先週開催された全日本模型ホビーショー会場では当店のメイン商品であるラジコン関係以外のジャンルの模型の展示もたくさん行われていました。
今回はそのような、日頃あまり見る事が少ないジャンルの、ちょっと変わったもの、驚いたものをほんの少しですがご紹介させて頂きます。
まずこちらはプロポでお馴染み、フタバさんのブースで見かけたドリフトカー専用のステアリングジャイロです。こんな小さなパーツ一つでドリフトが簡単に(いろいろノウハウはあるようですが)出来てしまうなんて、ちょっと信じられない気がしますね。
次はフィギュアのステージですね。きらびやかなLED照明が音響で点滅、ステージの雰囲気を盛り上げる演出だそうです。これを使う(見る?)シチュエーションがワタシには思い浮かばない(泣
で、ここから先はプラモ飛行機オタクの店主がチョット理解できる世界に入りますね。
まず、プラモはもとより、RCスケール機でもコックピット周りは大切な見せ場であります。そこで悩むパーツのひとつがシートベルトですね。
実機写真では細部が判りにくいですし、判ったとしてもベルトの質感やバックル金具の造りなど、なかなかうまく再現できないんですよね。そんなラジコンマニアにとってこのシリーズは参考資料として大いに役立つと思います。特にこのシリーズの1/32スケールとなると、かなり大きくなって細かい部分もよくわかりますので、参考にしやすいと思いますね。
こんな感じで、かなりディープな世界です。これ以外にもイギリス空軍、日本海軍、現代機などのシリーズがありました。
次なるお題は爆撃機や攻撃機に搭載されていた旋回機銃ですね。弾倉のディテールや銃身の放熱用スリットなど、シートベルトに負けず劣らずディープな世界です。
そこのところを見事に再現しているこの製品、シートベルト同様、立体的に造形を確認できますので、RCスケール機造りにも大いに参考になりますね。RC機ではパーツが大きくなる分、手が抜けませんが、その分見栄えは全く違ってくるはずです。
ちなみに写真で黄色い楕円で囲んだ中の黒いパーツがそうです。このパーツの大きさ、搭載例になっている飛行機が1/72スケールですから15mmちょっと、この大きさ(小ささ)で細部まで見事に表現しているのですから驚きです。
ところで、この写真の機体の名前は何というのでしょうか。機銃の展示を見ながらついついそっちに考えが向いてしまうのがマニアの悲しいサガですかね・・・
ヒントは旧日本海軍の哨戒機です。主翼後縁のスノコ状のフラップ兼ダイブブレーキがキーですね。
今日はラジコンネタからはすこし外れましたが、見る人それぞれ、いろいろな楽しみ方ができるホビーショーの一面をご覧いただきました。機会があればぜひ皆さんもぜひ一度足をお運びください。