メイス2にバラストを積む

当店でも好評の2.6mクラスPILOTメイス2ですが、強風時にフライトさせる時やスロープソアリングで機速を上げて気持ち良く飛ばしたい時など、バラストを積んでみたいと思われた時がありませんか?

ところが、ご承知のようにバラストは出来るだけ重心位置の近くに積んで、搭載による重心の変動を防がなければなりません。
でもメイス2の重心位置付近は、キャノピー部のように大きな開口部がありませんのでバラストルームを後から作るのも、またバラストを飛行のたびに積んだり(固定したり)外したりするのもなかなか困難です。

で、そんな時に役立つのが下のパーツです。

これは当ショップオリジナルの「TOPMODEL スチールロッド φ10x356」です。
その名の通り、鋼鉄製の直径10mm、長さ356mmのスチール製の丸棒で、重量は210gです。


そしてこの棒のサイズですが、メイス2のカンザシとしてそのまま使う事が出来る太さ、長さになっているんですよ。

一方、キットには左の直径10mmのカーボンロッドのカンザシが入っています。
その重量は41gです。

飛行条件によってバラストが必要になった時には、カーボンカンザシを重量201gの「TOPMODEL スチールロッド φ10x356」に交換するだけで、何と約170gのバラストを積んだことになる訳ですね。

本当に簡単にバラスト効果を得られるこの方法、一度試されては如何でしょうか。

ところで、前回アナウンスしました税込6,480円以上お買い上げで500円値引クーポン配布」キャンペーンは引き続き実施中です。ご注文時、クーポンID欄に 2018top03 と忘れずに入力してください。その場で自動的に500円値引きされます。
3月15日までの期間中、お一人様1回までとなっておりますので、ぜひご利用ください。


iSDT Q6 Plus DC Charger GDT100

このたび、株式会社ジーフォースによる正規輸入品、iSDT社製Q6 Plus DC Charger GDT100 の取り扱いを開始致しました。
Charger(充電器)電器という名前ですが、充電、放電、リチウム系バッテリーの保管(ストレージ)の3つのモードを持っている多機能充放電器です。
大きな特徴は、8cm四方のコンパクトボディーです。
そのほか、日本語表示のカラー液晶パネル、そしてリポを始めリフェ、ニッケル水素、ニッカド、鉛電池などモデラーが通常使う充電池をほぼカバーしています。

また、小さなボディに似合わず最大300W/14A充電という大きな能力も持っています。
放電も最大3A、8Wの能力を持っていますのでリポの保管放電(ストレージ)も比較的短時間で行うことが出来ます。

放電の際は、電圧にもよりますが結構な熱が出ますので、その際の冷却用ファンもしっかり装備されています。

使用する際は、まず向かって左側に親バッテリーあるいは直流安定化電源を接続します。親バッテリーの電圧は7Vから32Vまで幅広く対応しています。
一方、右側には充電池を接続します。リチウム系バッテリーの場合はバランスコネクタも接続します。
なお、バランスコネクタ端子の規格は当店で取り扱っているTahmazoリポに使用しているJST-XHタイプになっています。

で、こちらは3セルのリポを充電中の画面になります。
オレンジ色のバックが鮮やかですね。

この充電画面、充電中はずっとオレンジのままかというとそうではなく、充電完了になれば青に変わることで細かく充電状況を知らせてくれます。
写真は容量71%で通常充電中ですのでオレンジになっています。
リチウム系バッテリーの場合はバランス充電中の各セルの電圧も下に表示されます。

放電モードの場合、画面はピンクになります。
判りやすいですよね。
画面の中段には「LiPo-3S放電中」と表示されています。
数値は「放電」ですからマイナス表示になります。

こちらの紫の画面は、リポバッテリーの保管に欠かせない「ストレージ放電」の画面です。
もちろん保管時の電圧も自由に設定できます。

付属品は入力、出力ポートに使用するコネクタが2セット入っています。
このほか、日本語の取扱説明書も入っています。

いかがですか。コンパクトながら多機能のiSDT Q6 Plus DC Charger GDT100 を、ぜひツールボックスに加えていただきたいと思います。


バルブノズル付ボトル 2種

今日ご紹介しますのはOK模型からPILOTブランドで新発売された「バルブノズル付ボトル」です。
平たく言えばチョークポンプ、あるいは燃料ボトルなんですが、写真を見てもお判りになるとおり給油チュープ(パイプ)の先に金属製のノズルがついています。
このノズルが開閉できるバルブ構造になっているので、こんなちょっと言いにくい、長い名前になっているんですね。(ついつい”バ・ブ・ル付”と言ってしまいそうです)

サイズは2種類あって、上写真の左が容量500cc、右の小さいほうが容量250ccとなっています。


ここで注意点です。
写真を見てもお分かりのように500ccと250ccは先端ノズルの形と大きさが違っています。
左の500ccはRCエンジンカーの給油等に使用する先端内径5mmの金属ノズルで、右の250ccは最大外径4mmで、内径2.2mmの一般的な燃料系統用シリコンパイプに適合します。

ところで、このボトルは今のところ写真の2種類しか販売されていません。そしてノズルとボトルの組み合わせはこれしかありませんので、どうしても写真と違うノズルとボトルの組み合わせにして使いたいという人はどうすれば良いのか、OK模型に問い合わせました。答えは、残念ながら今のところ組み合わせを変えたタイプの販売予定はないので、両方を買ってキャップ部分を付け替えていただくしか手が無いとの事でした。

こちらは500ccタイプについている内径5mmの真鍮製ノズルです。
写真では先端を右に回して(前から見て)キャップを閉めた状態です。

この状態で、試しに中にアルコールを入れてボトルを逆さにして見ました。
当たり前ですが、中身は全くモレません。
ですから使用しない時や輸送中に誤ってボトルが倒れても内容物が出てくる心配はありませんし、逆にゴミなどが中に入ってしまう事もありませんね。
ちなみにボトルには普通に置いた時の内容量のメモリと、写真のように逆さにした時の容量のメモリの2種類が刻印されています。

最後の写真は先端キャップを緩めてノズルを開けたところです。
ちょうどネジヤマが見えている部分だけキャップが緩んでいることになります。
(キャップは抜け止め加工がされていますので、一杯に緩めても抜け落ちて行方不明になったりする心配はありません!)

このボトル、本体はポリエチレン、透明なチューブはビニール系となっています。
ラジコンを始めUコンなどのエンジン模型に使うほか、、いろいろな用途が考えられる便利なアイテムだと思いました。

 

 


新素材 シリカ フィラー

今回は、久しぶりにトップモデルオリジナル商品をご紹介します。

その前に大切なお知らせがあります。
当ブログでもお知らせをしていましたOK模型主催のTahmazoフェスティバルin京都ですが、開催予定日10月29日(日)の天候不順が予想されるため中止と決定したとの事です。
デモフライトの見学等を予定しておられた皆様方には大変申し訳ございませんが、どうか宜しく、と主催者OK模型から通知がございました。
詳細については、こちらをご覧ください

さて、本日のお題はトップモデルオリジナル シリカ・フィラーです。
シリカ=珪酸で自然界に普通に存在するものだそうで、ネットで調べると水晶も仲間だそうです。
この天然素材シリカを細かい微粒子にしたものが、今回ご紹介する「シリカフィラー」です。直訳すればシリカを使った充填剤というところですね。

現物はと言いますと、マイクロバルーンのように白くて非常に細かい粉末で、ボトルを傾けるとノズルからサラサラと流れ出てきます。
使い方はマイクロバルーン同様、エポキシ樹脂に混ぜて使用したり、コーナーに盛っておいて瞬間接着剤を流して補強するなどですね。

ラベルには特徴などが色々と書かれています。
特にこのシリカを使うと接着部分の強度が増すと書かれていますね。

マイクロバルーンとはまた違った特徴のある天然素材由来のトップモデルオリジナル シリカ・フィラー、30g入りで税込540円です。
新しい使い方、使い道が見つかるかもしれない面白い素材です。接着剤のおともにひとつ如何でしょうか。

 


アクセサリスイッチでプラグヒート

最近PILOTリモートアクセサリスイッチでグロープラグヒートのON/OFFが出来ますか?というお問い合わせが、たまたまでしょうが続きました。
グローエンジンはスロー運転を続けた時などグロープラグが冷えてしまうとエンストしてしまいますので、それを防ぐためにスロー運転の時だけグロープラグをヒート(点火)出来れば、と思っておられる方も多いと思います。
そのために機体にプラグヒート用のバッテリーを搭載しておき、必要と思うときだけプロポの操作でリモートアクセサリスイッチを操作してプラグヒートのON/OFFが出来ないかというお問い合わせになったと思われます。

そこで、今回はその疑問にお答えするべく調査と実験をしてみましたので、その結果をレポートさせて頂きます。
なお、以下の作業は場合によってはプラグが切れてしまったりリモートアクセサリスイッチが壊れてしまうリスクを持っていますので、同様の実験をされる場合は自己責任でお願いします。また、プラグや抵抗がかなり熱くなりますので火傷にも十分気を付けてくださいね。

さて、まず、結論から言いますと、ポケットブースターのように1.2Vのニッカド電池(またはニッケル水素電池、以下言いなれてますのでニッカドと言います)1セルを、リモートアクセサリスイッチを介してプラグに接続する方法では実用になりません。理由はリモートアクセサリスイッチを経由することで電圧降下が起こり、その結果エンジンがかかるほどの明るさ(赤熱状態)にプラグをヒート出来ないからです。
ですから、プラグヒートのON/OFFにリモートアクセサリスイッチが使えますか?というご質問にはとりあえず「ニッカド1セルでは使えません」とお答えする事になってしまいます。

では全く方法は無いのでしょうか。ちょっと考えてみました。
とりあえず、電圧が下がるのならバッテリーの電圧を上げる!それですよね。
でもグロープラグは繊細なものですから、バッテリーのセル数をニッカド1セル1.2から2セル2.4Vににちょっと電圧を上げすぎると切れてしまいます。
上げ過ぎたバッテリーの電圧をプラグヒートに適した電圧に下げるには、手っ取り早くバッテリーとプラグの間に抵抗を使う事です。
上げたり下げたりややこしい事ですが、とりあえずニッケル水素3セル、3.6Vの組みバッテリーを作り、プラグの赤熱状態がエンジン始動に適当な明るさになる抵抗の値を探ってみました。

写真はバラック配線(仮配線)で抵抗値を探り当てた時の状態です。
左上のブルーの物体が急遽こしらえたニッケル水素3セルパック(定格3.6V)になります。
テスト開始の最初は抵抗(0.2Ω)は多めに繋いでおき(5個、合計1Ωからスタート)、徐々に減らしてゆく方法で、写真のように合計3個、0.6Ωぐらいが適当と判断しました。
なお、プラグのヒート状態はプラグの型番、電源電池の大きさ(容量と放電能力)、配線全体の抵抗ロスなどによりかなり大きく変動しますので、今回の例は、あくまで参考としておくにとどめてください。ちなみにプラグはOSのF番で、電流は約2.8Aでした。

結果、このようなヒート状態です。
これなら何の問題もなくエンジンが始動できそうです。
なお、このスタイルで実用に供するには、予想ヒート時間に見合ったバッテリー容量や抵抗の過熱対策もしなければならないと思います。

ところで、スロー運転時にプラグヒートをしたいという方の中には2気筒グローエンジンのかたも多いはずです。
片気筒が上空で死んでしまう事って結構ありますからね。
そのための2気筒を同時にヒートする方法をちょっと考えてみました。
リモートアクセサリスイッチには出力が2系統あります。
ですからこの2系統にプラグを1個づつ繋げば良いはずですね。


そのための実験バラック配線です。
何が何だかわからない状態ですが、とにかくチャンネル1とチャンネル2にプラグを繋いでみました。

結果、1プラグの時に比べてずいぶん暗くなりましたが、運転するには支障ない明るさですね。暗くなったのはバッテリーの放電能力が十分でないのかもしれません。もっと明るくしたい場合はバッテリーを大きくするなり、抵抗を少なくするなりして調整は出来ると思います。

以上、今回はお客様のご質問に答える形で久しぶりに実験をしてみました。
なお、繰り返しになりますが、これはあくまで実験です。
長時間の使用や夏季の高温時などの条件下で実際に使えるかまで検証している訳ではありません。
あくまで参考にして頂けたらという事ですので、お客様が同様の使用をされた際に問題が生じても責任は負いかねます事はご了承ください。

ここで、2つ、当店からのお知らせです。

まず明日、10月14日は臨時営業致します。
午前11時までにご注文、ご入金を確認できましたものは当日発送させて頂きます。
お急ぎの商品が出来ました場合などにご活用下さい。

次に、10月29日、OK模型主催のTahmazo(タマゾー)フェスティバルがKMA京都模型飛行場で開催されます。
当ショップ社員も当日現地に赴きます。
その際、10月27日午前中までにいただきましたご注文商品を現地でお渡しすることも可能でございます。その場合、通常の送料は頂きません。
また、現地での代金決済もさせて頂きます。
参加されるかたはもちろん、見学においでになるかたもぜひご利用ください。

タマゾーフェスティバルの詳しい情報はこちらからご覧いただけます。