今回入荷した中で、変わり種の一つである「COREB 0.66m」を紹介します。
この機体は、翼長66cmのコンパクトサイズで準完成機(ARC)の状態になっています。
胴体とテール部分は、バルサ製で生地完成になっています。
仕上げは、軽量フィルムか塗装仕上げを行います。
本機は、2ch2サーボで胴体の巾も当社のTMS0605サーボを2個並べて搭載できるサイズになっています。
その他のメカも、小型サイズのものなら楽に搭載できるスペースは、確保されています。
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エンコンロッドをリンケージしてスロットルとサーボのストロークをあわせます。
このときに出来るだけプロポのトラベルアジャストが100%(JR)でストロークが合うようにサーボホーンの穴位置で調整して機械的にあわします。
また、カウリングの取り付けネジを締める胴体部分にグラスマットを瞬間接着剤で止めてネジ穴がバカにならないようにしています。
カウリングにエンジンヘッドやマフラー・ニードル等の穴をあけます。
穴あけ加工は、カウリングがFRP製ですのでルーターや2枚刃リーマーを使用すると楽に作業ができます。
FRP製品を削ったり穴をあけたりする場合はビニール手袋をするなりして出来るだけFRPの削り粉が皮膚に直接つかないようにしてください。
皮膚につくと後でその部分がチクチク痛んだり赤くなって痒くなったりします。
これは、FRPに含まれるガラス繊維が刺さる為ですので、もし皮膚に着いた場合は、こすったりせずに水道で流すと良いでしょうこのときもこすらないようにしてください。 付属のデカールを貼ってFUTUREの完成です。
機体に使用されているフィルムはオラライトの透明赤で非常に鮮やかな赤色で飛行場でも目立ちます。
久しぶりのファンフライのフライトです。
スローフライトをしても翼端失速することも無く非常にユックリとファンフライらしく飛んでくれます。
この手のファンフライ機は逆に全開でも高速飛行は、角舵がフラッターを起して事故の原因となりますのでフルスロットルでの高速飛行は避けてください。
ホバリング等の失速系演技も指定の重心位置で十分に立ってくれます。
後1cmほど重心位置を下げたほうが縦物演技はしやすいように感じました。
数年前にブームになったエンジンファンフライ機ですが、最近は、電動EPP機に人気を奪われて飛行場でも見かけることも少なくなりましたが、久しぶりに飛ばしてみると狭い場所でユッタリ速度でいろんなアクロバティックな飛ばし方が出来るファンフライも楽しいものです。
以前ファンフライを飛ばされていたかた、久しぶりに飛ばしてみてはいかがですか?
ラダーリンケージは、説明書ではもう一段上の三角材のところに取り付けるようになっていますが、出来るだけ真っ直ぐリンケージをしたかったので写真のいちにコントロールホーンを取り付けましたが、ロッドをあまり外側に持っていくとエレベーターをフルアップにした時にロッドと干渉してしまいます。
エンジンを取り付けてスロットルコントロールロッドの位置を確認しておきます。
胴体内にエンコンサーボ用のマウントをエポキシで接着しておきます。
コクピットのバルサ板に取り付けますので、側板にも接着しておいたほうがシッカリと固定できます。
重心位置を考慮しながら受信機とバッテリーの取付け位置を決めて固定します。
スイッチも排気が掛からない方の側面に取り付けました。
燃料タンクは付属も物を使用しても良かったのですが、形状的にPILOT製180ccタンクを使用しました。第一胴枠とタンクの間にスポンジゴムをシリコン系接着剤で固定して防振対策にしています。
この機体は、電動と両用になっているので機首のすぐ後がバッテリー交換用ハッチになっているのでハッチを外して作業すると非常に楽に作業ができます。
タンクの後方は、10x5mmのバルサ角材をシリコン系接着剤で固定してタンクがずれないようにしています。
エンジンを仮止めしてカウリングとエンジンが干渉しないようにエンジンの位置決めをします。
その時にエンジンのスラスト関係や、カウリングとスピンナーの位置も確認をしておきます。
燃料パイプの取り回しも確認しておきましょう。
指定の位置にエンコンサーボ用のサーボマウントを取り付けます。
接着は、エポキシ接着剤の使用をおすすめし ます。
ラダーとエレベーター用サーボを取り付けます。
このときにサーボコードを主翼のサーボを延長した要領で延長をしておきます。
サーボホーンは、打角を多く取りたいのでロングサーボホーンを使用しました。
メインギアはピアノ線製のオーソドックスな物になっています。
ピアノ線を差し込む穴は、加工済になっているので、フィルムを剥がして、瞬間接着剤などをフィルムを剥がした部分に塗って耐油処理をしピアノ線をとりすけます。
ホイルストッパーのイモネジが当る部分にDカットをしておきます。
こうすることによって飛行中にネジが緩んでタイヤが脱落することを予防することが出来ます。
付属のタイヤは、軽量なスポンジタイヤが付属しています。
軽く回るようにホイルストッパーを止めておきます。
イモネジにネジロックをつけておくと脱落防止に良いでしょう。