トップモデルジャパンの所在地、大阪では連日35度を超える猛暑日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
特にフライトにお出かけになる際は熱中症に十分ご注意下さいね。
さてこの暑い中、7月29日の土曜日、暑さで知られる兵庫県豊岡市に行ってきました。
目的は豊岡市立円山川(まるやまがわ)運動公園で開催された「ゴールデンエージエアミーティング」の見学です。
このイベント、今や世界をリードする日本のラジコン界がよちよち歩きから世界に羽ばたき始めた時代、1960年代から1970年代の飛行機やエンジン、プロポなどを持ち寄り、懐かしのフライトを再現したりマニア同士の情報交換(昔話?)に花を咲かせようという趣旨で開催されたものです。
まず、当日会場で注目を集めていた奥村哲治氏持参の「富士」をご紹介します。
この機体は氏がF3A曲技世界選手権に出場された時のオリジナル機なんです。エンジン、プロポこそ現代のものになっていますが、機体は当時のまま素晴らしくきれいに保存され、時代の重みを感じさせる風格がにじんでいましたね。写真ではよく見えませんが左主翼の前縁近くに当時の第一人者ブルーノ・ジーゼンダンナー氏のサインが残っています。
会場には1960年代シングル・ボタン打ち時代の高翼機から、1970年代のモデラー憧れの的ジェットタイプのスタント機などが所狭しと並びます。
当時は飛ばすのに苦労した機体も、今はプロポによる操縦と軽くて信頼性の高いメカ、そして良い燃料で、その昔では信じられいほどよく飛び回ります。
会場には、右のパイロットジュニアのように当時の絹・紙貼りで仕上げた機体もたくさんありました。
イベントの始まりはお約束のパイロットミーティングから。主宰された岡本氏から安全に飛行するためにフライトエリアや飛行時の注意事項の説明です。
冒頭の富士の飛行準備です。手前右が奥村氏。昔話についつい花が咲き、なかなかフライトに進めません(笑
鳥取の高取さん、友人に手伝ってもらってエンジンスタート。今も昔も変わらない風景ですね。
氏は2.4GHz送信機にボタン打ちのコントローラーを付けたもので往年のフライトを再現する試みもしておられました。
昔懐かしい飛行機を飛ばすとなぜか笑顔がこぼれます。
飛ばしては壊し、修理しては飛ばしの繰り返し。それでも本当に楽しかった昔(?)を思い出すんですかね。
ちなみにパイロットは主宰者の岡本順一さんです。
車から外に出して並べているのは5機ですが、全部で8機持参の芝山さん。ほんと、嬉しそうですね。
こちらも笑顔の車田さん。長い間眠っていた機体をこのイベントのために整備してきたそうです。昔の思い出と共に愛機も復活すればいいですね。
絹貼りの機体に欄間の組子模様を仕込んだ松本さん。大空をバックに透けて見える幾何学模様が見事です。小さいころ実家で見ていた欄間をぜひ再現したかったとの事。素晴らしい!
残念ながら私にはこんな技術も根気もありません・・・”(-“”-)”
どうですか皆さん。ご覧の様にいささかお年を召したかたが多かったですが、自分の気に入ったものを大事に使う、今は売っていない思い出の機体を復元して飛ばすなど、趣味としてラジコン模型を多彩に楽しむスタイルの見本市のようなイベント、目と心の保養をさせていただきました。
さて、ここでトップモデルジャパンからのお知らせです。
来る8月11日(金・祝)から8月16日(水)まで、当店は休業させて頂きます。
もちろんこの間もお買い物はしていただけますが、休業中にいただきましたご注文(お問い合わせも)は休み明けの8月17日(木)から順次処理、発送させて頂きますので、商品到着まで少しお時間を頂くこととなります。
皆様方にはご不便、ご迷惑をお掛け致しますがご理解の程、どうかよろしくお願い致します。