垂直尾翼を”垂直に”たてる方法

写真の機体は電動グライダーの入門機として、飛ばし易さと入門機のレベルを超えた高性能で当店でも人気上昇中のPILOTシークアーサー 黄です。
何故か尾翼のアップ写真ですが、今回のお題はこの水平尾翼の上に立つ垂直尾翼を、簡単にしかも正確に垂直に立てる、ちょっとしたアイデアをご紹介します。

垂直と言えば直角、だったらまず三角定規が思い浮かびますよね。

ということで、この三角定規を使って垂直尾翼の角度決めをしようとするのですが、何分定規は薄い板ですから手で持っていないとそのまま垂直に立ったままでいてくれません。また、尾翼を垂直に立てるには左右から定規で挟まないと正しい角度が出ませんから、両手がふさがってしまいます。
その状態で「垂直尾翼を正確に垂直に立てたら、角度が変わらないように保持しながら瞬間接着剤で仮止めを・・・」などという言われますと、手が足らない!!という事になってしまいますよね。

これを解消するには、誰か人の手を借りるか、さもなくば次に説明するアイテムを用意してみてください。

そのアイテムとは・・・

四角いプラスチック製の箱ですね。
写真の箱はサーボが入っていたケースです。
これを利用する訳です。
別にサーボの空き箱で無くても似たような箱があれば何でも結構ですよ。
とりあえず2個、用意してください。

さて、その箱を垂直尾翼の左右両側にぴったりと当てがってやれば簡単に垂直が出ます。

垂直尾翼のスワリが悪く、手を離すと箱がズレてしまうような場合は箱の中に重りとなるものを入れてやれば、箱が動くのを防ぐことが出来ますよ。

こんな感じですね。
このように左右からぴったりと支える事で、手を放しても垂直尾翼は動きませんので、じっくりと位置を確認することが出来ます。

こうして位置関係が納得できたところで、垂直尾翼の付け根の数カ所に、もちろん箱が無いところですが、瞬間接着剤をチョン付けして仮止めしてやればOK、あとはそっと箱を取り外して付け根全体に瞬間接着剤を流し、最後にコーナーにエポキシ接着剤を少し盛るなどして仕上げれば良いと思います。

どうですか、身近なところにある何でもないアイテムが便利なツールに変身、というご紹介でした。
ぜひ一度お試し下さい。


超簡単!ピアノ線のZ曲げ

本日のお題はピアノ線の先端をクランク状に曲げる、いわゆるZ曲げの方法です。
ピアノ線を使ったリンケージは、当店でもおなじみのOK模型製グライダーにもよく使われていますのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

写真はTahmazo製の小型サーボTS-1014とホーンに取り付けたZ曲げを施したピアノ線です。

ピアノ線をホーンから取り外し、この後の説明のためにピアノ線の先端をA,最初の曲り部分をB、次の曲り部分をCと名付けておきます。

ここで先程のTS-1014サーボのホーン部分を真横からクローズアップして見ました。
計測したところ、このサーボのホーンは厚みが1.8mmですからB点とC点の距離は2mm程度に仕上げなければなりません。B点とC点の距離が空きすぎるとリンケージのアソビが多くなって小さな舵が効きにくくなり、思うようにコントロールが出来ないという事にもなります。

ところで、Z曲げといえば専用の工具もあるのですが、今回はそのような工具を使わず、ペンチだけでB-C間の距離が短いZ曲げが簡単、正確に出来る方法を説明します。

まずピアノ線の先端を直角に曲げます。A-B間の距離は3-4mmくらい(適当に)で良いでしょう。
ここまでは普通です。

さて、これからが今日のメインとなるところです。
普通なら次はC点でピアノ線をエイッとA点と逆の方向に曲げるのですが、B-C間の距離が僅か2㎜しかありませんから、この寸法では先細のラジオペンチを使ってもなかなかうまく直角に曲げることは困難です。

そこでアイデアです。
まずペンチの先でA、B、C点を挟みます。
特にB点からC点の距離は、サーボホーンの厚みに極力近づけてください。この位置(B-C間の距離)次第でホーンのアソビ、言い換えるとガタの大小が決まってしまいます。

ペンチでA、B、C点をしっかり挟んだならピアノ線の長い方を、C点を中心に青矢印の方向に(写真では手前に)90度曲げます。

ここがポイントです。
C点でピアノ線を横向きに90度曲げるのです!

そうすると、こんな形になります。
このままではちょっとZ曲げには見えないですが・・・・・

A-B部分をペンチで挟んで(必要に応じてもう一つのペンチでC点と手前のピアノ線を挟んで)A-B部分を青矢印の方向に倒せば(曲げれば)・・・・・

ご覧の通りZ曲げが完成です。

一連の作業をまとめて見ました。

写真を使った説明では今一つ判りにくいかもしれませんが、半端に残った細めのピアノ線か針金で練習してみてください。
要領が呑み込めれば案外簡単ですよ。

この方法を使えば、サーボホーンの厚みにぴったりと合ったZ曲げが出来ますので、ぜひマスターしておいてください。


アルミパイプを曲げる

本日のお題は、当店でよくあるお問い合わせの一つです。

それは、燃料タンクについてくるアルミパイプ、材質が硬いものや柔らかいものいろいろとありますが、それを曲げようとしたものの、ちょっと力加減を誤ると写真のようにパイプが凹んで潰れてしまったという経験を皆さんお持ちではないでしょうか。

特に材質が硬い場合は指先だけで思うようなカーブに曲げる事が大変で、特に比較的小さな直径でパイプをきれいに曲げるのはなかなか難しいものです。

そこで、今回は材質が比較的硬い方に属する、PILOT製燃料タンクに使われているアルミパイプを例にとって、店主流の曲げ方の説明をさせて頂きます。

上写真はPILOT ガソリン用タンクキャップセットですが、PILOT製の各種燃料タンクに付属しているタンクキャップも同様のパーツ構成になっています。

それでは作業に取り掛かりましょう。
まず、硬い材質で、角が立っている台を用意して下さい。
パイプと台の硬さの加減ですが、パイプの硬さに負けるような柔らかい木の台では小さなカーブに曲げることは難しいですね。
写真は(年季が入っていますが)鉄製の小型バイスで、黄色い点線で示した部分のカドを使います。

次に、このカドにパイプを押し当て、少しだけ曲げます。
このように硬いカドを利用する事で、パイプをつぶさないようにする微妙な力加減が出来るんです。

うまく曲げるコツですが、一回の動作で少しだけ曲げ、次に位置をほんの少し移動して(気持ち的には0.5mm以下で)その位置で少し曲げます。それを何度も繰り返して、カーブに曲げてゆくのです。

曲げている途中でカーブの内側を見たところです。
パイプに、台のカドに当てた部分の傷が見えますね。
こんな感じで少しづつ位置をズラしながら望みの角度まで曲げてゆきます。

90度まで曲げて見ました。
台に当てた部分の小さい傷が出来ていますが、全体にきれいなカーブで曲がっています。
ちなみに、カーブ(アール)を小さくしたい時はパイプをズラす間隔(ピッチ)を狭く、大きなカーブにしたい時は間隔を広くすれば良いです。

曲げ終わったパイプを別の角度から見たところです。くぼみもなくきれいに曲がりました。

なお、この方法でもパイプの硬さによって加える力加減が違ってきますので、ある程度の慣れが必要です。

どうでしょう、指先では小さくきれいに曲がらない硬いパイプを曲げる場合のひとつの方法として参考にして頂ければと思います。


延長コードコネクターのカラー化

当店の商品ラインアップをご覧になって気づかれたかたも居られる事と思いますが、PILOT製サーボ延長コードにはカラーコネクターを使ったものがあったのですが、今は商品ラインアップが整理されて黒いコネクターのついたものだけになっています。
そのかわりに延長コードの黒いコネクターをカラー化するためのカラーのサーボコネクターハウジングが発売されています。

そこで、今回はPILOT延長コードの黒いコネクターをカラー化する方法をご紹介させて頂きます。

まず、必要なものを並べて見ました。
上からカッターナイフ、これは物を切るのに使うのではなく、コネクターの爪を起こすのに使います。
次はステンレスヘラです。今回はコネクターハウジングをスリーブから取り外すのに使いますが、エポキシ接着剤を混ぜ合わせたり、狭い隙間をこじ開けたりするなど、いろいろ他にも使える便利なものです。
3段目が標準のPILOT延長コード(写真は100mmST)で、4段目がこれから入れ替えるカラーのサーボコネクターハウジング(写真はピンク)です。

参考までに、上が標準のサーボ延長コードで、下がコネクターハウジングをカラー化した延長コードです。

このカラーのコネクターハウジングですが4種類の色のハウジングを組み合わせた緑、赤、クリア、スモークのMACSピンク、オレンジ、ブルー、イエローのPOBYセットのほか、単色セットも8種類ありますので、お好みの色をお選び下さい。

さて、交換の方法ですが、まずサーボコードのオス側コネクターから金属製のコネクターピンを外してみましょう。
その前に、ハウジングには写真のオレンジ枠の中に見えるH.S.の文字が刻印してある面があるという事と、そのマークとコードの色の関係を覚えておいてくださいね。
ハウジングを交換した後で、再組立をする時にコードの位置を間違って組み立ててしまうと受信機やサーボが壊れてしまう事もありますので、ここは要注意です。

コネクターピンの外し方ですが、これは簡単で、ピンが抜けるのを防いでいるストッパーとピンの間にカッターナイフの先端を滑り込ませて爪を少し起こし、その状態でコードを引き抜きます
爪は起こし過ぎると折れてしまったりしますので気を付けてください。また、作業中はカッターの刃で指先を傷つけないよう充分注意して下さいね。

今度はサーボコードのメス側コネクターです。
こちらはコネクターハウジングにスリーブが被さっていますので少々手間がかかります。
と言いますのは、ハウジングは簡単に外れないようにしてあります、というか取れないようにしてあるのです。これを(無理やり?)取り外すのですから道具とコツが必要になるという訳です。

まず、ハウジングの抜けない仕組みはどうなっているのか、上写真の透明ピンクのカラーコネクターハウジングで確認してください。
スリーブの裏(中)に出ている小さなロック用のツメ(突起)がハウジングのミゾ(くぼみ)にはまり込む事で、抜け止めになっています。
ですから、ハウジングをスリーブから抜くには、この突起をハウジングのミゾから出してやれば良いわけですね。

で、実際にどうやるかですが、ハウジングの抜け止めの構造を頭の中でイメージしながら、写真のようにステンレス製ヘラをハウジングとスリーブの間(H.S.の文字が見える側)に差し込みながら、ハウジングとスリーブを引き離すように引っ張ることで外すことが出来ます。
隙間のないところにヘラを差し込むので少し力が必要になりますが、様子を見ながら力加減を調節して行って下さい。

スリーブから外したハウジングは、組み合わさっている金属コネクターの形が違うだけでモノはオス側コネクターと同じものですから、先に外したオス側と同じ要領でピンを抜いてください。
こちらもハウジングにH.S.の文字が刻印してある面とコードの色の関係を覚えておいてくださいね。

両端のコネクタハウジングを抜き去った延長コードです。
左の長いピンのついている方がサーボ延長コードのメス側(ハウジングがついている方)で、右がサーボ延長コードのオス側になります。

ハウジングのH.S.の刻印を目印に、表・裏とコードの色に気を付けてコネクターピンを元通りに差し込んでください。
ピンがハウジングから出ているほうにはスリーブをかぶせます。こちらはサーボ延長コードのメス側になります。

以上で延長コードのコネクターカラー化は完了です。
コネクタの色でチャンネルの識別がしやすくなり、接続間違いも少なくなるカラー化、ぜひ一度トライして下さい。

なお、このサーボコネクターですが、コネクタピンの形がメーカーによって異なりますので、サーボについているコネクタなど、PILOT延長コード以外のものに使用する際は、前もってきちんと入ることは勿論、差し込んだ後で引っ張ってみて抜けない事を確認して使うようにしてくださいね。

ところで、先週もお知らせしましたが当店ブログ「ラジコン飛行機を飛ばしたい!」と連動した、ブログ連動「シークアーサー」キャンペーンですが、終了となる9月4日午前10時まで残すところ4日となってきました。
セール会場では「PILOT シークアーサー」をはじめとして、その製作から飛行に必要なパーツ、送受信機セットからアンプやサーボ、接着剤、工具まで、たくさんの関連商品を特価で提供させて頂いております。
また、10,800円以上お買い上げで送料無料キャンペーンも同時に行っています。
とにかく暑かった今年の夏もようやく収まる気配を見せてきました。
この後に来る澄み切った秋空の下でのソアリングシーズンに備えて必要なものを取り揃えられては如何でしょうか。


メイス2にバラストを積む

当店でも好評の2.6mクラスPILOTメイス2ですが、強風時にフライトさせる時やスロープソアリングで機速を上げて気持ち良く飛ばしたい時など、バラストを積んでみたいと思われた時がありませんか?

ところが、ご承知のようにバラストは出来るだけ重心位置の近くに積んで、搭載による重心の変動を防がなければなりません。
でもメイス2の重心位置付近は、キャノピー部のように大きな開口部がありませんのでバラストルームを後から作るのも、またバラストを飛行のたびに積んだり(固定したり)外したりするのもなかなか困難です。

で、そんな時に役立つのが下のパーツです。

これは当ショップオリジナルの「TOPMODEL スチールロッド φ10x356」です。
その名の通り、鋼鉄製の直径10mm、長さ356mmのスチール製の丸棒で、重量は210gです。


そしてこの棒のサイズですが、メイス2のカンザシとしてそのまま使う事が出来る太さ、長さになっているんですよ。

一方、キットには左の直径10mmのカーボンロッドのカンザシが入っています。
その重量は41gです。

飛行条件によってバラストが必要になった時には、カーボンカンザシを重量201gの「TOPMODEL スチールロッド φ10x356」に交換するだけで、何と約170gのバラストを積んだことになる訳ですね。

本当に簡単にバラスト効果を得られるこの方法、一度試されては如何でしょうか。

ところで、前回アナウンスしました税込6,480円以上お買い上げで500円値引クーポン配布」キャンペーンは引き続き実施中です。ご注文時、クーポンID欄に 2018top03 と忘れずに入力してください。その場で自動的に500円値引きされます。
3月15日までの期間中、お一人様1回までとなっておりますので、ぜひご利用ください。