トップモデルジャパンの位置する関西地方では桜の季節があっという間に過ぎ去り、春本番、新緑の季節に移ろうとしています。
こんな時こそ、お気に入りのグライダーをフィールドに持ち出し、気持ちよくサーマルハンティングを楽しみたいと思っておられるマニアも多いのではないでしょうか。
そのような季節にタイミングを合わせて、かどうかはわかりませんが、先日発売されたOK模型の新製品「クレス3m」は大型グライダーならではのどっしり落ち着いたフライトを堪能できるという意味で、これからの季節にうってつけではないでしょうか。
とはいうものの、メーカーではこのグライダーをF5J競技でも十分戦える性能を持つ機体と位置付けていますので高性能も期待していいと思います。
それではさっそく箱開けです。
機体はバルサキットですので、3mクラスの大型機とはいうものの、箱はARF完成機と比べると拍子抜けするくらいのコンパクトさで、深さ9cm、前後幅20cm、長さ93cmの大きさです。
箱の中身を出して見ました。
ぎっしりとパーツが詰まっています。
3mクラスのグライダーだけあって、大きな主翼を組むための写真手前のレーザーカット済バルサシートの枚数はナカナカのもので、束ねられた厚みにちょっと圧倒されますね。
当然、それに伴ってベニヤパーツの量も多くなっていますが、基本的なパーツ構成は先発のピメンタ2mやキャラウェイ2mとほとんど変わりません。
また、大型グライダーに必須の大きなフラップやエルロンは無垢のバルサ材で、すでに精密にクサビ形断面に工場加工が終わっていますので工作は楽ですね。
次に、上写真の一番奥は、最近のOK模型製グライダーに共通のFRP(グラスファイバー)胴体です。でもさすがに3mクラスだけあって、なかなかのボリュームです。
その手前、リンケージ用のピアノ線を挟んで黒いテーパーカーボンパイプのテールブームがあります。
これもOK製グライダーの定番スタイルですね。
この胴体周りについては次回、少し詳しく解説することにしますが、一枚だけ写真を先出ししておきますね。
先出し、と言っても深い意味はありませんので、あまり考えずにお待ちください。