サクサク削れる!(2)

Bond-test-after硬化しました。一応一晩置きましたが、若干SSBの方が硬化が早いように感じました。

硬化した木工用ボンドとSSBをつついてみると、ともに弾力はあるのですが、SSBの方が若干硬め。

当初#120→#360の順にサンディングするつもりでしたが、#120だと時間がかかりましたので途中から#80に変更。

感触は、

木工用:やはり結構粘る。

瞬間:堅い。

SSB:木工用ほど粘りはしない。

という感じです。

サクサクッというような、ポリパテを削るような感じではありませんが、木工用よりは削りやすいです。

また、接着強度も木工用よりあります。硬化が早いこともふまえると、バルサキットの主翼や胴体のプランク貼りに使いやすいんじゃないかなと思います。接着剤がはみ出ても通常のボンドより削りやすいですから、プランク材を接着して継ぐような時など、トータルで考えると、作り易くなると思います。

 

フィルムを貼った状態です。

W-bond木工用。粘りがあるのでサンディングすると被膜が破けるような症状が出た跡が見えます。
SsbondresultSSB。被膜が破けるようなこともなく、思っていた(硬化後につついた時の予想)以上の仕上がり。
Shun-kan瞬間。写真ではツルツルのように見えますが、若干スジが残っていました。堅いです。プランク材を継ぐと、この堅さがあだになってフィルムを貼った時にスジが残るんですよね。

今回の実験結果は、こんな感じです。バルサ片を貼る時に、木目に沿った貼り方をしていなかったのが心残りです(接着強度の確認にはなりましたが、サンディング跡の違いが判りにくかったのです)。また機会を作ります。

今まで木工用ボンドを多用されていた方がスーパーサンダブルボンドに換えると、その違いははっきり分かるのではないかと思います。

サクサク削れる!

Ssbond飛鳥 スーパーサンダブルボンド。この接着剤のキャッチコピーが、「サクサク削れる」です。

瞬間接着剤や、普通の木工用ボンドと、どのくらい違うのでしょうか。

Bond-test実験してみました。

バルサ片どうしを木工用ボンド、瞬間接着剤(OKボンドHWを使用)、そしてスーパーサンダブルボンド(以後SSB)で、わざと多めにはみ出させて接着。そしてバルサの上に直接先ほどの3種類の接着剤をのせて、硬化させます。

硬化後に、#120→#360の順番にサンドペーパーでサンディング。その感触の比較と、サンディング跡の残り方をフィルムを貼って検証してみます。

結果をお楽しみに。

ナット&コレット式プロペラアダプター

OK模型の新しいプロペラアダプターが(一部既に売り切れの商品もありますが)揃いましたのでご紹介します。

PA-1プロペラアダプター PA5C8N
PA-2

同社HPによりますと、

精度の高いコレット締め付け式。
ナットはアルミと「噛まない」鉄製。

とのこと。これは今まで多かったドームナットタイプよりも簡単に締め付け取り外しができるでしょうね。

また、OK模型のプロペラアダプターの商品名は(例:PA5C8N)左から順に

PA=プロペラアダプター

5=モーターのシャフト径(mm)

C=コレットタイプ

8=プロペラ軸穴径(mm)

N=ナット式(D=ドームナット式)

という様に分解して読み、区別するようになっています。

お手持ちのモーターやプロペラに合わせてご購入下さい。

ePack(イーパック)を適切に使用するために

ご好評いただいておりますePackシリーズ。エンジン機の電動化をスムースに行いたい方にはもってこいです。

しかし、ただ単にエンジン、タンクを取っ払って、モーター、ESC、バッテリーを積み込む、というだけではうまくいかないケースがあります。

特に重要なポイントが、冷却機構と、重心位置。

エンジンむき出しのトレーナー機や、カウリングに通風口が空けられている機体なら、モーターの冷却は心配いりませんが、バッテリーを冷やすことを考えてあげないと、本来の能力を発揮できないばかりか、バッテリーが使えなくなったり、墜落などの大事故につながる場合もあります。

OK模型のキットのうち数種類に含まれている

1こんなパーツ。エアーアウトレットです。使い方は2こんな風に通風口を開けて3例えばメカ室の後ろ側にこんな穴を空けてあげて4接着。これでかなり冷却効率が違います。

ただ胴体に穴をあけるだけだと、冷却風は抜けにくく、効果はあまり期待できません。

こんなパーツが手元にない方でも、何か身近なプラスチックの容器等で作ってみるのもいいかもしれませんね。

 

そして、重心位置。これが合わないことは飛行機にとっては死活問題です。

エンジンを積んでいた時と、電動に換装した時の重心位置が違っていれば、当然飛び方や舵の効き方が変わります。バッテリーの位置で調整したり、必要であればオモリを搭載してでも重心位置は合わせてあげましょう。

ELFグライダーリトラクト

またも心憎い商品が発売されました。

G-ELF
PILOT ELFグライダーリトラクト(左からLMS)です。

リンケージフリーのELF。

シンプルな搭載とスムースな動きが魅力的ですね。

 

検索したところ、偶然にも動画がUPされていましたので、拝借してご紹介します。
搭載されている機体は・・・なんでしょうか。

2012年度版のOK模型のカタログに載っている機体Xと酷似しているようですが。

機体の方の発売も期待大ですね・・・。