそうです。

本館がリニューアルオープンすればこの飛燕は組み立てた姿で公開されるとの事ですので、滅多に目にすることのできない細部を見ることが出来るこの機会を逃してはいけないと、早速岐阜に行ってきました。

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という事でいざ、かかみがはら航空宇宙科学博物館(の収蔵庫)へ。

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で、お目当ての飛燕はどうなっているかというと・・・・・

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ご覧のように主翼と胴体などが分解、展示されていました。
主翼は立てかけて展示されていますのでオモテ、ウラの細部が良く見えます。
また、神戸で見た時の日の丸などのラッピングは取り去られ、すべて地のままです!

神戸の時より一層近くで見ることが出来るので、これはGOODですよ。
(写真は11月27日現在のもので、今後展示内容やレイアウトが変わるかもしれませんが、その点はご了承ください)

 

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当時の日本機には珍しい液冷エンジンは台車に乗せて展示されています。

 

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これは過給機、今でいうスーパーチャージャーですね。気圧の低い高空を飛ぶ航空機エンジンには当時から不可欠のものだったんですね。

 

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神戸の時も外して展示されていた冷却器(ラジエーター)本体。思い切り近くで見ることが出来ました。

70年も時を経たとは思えない、当時の技術の粋を集めたパーツを見ることが出来ましたが、次回はプロペラハブや取り外した脚カバーなどをご紹介させて頂きます。

 


三式戦闘機「飛燕」を見てきました

神戸で開かれている川崎重工創立120周年記念展に行ってきました。

目的はレストアされた飛燕を見るためです。
旧陸軍の三式戦闘機「飛燕」は、液冷エンジンを搭載したスマートなフォルムでスケールマニアにも人気の機体ですね。

会場は神戸三宮からポートライナーで二駅目、ポートターミナル駅を降りてすぐの大ホールです。
入り口でパンフレットをいただいて、そのまま会場に入ります。
有難いことに、入場無料なんですよ。

このイベントは11月3日(木)まで開催という事です。
興味をお持ちの方は足を運ばれてはいかがでしょうか。

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さて、会場に入るとデーンと飛燕が鎮座しています。

この機体は飛燕Ⅱ型量産機のベースとなった機体で、今回のイベントに際して、これまでの展示で傷んだ部分や失われた部品を修復したものだそうです。

柵があるとはいえ、結構近くまで寄れますので細部までしっかり見ることが出来ますよ。

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2階にも観覧スペースが設けられていますので、色々な角度でレストアされたばかりの飛燕を堪能できます。

また、エンジンやラジエーター、計器盤などが別途展示されているほか、たくさんのパネルもあり、興味深く見せていただきました。

それでは、スケール機好きの店主が撮影した写真をご紹介します。
拡大していろいろと細かいところを見ていると飽きませんよ。

あと32枚あります。あまり解説は入れませんので最後までゆっくりとご覧ください。

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ラダーは羽布貼りです。

ヒンジやアンテナ線の碍子なども忠実に復元されています。

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ラジエーターは機体から外して展示されていました。

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飛燕に使われた倒立V型12気筒エンジンも見ることが出来ます。

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鏡を使ってエンジンの下面を見せています。

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最後は計器盤です。


ホビーショー 詳報

前回はラジコン、プラモデルを含めた全日本模型ホビーショー会場全体のブースを早回りしたレポートをさせていただきましたが、今回はラジコン関連ブースで店主が気になったアイテムの紹介をさせていただきます。

といっても、トイラジなどを除く、モデラー向けラジコンを扱う会社の出店数は(会場の中での比率ですが)残念ながら非常に少なく、さらに飛行機中心の当店に関係するものに絞るとさらに品数が限られてきます。
何とも少し寂しい限りですが、とりあえず気になった商品の紹介をさせていただきます。

 

まずは、今回も積極的に飛行機の新製品を出してきたOK模型からです。

こちらは複葉スポーツ機「ミッション60」、ARF完成機です。
複葉機というとまず頭に浮かぶのがスケール機ですが、構造が複雑で飛ばすのも難しいということで敬遠される方も多いと聞きます。
でもこのミッションはスポーツ機として設計されていますので、飛ばして楽しく、メンテや運搬も楽な、中・上級モデラー向けの機体に仕上げてあるという事です。

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2C-45、4C-60クラスの複葉スポーツ機はARFとしてはあまり出回っていないジャンルのモデルで、店主期待の商品です。
諸元を、会場の展示台の上にある名札?から転載させていただきました。

ミッション60 MISSION・60
全長:1260mm
全幅:1290mm
主翼面積:51.9d㎡
全備重量:2300~2400g
エンジン:2c45, 4c60
コントロール:AL(2),EV,RD,TH

 

次は同じくOK模型から発表された曲技、スポーツ機、ARFのキャバリエ クラシックです。
1970年代に一世を風靡したキャバリエ(現行バルサキットの「キャバリエ」とは別の機体です)を、創業60年を機に現代の技術、製法で復刻したものとの事です。
オリジナルモデルはバキュームフォーム(真空成型)工法のモデルでしたが、こちらは塗装済みFRP胴体にバルサリブ組み、フルプランク・フィルム貼り完成主尾翼という今風の構造で売り出されます。
展示機には後でご紹介するOS MAX-55AX-GP ゴールデンヘッドモデルが搭載されていますね。

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メーカー発表の諸元です。

キャバリエ クラシック CAVALIER CLASSIC
全長:1250mm
全幅:1622mm
主翼面積:40.6d㎡
全備重量:2600~2800g
エンジン:OS MAX55AX-GP
RCメカ:4ch-5サーボ
※63mmアルミスピンナー(UNF1/4-28)標準装備

 

こちらは翼幅3082mmのグライダー「クレス」ですね。
上級者向けのバルサキットになっています。
バルサキットグライダーといえば大ヒット中の「ピメンタ」や「キャラウェイ」が思い浮かびますが、こちらはその兄貴分ともいえる機体ですね。
構造はご覧のとおり、グラスファイバー製の胴体ポッドにカーボン製テールブーム、バルサリブ組み3分割式主翼の組み合わせです。

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メーカー発表の諸元です。

クレス3m CRESS 3m

全長:1382mm
全幅:3082mm
主翼面積:58.7d㎡
全備重量:1590~1650g
モーター:Tahmazo CR-352010d 
RCメカ:7ch-6サーボ+ESC

 

次にご紹介するのは、当店でもたくさんの商品を取り扱わせて頂いているテトラさんです。

今回、飛行機の新製品はありませんでしたが、私的には工具の新製品マルチレンチドライバー32Bが気になりました。
テトラさんらしい気配りのきいた製品です。
写真では6本しかビットが映っていませんが、実際には16本がハンドルの中に収納されていますので32種類の先端工具になるわけですね。
先端工具の種類の詳細は写真を拡大してご覧ください。

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こちらはテトラさんのアクセサリー類を搭載したカットモデルですね。

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続いてOSエンジンの小川精機さんです。
創業80周年記念ということでたくさんの記念モデルが展示されていましたが、空モノ関連の商品だけを取り上げてみました。

まずはシリンダーヘッドに24金メッキをほどこしたGPシリーズです。
2サイクル25と55がありますが、このうち55が先に紹介しましたOK模型のキャバリエ・クラシックに搭載されていました。

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こちらは、MAX-11-AXですが、何とプラチナモデル(左)とゴールドモデル(右)になっています。
ケースに収められていますのでうまく写真が撮れていませんがご容赦ください。

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下は、創業80周年の歴史を飾ったエンジンの数々を陳列したケース。
懐かしく、また憧れでもあった名機の数々が収められていました。

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こちらの日本遠隔制御、JRプロポさんも歴史を物語る送信機の数々を展示しておられました。
ちなみにJRさんも今年で創業40周年を迎えられたそうですね。

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下の写真はJRブースで目立っていた大型産業用ヘリ。
残念ながら我々モデラーの手におえるものではないですよね・・・・。

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以上、気になる製品をピックアップしてみました。
残念ながら空ものでは、ドローンとトイラジコンを除くと、上でご紹介した商品以外に店主が気になったものがあまりありませんでした。
何とか来年の春の静岡ホビーショーでワクワクする新製品のかずかずに出会える事に期待しつつ会場を後にしました。