北風3m

プルルルル・・・

時間は、午後3時ごろ携帯が鳴った。

「はい」

モ氏「行くで~・・・北風やし、マ氏も来るし」

「・・・・・・」  でも、今日は水曜日の平日です。

私「わかった・・・テストね」とあくまでも仕事と言い張ってます。

Kz3 この間は、FLOHのスロープテストはしたけどカデットは、まだスロープのテストしてないもん・・・とあくまでも仕事と言い聞かせていつものスロープポイントへ行きました。

Kz2 到着すると、モ氏が先に到着してました。

私「マ氏は、・・・?」

モ氏「下いってる・・・」てな会話をしてると斜面のしたからガサガサ熊ならぬマ氏が機体を抱えてあがって来ました。

実は、先に飛ばして着陸でショートしたみたいで、機体捜索に行っていたのです。
しかし、短パンにサンダル・・・

マ氏「イバラが・・・」みなさんスロープへ行くときは、絶対に短パン・サンダルは避けてください。
マムシにかまれます。

Kz5 さて、仕事・仕事と言いながらカデットをポイ!
小さい機体ながら、微風でしっかり飛んでくれてます。
翼型もどちらかといえば走る翼型なので、すごく小気味良く飛んでくれます。

Kz4 ラダー機のながら運動性もまずまずでループはもちろん、少し機速をつけてやるとラダーロールもこなしてくれます。
スロープへ行って風待ちの時などモーターの保険もついているので気軽に飛ばせていいようです。

Kz7 これは、モ氏の「ジンジャー」です。
この機体は、2mのフルシャーレ機で、走りも浮きも抜群でサイズ的にも私たちが飛ばしているスロープはエリアがそんなに広くないのでちょうどよいサイズです。

Kz1 この機体は、まだ市販されてなくプロトタイプで、モ氏がテストを依頼されて組み立てた機体で、早く発売されるのを楽しみしている機体のひとつです。

Kz9 これは、マ氏の「ハバネロ」この機体は、今回の静岡のホビーショーへ行った方なら、OK模型さんのブースで見られた方もおられたと思いますがそのプロトでモーターグライダーに改造テスト用に製作したものです。

Kz10 この「ハバネロ」は、どちらかと言えば走りを重視した機体ですが、3m以上の風が有ればスロープで結構楽しめる機体です。
上空から風切り音を響かせて一気に目の前を「キ~ン」と通過する心地よさは、癖になりそうです。

しかし、平日の午後に日が暮れるまでグライダー飛ばしてる人達って・・・(^_^;)


スロープ

RCAWの取材の後、取材現場のすぐ近くにいつも行くスロープポイントがあるので、当日下では風向があまり良くなかったのですが、景色もよいのと下よりは涼しいかもということで行って見ることにしました。

Aw22 登ってみると以外や2~3m程度の風が吹いてるではないですか。
ちょうど、「FLOH」を持っていっていたので風も微風ということで、軽量と言う事も有ってこれで、偵察飛行をすることにしました。

Aw16 さすがに、浮きの良い機体ですまったくモーターを回すことも無く気持ちよく飛んでくれています。

Aw20 最近、スロープで飛ばしていなかったので久しぶりに気持ち良くとばしています。

Aw21 RCAWの鈴木編集長も、OK模型さんの「シナモン2」でスロープを体験されています。
「スロープは、慣れてないので・・・」なんて言っていた鈴木さんも浮きが良く走りも良い機体とユッタリ飛ばすのには、ちょうど良い風も手伝って真剣に飛ばされていました。
Aw11 地上からモーターで上げて、サーマルを探して飛ばすのも面白いのですが、スロープで自分より下でグライダーが飛んでいるのを見るのも心地よいものです。

Aw23 スロープでよい風にめぐり合えたときは、ついつい時間を忘れて飛ばしてしまいます。
スロープの面白さを知った知り合いが、動力なしであまりに気持ちよく飛んでくれるので、1時間近くも飛ばし続けてバッテリーがなくなって機体をロストしてしまったなんてこともありました。

サーマルのモーターグライダーでフワフワ飛ばしているのがグライダーのイメージだと思っているかた、風の良い日に一度スロープソアリングを体験してみてください。
「グライダーのどこが面白いの・・・」と思ってるのが「グライダーはメッチャ面白い・・・」とはまってしまうことうけあいです。


取材

お盆休業に入る少し前に、RCAWの取材がありました。
次月号のグライダー記事の取材です。

Aw1 RCAW誌の鈴木編集長と門内カメラマンが来られました。

今回の取材機は、「ELECTRIC CADET」です。
先ずは、機体の細かな部分を撮影されてます。

Aw2 次は、主翼を取り付けて全体写真と飛んでいるところを撮影します。
この日も、30℃を越す暑さの中での撮影となりました。
夏の取材ご苦労さまです。

Aw4 鈴木編集長が機体をもって全体写真の撮影です。
暑さも手伝ってか編集長顔が怖いですよ~。
いいえ真剣に取材してるからですよね(*^▽^)ノ彡☆ばんばん!

Aw5 今回も関西同士ということもあり、OK模型さんとの合同取材となりました。
OK模型さんは、「シナモン2」を使って400クラスのノーマルモーター&ニッケル水素バッテリーとブラシレス&リポバッテリーを現場で積み替えての飛行の違いをなどを取材されてました。

Aw13 うちの「CADET」は、400クラスのノーマルモーター&ニッケル水素バッテリーという組み合わせでの飛行です。
今までの小型モーターグライダーの定番設定です。

Aw12 最近は、ブラシレス&リポのパワーで垂直に近い状態で上昇してくのに慣れていたので久々のノーマル飛行は、少し力不足の感じありますが、良く考えてみるとこれで当たり前だったのと機体の姿勢を見ながら一番効率よく上昇するようにコントロールするという面白さを思い出しました。
逆に上昇してしまえば、ブラシレス&リポに比べて重量があるぶんだけスピードに乗った飛行をすることができます。

この取材記事は、9月4日発売のRCAW10月号で紹介されるそうですので、皆さんお買い求めください・・・ ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ ヨイショ!


FLOH Vol.6

FLOHも最終段階になりました。

Fl23 尾翼を取り付けるところの下の部分にコントロールロッドを出すための穴を開けるための印をつけます。
今回ロッドには、テトラ製のロッドアジャスターMH90を使用しました。
このロッドは、0.8mmX900mmのピアノ線にアジャスターが付いていて小型軽量の機体のリンゲージにちょうど良いサイズです。

Fl24_1 印を付けたところにルーターでロッドのアウターパイプが入るように穴をあけます。
そのときに、ロッドが無理に曲がらないように穴の長さを調整してください。

Fl27_2 ロッドのアウターパイプは、動かないようにサーボ側と尾翼側を接着して固定しておきます。
尾翼側の固定は、マイクロバルーンを混ぜたエポキシで固定しておくとよいでしょう。

Fl25 コントロールホーンは、市販の小型の物を使用しても良いのですが、今回はカーボンキュアシートで作成しました。
手持ちのシートが、0.2mmの薄い物しかなかったので、3枚を張り合わせて作ることにしました。

Fl26 出来上がったコントロールホーンを、動翼のバルサに切り込みを入れて差込、瞬間接着剤で接着します。
このときもロッドが無理に曲がらずスムーズに動くように位置決めをしてください。

Fl28 リンゲージをする前に、サーボのニュートラルを出しておきます。
以前は、受信機をつないでプロポで実際にニュートラルをだしていたのですが、最近は、OK模型さんのサーボテスターを使ってニュートラルを出しておきます。
これを使うとプロポを出さなくても簡単にニュートラルを出すことができるし自動サーボをで動かすことが出来るため新品のサーボの場合などの場合は、ギアのならしもできるのでとても重宝しています。
Fl33 あとは、リンゲージをして受信機等をつなげれば、完成です。
モーターとプロペラは、お勧めの組み合わせを専用ユニットとして用意してみました。
バッテリーは、当社のHot-Lipsの3S750で十分です。
この機体は、非常に軽量で浮きも良いのでサーマルでもスロープの風待ちの時などにも楽しめる機体に仕上がりました。

たまには、サーマルを拾いながらのんびり飛ばすのも面白いですよ。


ラジ技の取材がやってきた・・・

今日は、ラジコン技術の取材にで、関西模型飛行場に行ってきました。
さすがに京都の夏は、強烈に暑いです。
今日の取材は、OK模型さんとの合同です。

Rct1 これは、OK模型さんが実験協力されている奈良の某大学の実験機です。
「ACT40」の下に実験装置が搭載されたユニットが取り付けられています。

Rct7_1 このユニットの中に特殊なカメラやGPSに高度計等の機器が満載されています。
なんと搭載されているカメラだけで100万円だそうです。(@_@;)
機体も全備重量が4kg位あるのですが、「ACT40」はそれを軽々と積んで飛行していたのには、関心しました。

Rct6 先ずは、OK模型の伊東さんが、ラジコン技術誌の山本さんに新作機の「EPレインボー」の取材を受けています。
この機体の他に、「Dago Red RS」と「パプリカ」も取材されていました。

Rdt3 飛行は、高松社長が自らされていました。
さすが、メーカーさんです取材飛行になれされているようで、カメラマンのリクエストした飛行を完璧にされていました。
カメラマンの方もさすがです。
Rct5 飛んでいる飛行機を撮影するのは、非常に難しいのですが私も、今回始めて一眼レフのデジカメで飛んでいる飛行機の撮影にチャレンジしてみましたが、なかなか思ったところで撮れません。
何回も写してやっとこの一枚が撮れました。

つぎは、うちの「BAIA」の取材です。
「伊東さ~ん、ブログのネタにしたいから写真お願いしま~す。」

Rct2_1なんて、ちょっと無理をお願いしてしまいました。m(__)m

まずは、機体の内部を撮影してもらってます。

Rct8_1 主翼をつけての撮影です。
「はい、少し機首を下げて・・・右の翼を上げて・・・」
なかなか、かっこ良く飛行機を撮影するのも難しいようですね。

Rct9 「はい、次は裏を撮りますよ・・・機体を持って裏向けてください。」

よしよし、機体でお腹を隠しておこう・・・(^ε^;)

Rct13 飛びを撮影してもらったのですが・・・

「すいませ、もっと低いところで翼をこっちに向けてください・・・」

Rct10_1 うっっ・・・なかなか思ったところを飛んでくれません。

「あの~もう少し低いところでお願いします・・・緑がほしいので・・・」

Rct12  「はい~・・・」返事は、いいのですが本人は結構緊張ぎみで、必死に飛ばしています。
メジャーデビューも大変です。

飛行場の強烈な暑さと、緊張したのと汗だく状態です。
これで、少しぐらい痩せたらいいんですけどね・・・・(^_^;)