シナモン3を組み立てる(1)

当ブログではしばらく機体の作成記事がありませんでしたね。

ということで(?)、新商品のシナモン3を組み立てていきます。

Cinna3-01

P1070402キットの中身ですCinna3-05では、主翼から行きましょう。(説明書{以下「説」}p3.4)外翼とウィングレットの接着です。接着部分のフィルムを切り取って、左右が同じになるように慎重に接着します。ここに使うのはOKボンドのHWくらいでいいと思います。

Cinna3-06続いて中央翼と外翼の接着。同じく接着部分のフィルムを切り取ります。リブを削ってしまったりしないように、カッターの刃の先で軽く、少しずつ切り込むようにすると失敗しにくいです。(個人的なやりかたです。怪我しないようにしてくださいね)

Cinna3-07接着面積をしっかり確保してCinna3-0830分タイプのエポキシにマイクロバルーンを混ぜて接着します。はみ出した接着剤をふき取るためのアルコールを準備。ウエスやティッシュにたっぷりアルコールを含ませてふき取るのが基本です。Cinna3-09カンザシにもたっぷり。ケチるとえらい目にあいますので・・・。Cinna3-10↑接着完了後。左右共に慎重に作業します。

Cinna3-17今回は手元にあった似たような色のフィルムを細長くカットして

Cinna3-18主翼のつなぎ目に貼りました。つなぎ目の保護にもなり、つなぎ目が目立ちにくく、奇麗に仕上がります。

Cinna3-11続いて尾翼を接着します。(説p5)フィルムを切り取って

Cinna3-12瞬間接着剤をチョンづけして仮止めし(そうすればズレても修正できます)、スコヤ、三角定規等でしっかり直角を出して、OKボンドのMPをシュッと流して固定します。説明書の通りに、エポキシタイプの接着剤での接着ももちろんOK。

次回は尾翼→テールパイプ→胴体ポッドの接着をしていきましょう。

パイロット人形の塗装(2)

では、塗装です。

Doll-7

今回はこの4色。「肌色」なしでもできるという証明になればと、敢えて「肌色」は使いません。

白と黒はつやなしでもつやありでも構いません。とにかく、肩肘張らずに、サッと、気軽にやっていきます。

ただ、黒のようなとても強い色は最後に塗る、といった経験則的なルールは一応、あります。

Doll-8
いきなり、中途半端なグレーをペタペタ、サッサッと塗っていきます。

Doll-9
適当に白色を足しながら、サッサッ、ペタペタ。

Doll-10
はい、頭髪完成。嘘です。

Doll-11
ここだけ、ちょっとだけこだわります。尖らせたピアノ線(など)で、毛の流れる方向(を想定して)にカリカリ、軽くスジを入れるように削っていきます。スジはできるだけ多い方がいいです。

Doll-12
しばらくやると、こんな感じになります。サーフェイサーの白色が白髪の表現になるわけですね。

黒髪の場合でも、カリカリ・・・やっては濃いグレーや黒を重ねていけば感じが出ます。

(そもそも、なぜこんな髪色を選んだか。ある人をモデルにしているからです。)

Doll-13
少し怖いですが、私の場合はまず赤をざっと塗ってから、Doll-14
こんな感じで赤+黄+白で適当に、「白めに作った肌っぽい色」を、納得いくまで塗り重ねていきます。

Doll-15
唇は基本的に色は塗りません。肌っぽい色を塗り重ねる時に控えめにする程度です。

先に赤を塗った意味は?と聞かれると、少し困ってしまうのですが、その昔、油絵をかじったことがありましたので、なんとなく、赤をおいてから白っぽい肌色を塗り重ねることで、リアルさが出るような気がするので、儀式的にやっています。

こうすることで、「肌色」を使うよりも人っぽい色になる、気がしています。

Doll-16

次に、口ひげなんかつけてみます。白やグレーを、尖ったピアノ線かなにかにつけて、なぞっていくだけです。

Doll-17
サングラスとヘッドセットを塗装して、完成です。

色を乗せてはファンヒーターの風でサッと乾かして、また色を塗ってと、「頭カリカリ」の時間を除けば1時間程度(撮影時間含む)でできました。

是非是非、参考になさってください。

パイロット人形の塗装(1)

スケール機についているプラスチック製の人形。

組み立てや塗装が面倒で、人形なしで飛行させている方、少なくないのではないでしょうか。

多少慣れは必要かもしれませんが、意外と簡単にできるものです。

こだわって作ったパイロット人形は飛行場でも注目されますよね。

某社ではパイロットの首が舵と連動して回る、なんてのもありましたが。

今回は、頭部の組み立てから塗装まで、一例をご紹介します。

苦手だという方、是非、真似してみてください。

Doll-1
これが、成形シートから切り離し、サンドブロックで面出しして、適当なところまで首を削った状態のものです。

中身はというと

Doll-2
こんな感じで、マスキングテープをのりしろに仮止めして、少しずつ瞬間接着剤で周囲を固めていきました。

つなぎ目は削ったり盛ったり削ったりして、ごまかせばOK。

Doll-3
続いて、バルサのハザイ(でもなんでもいいです)を瞬間接着剤で付けて首を塞ぎます。

これは胴体へ接着するときののりしろになりますし

Doll-4
このようにして作業効率を上げるためでもあります。

Doll-5
プライマーサーフェイサーでお化粧完了。つなぎ目も目立ちません。

さて、では塗装開始です・・・?

Doll-6

「え、道具、これだけ?ワシこれだけで塗られるの?」はい、これで充分です。

オンボードリポメーターS

電圧からでは残容量の把握が大変難しいといわれるリポバッテリーの電圧を
0.2V刻みで7個のダイオードが色で表示する、というTahmazo オンボードリポメーター

Ilm

これに弟分が誕生しました。

Ilms-1
Tahmazo オンボードリポメーターSです。

Ilms-2
このアルミのハウジングを機体側板に取り付けておけば、

ダイレクトにバッテリーの状態が分かるというアイテムです。

A335_I2A335_I3A335_I4

【緑(OK)】→ 【オレンジ(やめといて)】【赤(アカン)】

というように、LEDがお知らせしてくれるんですね。(画像はお借りしました。)

Ilms-4
兄貴分同様、コンパクトサイズに出来上がっています。

Ilms-3

安心して楽しむために、こいつが一役買ってくれそうですね。

説明書はこちらをご覧ください。