V-pro Ka8B-1.8m キットの箱を開けてみた。 その2

今回は、胴体のご紹介です。


Ka8-8

箱から出して、こんな角度で撮ってみました。
同じような角度の実機の写真を拾って来ましたので、見比べてみて下さい。

Jikki

いかがですか?結構、それらしい格好してませんか?

Ka8-10

しかし、ちょっとだけ気になったのが、胴体下側のこの部分。
3mm程の太さです。欲を言えばもっと細い方が格好良いんですが・・・。
仕方ないですかね。

Ka8-color

ところで、メーカーHPに載っているこの写真のここ。
黒く塗っていますよね。どうしてなんでしょうか。

Ka8-9

コックピットも、胴枠も、肉抜きしてあって、後の側板の内側が丸見えなんですね。
なのでよりスケール感を出すために、目立たないように、黒く塗っていたというわけでしょう。
でも、実際のフライトでは受信機積んだりサーボコードが来たりする・・・?

Ka8-12
コックピット下のメカ室です。こっちに受信機を積むのもアリですね。


Ka8-11

モーターマウントです。胴枠の4つの穴の向こうから、爪つきナットが取り付けてあります。
専用のバックマウント式モーター(Tahmazo ER221210dBM(バックマウント))を積めば、ノーズからシャフトだけが出る構造になっています。
とても狭くなっています。キャップボルト(六角穴付のボルトです)が付属していますので、
ボールポイントタイプの六角ドライバーがあった方がいいでしょう。
Ka8-13

主翼下のメカ室です。

Ka8-14

タイヤは、接着済のマウント(3mmベニヤ製)に取り付ける仕様です。

 

次回は、尾翼やその他のパーツをご紹介していきます。

その3へ

 

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V-pro Ka8B-1.8m キットの箱を開けてみた。 その1

先日、当店でも取り扱いを始めた
V-pro Ka8B-1.8m DX
と、V-pro Ka8B-1.8m Basic

キットの内容をご紹介します。

Ka8-1
今までのOK模型の箱とは違う、シックな黒い箱。他のは紺や白がほとんどですよね。

3mクラスの V-pro Ka-8b DXよりも二回りほど小さくなった1.8mというサイズは、お部屋でのディスプレイも視野に入れられる大きさ。

もう一つの大きな違いは、国産品であること。

Ka8-2
「MADE IN JAPAN」の表記。パーツなどのアフターサービスは、メーカーに色々と相談可能とのこと。
輸入品だったらそうはいきませんからね。

Ka8-3
箱を開けたらこんな感じです。

Ka8-4
主翼の翼型はこんな感じです。アンダーカンバーもちゃんとついています。

Ka8-6
カンザシはカーボンロッド・・・かと思ってたら、8φのカーボンパイプでした。

その他に、ノックピンをさし込む穴、ウィングボルト用の穴は、
生地にはもちろん、フィルムの上からも穴が開けてありますので、手探りで探す必要がありません^^

 

次回は、胴体周りのご紹介です。

 

その2へ

なぜ、温度調節機能が必要なのか。

前回までは、現在取り扱っているフィルム貼り用アイロンの違いについてご紹介してきました。

VIPアイロンとE-アイロンの大きな違いとして、細かい温度調節機能の有無を挙げましたが、

なぜ、そんな細かい温度調節機能が必要とされているのでしょうか。

一番の理由は、フィルム、または同じフィルムでも色によって収縮温度やノリが効く温度が異なること。

ということで、手元にあった3種類のフィルムで、実際に検証してみました。

 
Test-2

今回の検証に使うのは、オラカバの赤、Aフィルム AF26ホワイト、それとEライトフィルム 透明パープルです。

オラカバ(以下O)の収縮温度についていろいろ調べてみると、だいたい150度で縮み始めるようです。

Aフィルム(以下A)とEライトフィルム(以下E)は、メーカーHPによるとそれぞれ色によって温度は多少違うものの、

Aが約150度、Eが約200度とのことでした。

 

Start

では、アイロンの温度を計りながら、ノリが効き始める温度、収縮し始める温度を調べていきます。

用意したフィルムをそれぞれ同じ大きさに切って、バルサの端材に貼ったり、アイロンの上に乗せてみたりしました。

Secchaku

すぐに剥がれてしまい、実用にはならないものの、ノリが効き始める温度は、Oが約60度、AとEが約80度でした。

Chijimi

それ以降、少しずつ接着力が増していき、150度程度からOとA、Eは190度あたりでようやく縮み始めます。

下調べしたとおりと言えます。

Better

そして、最もノリが効いているなと感じるのが、それぞれの収縮し始める温度よりも10~20度低い、130度(O、A)と180度(E)でした。

V1

つまり、フィルムを収縮させたい場合はOとAで140度以上、Eなら190度以上に設定してアイロンをあて、収縮させたくない場合はOとAで120~130度、Eなら170~180度に設定しておけば収縮しにくいというわけですね。

VIPアイロンの場合、およそ目盛りの表示通りの温度になってくれるため、そのような細かい設定も可能です。

しかし、E-アイロンのように細かい温度調節機能がない場合は、温度管理をほぼカンだけでしなければなりません。

E1平らなシューが好きな私は、以前まではE-アイロンのツマミを一杯に回しておき、Eライトフィルムはそのままで、オラカバなどは、少し湿らせたウエスを用意しておき、高温のアイロンをあてた後すぐにウエスで押さえて温度を下げるようにして作業していました。

それでも時々、主翼の後縁部分など、フィルムが縮みすぎて生地が見えてしまうという失敗を経験しています。

VIPアイロンType-Fを使えば、そんな失敗も格段に少なくなるというわけです。

オススメですよ。

VIPアイロンと、E-アイロン。

PILOT VIPアイロン 電子制御式 Type Fがラインナップに加わったことで、

OK模型から出ているフィルム貼り用アイロンは全3種類になりました。


E-r-f-2

左から、VIPのType-F、同じくType-R、PILOT e-アイロン サーモスタット式です。

Type-FとType-Rの違いは、前回ご紹介しましたので省略します。

今回は、VIPアイロンとEアイロンの違いです。

そもそも、なぜ「VIP」なのでしょうか。重要人物しか使ってはいけないのでしょうか?

実は、この「VIP」は、「Very Important Person」の略ではなく、

「Very Impressive Performance」という意味が込められているんだそうです。

つまりVIPアイロンは簡単に言うなら、「超感動性能アイロン」、「すごいアイロン」という意味なんですね。

その超感動性能とは、温度の電子制御機能。

つい最近、OK模型のTwitter公式アカウントでこんなツイートが。

Oktweet


V1

つまり、多少の個体差はあるものの、約65℃から約220℃まで、フィルムの特性などに合わせて好きな温度に設定すれば、正確にその温度を出してくれるというのがVIPアイロンの最大の特長という訳なんですね。

E-アイロンにも、全く温度調節機能がないというわけではありません。


E1

このツマミで、「L」から「H」までの温度調節が可能です。

しかし、温度を細かく正確に出すというわけではありません。

シュー部分を開けて中を見てみると


E3

このような構造になっています。電子回路はどこにも見当たりません。

VIPの方はそれぞれ、


V2←Type-R



V3←Type-F

シュー内部はヒーターがあるだけで、持ち手部分内部の基盤に制御回路が組み込まれています。

それが、価格の違いなんですね。これも、お好みに合わせて、お選び下さい。

 

では、なぜ、「細かい温度調節機能があったほうが良い」とされているのでしょうか。

それは、また次回にご紹介します・・・^^

→なぜ、温度調節機能が必要なのか。

Type-F、登場。

先日から当店で取り扱いを開始しましたPILOT VIPアイロン 電子制御式 Type F


TypeF

従来のPILOT VIPアイロン 電子制御式 Type Rと、一体何が違うのでしょうか。比較してみましょう。


IMG_0029-1

左がType-F、右がType-Rです。

並べてみて、見た目ですぐわかるのが、「匠」なるシール?が貼ってあること、もち手の部分は同じであること、Type-Fのほうが少し短いことと、木製のパーツが付いていること、ですね。

シューの形状は、どんな違いがあるのでしょうか。

まず、Type-R。

R-1
R-2

次に、Type-F。

F-1
F-2

Type-Rは、アールの付いている部分が多く、Type-Fは、平らな部分が多いですね。

多分、Type-FのFは「Flat」の頭文字なんでしょう。

私はこのフラットタイプが好きで、個人的にフラットな部分が多いシューは、フィルム貼りの際、角の部分をシャープに仕上げるのがより楽だと思っています。

これが大きな違いの一つですね。

もう一つの大きな違いが、「作業性」とのこと。重心位置が違っているので作業がしやすくなっているそうです。

では試しに、重心をチェックしてみます。


R-3

Rのほうは、この辺り。


F-3

Fは、この辺りです。

持ち手部分からの距離は、ほぼ同じ位置ですので、同じ重心位置のように見えるかもしれません。

しかし、


R-n-f-1

これだけ長さが違う上に、実際に作業することを考えると


R-4

Rはここから先は大変熱くなって持てないのに対し


F-4

Fは、シューにかなり近い位置で持てるように、木製パーツで保護されています。

RとFは、製品自体の重量はほぼ同じなのですが、実際に作業してみると、Fの方が重心に近い位置を持って作業できるため、かなり軽く感じるんですね。

Type-Rの独特のシュー形状がお好きな方は、どうにか工夫して、もっと先の方を持てるようにしてみてもいいでしょう。

VIPアイロンの特長である、

R-n-f-2

約100度~200度までの正確な温度調整機能。これはどちらにも搭載されています。

このVIPアイロンで、どんなフィルムも、どんな生地完も、ドンと来い!です。

 

Type-Rと、Type-F。お好みに合わせて、選んでくださいね。

 

関連する次の記事へ
→VIPアイロンと、E-アイロン。

 

サマーセールも残り3日とちょっとです。

特価商品のラインナップ、実は少しずつ増えていました。お気づきでしたか?

まだチェックされていない方、お急ぎ下さい^^