CAP232 2.07m ARF SUBARU

大型ガソリン機の「CAP232 2.07m ARF SUBARU」を紹介します。
Sdsc05184 2mクラスのガソリン機のARFと言うことで、とても大きな箱に入っています。

Sdsc05186 フタを開けるとほぼ完成状態の機体とパーツ類がキッチリはいっています。

Sdsc05188 中身を取り出してみました。
主翼は、裏側が白色になっています。
このときに、ランディングギアをキャノピーを一緒に写すのをウッカリしていました。

Sdsc05215 キャノピーは、真空成形の大きな物が入っています。
写真では見にくいのですが、実機と同じ小窓の形をつけてあるのが小粋です。

Sdsc05218 ランディングギアは、6mmぐらいの肉厚のある丈夫なものが入っています。

Sdsc05191 カウリングは、FRP製のウレタン塗装仕上げです。
大きさが判りやすいようにRCAW誌を並べてみました。
この大きさは、さすが2mクラスのガソリン機です。

Sdsc05194 ヒンジやサーボマウント・リンゲージパーツ・スケールテールギアなど、細かが部品までシッカリ入っています。
燃料タンク・燃料チューブ・メインギアのタイヤは、入って無いので、好みに合わせて用意してください。

Sdsc05195 フィレット・タイヤスパッツ・尾翼取り付け部分の胴体上面カバーが、FRPで成形されたとてもシッカリしたものになっています。
当然塗装済みになっています。

Sdsc05197 主翼のカンザシは、アルミパイプで軽量かつ丈夫な物になっています。
紹介したい部分がまだまだあるので、続きは、こちらをクリックしてください。


キットレビュー「GROB G103C TWIN Ⅲ ACRO 3.6m」

久しぶりのキット紹介です。
今回は、「GROB G103C TWIN Ⅲ ACRO3.6m」を紹介します。

Sdsc04978 パッケージ姿は、意外とあっさりしています。
ヨーロッパのグライダーキットはこんな感じのパッケージ多いです。

Sdsc04979 蓋をあけてみるとこんな感じに余裕を持った感じで入ってます。

Sdsc04980 FRP製のボリュームのある胴体・フィルム貼り完成の主・尾翼とリンゲージやタイヤ等の小物パーツが入ってます。

Sdsc04983 主翼は、スチロールコアにアベチ張りオラカバ仕上げになっています。
翼型が良く判ります。

Sdsc04984 金属製のエアーブレーキ(スポイラー)もついています。

Sdsc04985 キャノピーは、真空成形されたものが入っていて、これを罫書き線に沿って切り、FRPの枠につけるようになっています。

Sdsc04986 水平尾翼は、バルサプランクにオラカバ仕上げになっています。

Sdsc04987 ラダーもバルサプランクにオラカバ仕上げになっています。
左の部品はラダーを垂直尾翼に取り付ける時の胴体側の受け材です。

Sdsc04992 こちらは、サーボマウント関係やヒンジ車輪関係の細かな部品です。
この機体の車輪は、機首・胴体中央・尾輪と3箇所で固定式になっています。
これ以外に、デカール・組立て説明書があります。
組立て説明書は、チェコ語で書かれているのですが、多くの写真やイラストでこれを購入されるマニアの方なら十分に理解できるようになっています。

Sdsc04994 キットの写真だけでは大きさの感じが判りにくいので、158cmのスタッフに持ってもらいました。
非常にボリュームがあるのがお分かりいただけるとおもいます。
これだけのボリュームある機体でスロープでアクロバティックな飛行をすると非常に気持ちがいいと思います。
スケールアクログライダーに興味のある方是非いかがですか?

そうそう、こちらの機体は、オープン当時に仕入れた機体なので、金額も非常にお値打ちになっています。
現在のユーロレートを考えるとお買得の一機です。


キットレビュー「PULSAR」

今回は、RCAW誌に紹介された「パルサー」を紹介します。

P1 このキットは、箱ではなく、台紙の入ったビニール袋入りになっています。
昔の竹ヒゴ飛行機みたいです。

P2 RCAW誌では、半完成機として紹介されていますが、人によっては、組み立てキットと思われる方もあるかもしれません。
素材は、デプロンとカーボンロッド、ベニアになっています。

P3 これは胴体のパーツです。
左右の側面板は、写真のように上面でくっついていてそこにグラステープで補強が最初からされています。
各パーツの接着には、スチロール用ボンドか、スチロールに使用できる瞬間接着剤とOKボンドターボの硬化促進剤をしようすると良いでしょう。

P4 主翼は、複葉機なので上下2枚で形はまったく同じになっています。
機体名のロゴが印刷されているほうが上の翼になています。
写真では見えにくいですが中央の支柱を取り付ける位置も印刷されています。
エルロンは、下翼用のほうの胴体中央よりのところにコントロールホーンを取り付ける位置が印刷されいますので上下と間違えないようにします。

P5 垂直・水平尾翼は、ほとんどがエレベーター・ラダーの動翼がしめています。
このあたりが、3Dアクロ的なところです。
主翼も尾翼もともに単板になっていますが、EPPのようにカーボンなどで補強材を使わなくても硬性があります。

P6 左の2枚は、主翼の上下の支柱です。
中央の2枚は、上の主翼を取り付けるときに胴体に仮止めして使う治具です。
これのおかげで正確に上の翼を取り付けることができます。
右は、主脚カバーとダミーの車輪でこの裏にベニアの車輪を接着して脚のカーボンロッドに接着してしまいます。
パルサーやクエーサー・スホーイとも基本的に車輪はダミーになっています。
機体が非常に軽量に出来ているのと、体育館のように床面の状態が良い室内で超低速飛行をすることを前提に設計されているためのようです。
私の機体は、0.8mmぐらいのピアノ線を使って車輪が回るように加工しています。

P7 これは、カーボンロッドやベニアパーツです。
右側にキャノピーが置いてあるのですが、非常に透明度の高い素材で薄く軽量にできているので、写真で撮るとほとんど写りませんでした。

P8 組み立て説明書は、チェコ語で書いてあるのですが、写真で手順が詳しく載っているので、写真を見ているだけで十分組み立てることが出来ます。
この機体の組み立てで一番難しいのが上下の主翼の間に張る張り線です。
この線は、ケブラーであまりピンと張ろうとしないのがコツのようです。
キッチリ張ろうとして引っ張り過ぎるとかえって翼がひずんでしまうので、引っ張り過ぎない方が良いようです。
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バッテリー込みの全備重量180g以下で仕上がった本機の飛びは、飛んでいると言うより浮かんでいるという感覚がするほどユックリだけどシッカリとした飛びをしてくれます。
インドア機を楽しんでいるユーザーさんに是非一度飛ばしていただきたい機体です。


キットレビュー「ELIXIR」その2

El5 3分割されている主翼の翼端部分です。
エルロンは、加工されていますが、ヒンジ部分は、接続されていないので、ヒンジテープ等で取り付けるようになっています。
主翼もスチロールコアにバルサプランクされていて、翼端はカールアップ加工されています。

El10 中央翼との接合部分は、カンザシが入る部分とエルロンサーボのコネクターを取り付ける部分が加工されているます。
MPXコネクターならそのまま取り付けられそうです。
カバーリングは、オラカバで丁寧にカバーされています。

El6 中央翼部分はフラップも加工さていて、こちらもヒンジの加工をするだけでフラップを取り付けることが出来ます。
3分割翼のため主翼中央部分が分割されていないので主翼の硬性が非常に強くなっています。
バルサプランクの主翼は、シャーレ翼と比較して、破損したときの修理がしやすいので、シャーレ翼の機体をはじめる前の入門機しても良いでしょう。

El8 ABS製のサーボカバーとプラスティック製のサーボベットも付属しています。

El7 付属品は、真鍮製のコントロールホーンやスチール製のロッドエンド、ベニア製のサーボベット、ラダーリンゲージ用のピアノ線までの細かな部品まで入っているので、後から買い足す部品がほとんど入らないようです。

El11 取説は、チェコ語になっているのですが、丁寧なイラストや、写真が多く載っているのでフラップつきのグライダーを組み立てた経験のあるかたなら、十分組み立てることが可能です。

あと、カッティングシートから切り出されたデカールも付属しているので翼端部分の十字模様も簡単に仕上げることが出来ます。

3mクラスのピュアグライダーが欲しいけど、シャーレ機は10万円以上してちょっとと考えておられるユーザー、この「ELIXIR 3.2m ARF」はいかがでしょうか?
機体のパッケージが丁寧に梱包してあるので、各パーツを取り出して写真を取れなかったのですが参考になればと思います。


キットレビュー「Elixir」

昨年末に、新しく入荷した3mクラスのピュアグライダー「Elixir」を紹介します。

El1

シンプルな長い箱の端に小さめのパッケージシールが意外とおしゃれに見えます。

El2

パッケージを開けると、1550mmのFRP製コンポジット胴体・3分割の主翼などがキッチリと入っています。

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機首の部分は、FRP製のキャノピーを外すとメカと搭載するスペースが結構広く取られていて、ラダーのコントロールロッド用のガイドパイプが固定済みになっていて主翼の取り付けて部分などの力がかかるところはカーボンで補強されています。

El4

垂直尾翼は、シャーレ機と同じように一体で成形されています。
水平尾翼の取り付け部分もフィレット風に綺麗に成形されています。
El9_2 

水平尾翼は、スチロールコアにアベチプランクでオラカバ仕上げで一見するとグラス翼かと見えるほど綺麗にしあげてありエレベーターもヒンジテープで取り付け済みになっています。
硬性も非常にシッカリしたものになっています。

次回は主翼等を紹介していきます。