フェニックス「FUTURE」の作製 VOL.5

Dsc04074 水平尾翼を差し込んで中心を出して胴体に接着する部分のフィルムをはがす目印をつけてます。
フィルムを剥がすときにカッターでフィルムをカットしますが、地のバルサを切ってしまわないように注意します。
あまり深い切りこみが付いてしまうとそこから折れてしまう可能性があるので十分注意してください。

Dsc04079 フイルムを剥がしたところと胴体の水平尾翼が着くところにエポキシ接着剤をタップリ着けて水平尾翼を差し込んで接着します。
水平尾翼接着部分の後側にバルサの固定部品が付属していますのでそれを接着します。
この部品もフィルム貼りがしてありますので、接着部のフィルムを剥がしておきます。

Dsc04077 水平尾翼の接着が完了したら垂直尾翼の接着を行います。
こちらも一旦仮組みをして印を着け接着部分のフィルムを剥がしておきます。

Dsc04080 フィルムを剥がした部分にエポキシ接着剤をタップリ着けて胴体にさしこみます。
このときに垂直をシッカリ出して歪まないように接着します。
水平・垂直尾翼ともにはみ出したエポキシはアルコールを含んだティッシュなどで硬化するまでにふきとっておきます。
初心者の方が飛行機を組立てるときは、特に尾翼を組立てるときは、胴体に対して歪まないようにするのが最大のポイントになります。

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フェニックス「FUTURE」の製作 VOL.4

Dsc04084 エンジンマウントの取り付けをします。
この機体は、エンジンと電動のどちらでも出来るようにマウントの取り付け加工がされていません。
先ずエンジンの取り付け角度を決めます。
説明書ではサイドマウントするようになっていますが、今回は4サイクルエンジンを搭載するのと機首の形状を考慮して倒立マウントすることにしました。
第1胴枠にエンジンの中心位置の印をつけます。
Dsc04085 エンジンマウントの取付けビスの位置に印を付けドリルで穴をあけます。
胴枠の裏から爪付ナットで止めますので付属の爪付ナットが入るようにします。
穴をあける際に一度で開けようとせずにドリルの刃を細い物から太い物へ数回に分けて開けるほうが失敗無く綺麗に明けられます。

Dsc04086 穴が開けられたらエンジンマウントをビスで取り付けます。
その時に裏の爪付ナットの爪の部分にスーパーXなどの接着剤をつけて締め込んでおくと後でメンテナンス等でビスを緩めたときにナットが取れてしまうことがありません。
また、バッテリーが入る穴が開けてありますので、エンジン仕様にする場合、その穴をスクラップバルサの板で塞いでおいた方が機体内にエンジンオイルが入らないので良いでしょう。
塞いだ部分のエンジン側は、低粘度の瞬間接着剤を染込ませておくなどの耐油処理をして置いてください。
Dsc04072 マウントの取り付けが終わったら尾翼の取り付け部分のフィルムを取除いておきます。
尾翼直前の側面にサーボを取り付ける部分がありますのでその部分のフィルムも取っておきます。

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フェニックス「FUTURE」の製作 VOL.3

Dsc04066 クレビスは金属製のものが付属しています。

Dsc04067 ゼットベンダーを使用してクランクに曲げ加工をしてみると付属のロッドは、国産品と比較すると材質的に固いので折れてしまいます。
本来、キットの説明書では、L字に曲げてストッパーで止めるようになっているのでペンチでのL曲げであれば角度強くないので折れないのですがゼットベンダーでは角度が強いためにおれたのでしょう。
基本的にフェニックスモデルでは、ペンチでのL字曲げ又は、ロッドストッパーでのネジ止めを前提にしているようです。
Dsc04068 そこでOK模型さんの「片ネジピアノ線」を使用することにしました。
フェニックスの機体に付属しているピアノ線は、材質が国内メーカー(OK模型さんやテトラさん)とは、違いますので強度的に不安を感じる方は、国産のロッドの使用をおすすめします。

Dsc04069 エルロンをニュートラルの位置マスキングテープなどを使って仮に固定しておきます。
こうすることでニュートラル位置でのリンケージが楽におこなえます。

Dsc04071 サーボも「Tahmazo サーボテスター」を使ってニュートラルをだしておいてリンケージを行います。
これで基本的にニュートラルでのリンケージが簡単にできます。
最近は、コンピュータプロポが普及しているのでリンケージを適当にして後からプロポで調整する方がおられるようですが、必ず基本状態でニュートラルをだしてリンケージをすることをお奨めします。

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フェニックス「FUTURE」の製作 VOL.2

Dsc04059 サーボマウント部からガイド用のタコ糸を通してサーボコードを取り出しておきます。

Dsc04062 サーボコード2本を取り出した穴のところにスポンジゴム(ホームセンターに売っている)に穴をあけてコードを通してて両面テープで留めておきます。
こうするとコードが後から主翼の中に入ってしまうことが防げます。

Dsc04063 コントロールホーンを取り付けるときにビスの下穴をあけるのにホーンが動いて開けにくいときがありますが、こんなときには、両面テープを使うと作業がやりやすくなります。

Dsc04064 使用する両面テープは、仮止めに使うだけなのでそんなに粘着力が強くないほうがよいです。
コントロールホーンの取付け面に両面テープを貼り付けます。

Dsc04065 両面テープをつけたコントロールホーンを取り付けたい位置に貼りそれからピンバイスなどで固定用のビスの下穴をあけます。
こうするとホーンがずれることなく正確にした穴をあけることができます。

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フェニックス「FUTURE」の製作 Vol.1

久しぶりにエンジンファンフライ機を飛ばしたくなってフェニックスの「FUTURE」を製作することにしました。
最近はEPPの電動機が落としても壊れにくいということで、ほとんどが電動機になったのですが、エンジン機のダイナミックさもよいものです。

Dsc04053 この機体は、エンジンでも電動でもどちらでも組立てられるようになっています。
ただし、電動仕様にする場合は、モーターマウントは、別途購入する必要があります。

Dsc04054 主翼は、一枚物で組立済みになっているので、エルロンサーボの取り付けとリンケージをすると完成します。
先ずサーボの取り付け部分のフィルムを取除きます。

Dsc04056 組立説明書では、カッターで切るように欠いてあるのですが、半田ゴテを使用してフィルムを溶かしていくと綺麗に処理をすることができます。
これは、他のフィルム貼りの機体でもこの方法穴あけ処理をすると綺麗に出来ます。
ただし、あまりコテを同じ場所に当てすぎるとバルサやベニアが焦げてしまいますので手早く処理するようにします。
Dsc04058 今回サーボは、HitecのHS-311を仕様しました。
このサーボは、標準サイズのサーボで3kgのトルクがありながら当社販売価格が1470円とリーズナブルなことからサンデーフライヤーなら十分なスペックをもっています。
機体のサーボマウントも標準サーボが使用できるようにしてあるので、このサーボならまったくマウントを加工することなく搭載できます。

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