4XP Fennelをチェック!

OK模型の「PILOT 4XP」シリーズ。

このシリーズのキットには、組立説明書はおろか、ビス類、リンケージ用のピアノ線などは一切含まれていません。
つまりこのキットに入っているものだけでは、完成させることはできません。
お客様が各自の経験と技術で、お好きなようにパーツを選別いただいて、完成させるキットなのです。
また、組立方法など、電話による技術的な質問は受け付けていません。

「PILOT 4XP」は、「エキスパートモデラー専用」という意味なんですね。

そんな玄人向けの「PILOT 4XP」のフルシャーレグライダー、現在当店では、
FENNEL(フェンネル)カーボンDボックス仕様 オレンジ
SALSA(サルサ)
HARISSA(アリッサ)赤/白.黒
という3機種を取り扱っています。

今回は、FENNEL(フェンネル)カーボンDボックス仕様 オレンジの中身をご紹介していきます。

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FENNELは、全長1442mm、全幅3180mmのフルシャーレグライダー。
セット内容はこのようになっています。

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主翼の翼型はこのようになっています。カンザシと、前後のピンで胴体に接続、テープ止めで固定する仕様です。

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エルロン、フラップのサーボカバーの成形品はグラス製です。

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主翼のカンザシ、尾翼リンケージ用のカーボンパイプ、カンザシ、コントロールホーンなどです。

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カーボン、グラス製のしっかりした主翼用カンザシです。

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尾翼は翼型になっています。2本のカンザシで胴体に接続。固定は主翼と同じくテープ止めです。

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胴体ノーズはカットされていません。
付属のモーターマウントを使用する場合は、ケガキ線を目安にカットすればOK。
もちろんこのままでピュアグライダーとして楽しむのもいいでしょう。
(ノーズのカットの有無はロットによって違うようです。)

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こちらがベニヤ製のサーボマウントと、モーターマウントです。
モーターマウントは貼り合わせて使います。

キットの内容は、以上です。
前述の通り、組立説明書や細かなリンケージパーツやビス等は入っていません。

ただ、作例とセッティングの例は、メーカーHPで紹介されています。
こちらを参考に、お好みに仕上げてください。

「PILOT 4XP」は、初心者中級者の方お断りのキットです。
また、当店でも、こちらのシリーズに関する技術的なお問い合わせにはお答えできません。

腕と経験に自信のある方でしたら、ぜひチャレンジしてみてください。

 

 

 


Tahmazo SVR-3-7V 新登場!

Tahmazoの新商品が登場しました^^

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Tahmazo SVR3-7V 7Vスイッチング電圧レギュレーター」です。
Tahmazoのスイッチング電圧レギュレーターといえば、
マルチパワーハーネス
SVR5-5/6V(スイッチング電圧レギュレーター)
SVR3-5V 5Vスイッチング電圧レギュレーター
SVR3-6V 6Vスイッチング電圧レギュレーター

などが発売されていますが、それらと大きく違うのは、
出力電圧が7.2Vになっていることですね。
近年、ハイボルテージ対応のアクセサリが増えてきていますので、
それに呼応してできた商品というわけでしょうか。

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入力側にBECコネクタがあらかじめ取り付けられているというのも違うところですね。
こうなっているだけで、逆接の危険性がグンと減りますので、安心です。
(それに、コネクタの分、お値段もお得ですよ^^)

電源として推奨されている3セルの受信機用バッテリーLP3S1000RIG(12C)LP3S2000RIG (12C)についているのがBECのオスコネクタですので、コネクタのはんだ付けなしで接続ができて楽です。
ちなみに、リポ2セルでは使う意味がありませんので、3セル~4セルバッテリーで使って下さい。

他にも、一緒に使うと便利な、
パワーハーネス用スイッチパワーハーネス用スイッチG
オンボードリポメーターオンボードリポメーターS等についているコネクタも、
全てBECコネクタです。接続が簡単で手軽に使えますね。

ただ、あくまでもこれはハイボルテージ対応アクセサリ用のレギュレーターです。
ハイボルテージ未対応のアクセサリにはこの商品は使わないようにして下さい。

また、逆接防止回路はついていないとのことなので、逆接も絶対にしないように注意して下さい。

詳しくはこちらの取扱説明書でご確認ください。

お早めにチェックなさって下さいね^^

 

 


Kickit ハンド燃料ポンプをチェック!

今回は、Kickit ハンド燃料ポンプチェックしていきます!

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こちらがKickit ハンド燃料ポンプ
オール金属製で、グロー燃料にもガソリンにも使える便利なポンプなんですよ。
ガソリン燃料の場合は
Kickit ガソリン用燃料チューブφ3/5mm 2M
Kickit ガソリン用燃料チューブφ2.5/4.5mm 2M
また給油用にKickit ガソリン用カールチューブを使用してください。

グロー燃料の場合は
PILOT シリコンチューブ 2色各1m(ピンク・ブルー)などと、
給油用にシリコンスパイラルチューブを使ってくださいね。

結構小ぶりなサイズですが、程よい重量感で、手になじみやすい形もいい感じです^^

使用感はとてもスムース。ハンドルを回す音もとても静かです。
お気に入りのポンプです。

説明書には、「大型金属ギヤーを使用した」ポンプだということが書かれてあります。
また、「分解しないでください」という注意書きも。

分解した場合は保障できません、ということですよね・・・。
しかし、今回は、分解しちゃいました!

くれぐれも、マネはしないでくださいね。
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分解防止に、キャップボルトの頭の穴には接着剤が盛られています。
それを取り除くのには少し手間取りましたが、そのあとはあっけないほど簡単にバラせました。

説明書にある通り、しっかりした金属製のケースに、金属製の大きなギヤーが二つ、ドン、ドン、とあるだけの非常にシンプルな構造になっていました。
シンプルで、すべて金属製なので、丈夫で故障しにくいというわけですね。

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繰り返しになりますが、くれぐれもみなさんは分解しないでくださいね。

それはともかく、このポンプは使いやすくて、おすすめです。
ぜひぜひ!チェックしてください!→Kickit ハンド燃料ポンプ

 

 

 


バッテリー逆接防止のために。

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ラジコンを長年趣味にされている方や、電子関係、自動車関係など、
バッテリーをよく扱うお仕事の方にとっては当たり前すぎる話かもしれませんが・・・

原則的に、バッテリーの端子はプラス極が赤色、マイナス極が黒色に色分けされています。
もちろん当店取り扱いのリポバッテリースピードコントローラーも同じです。

そして、ラジコンのパーツには逆接防止回路がついていないものが多く、一瞬の逆接がパーツをダメにしてしまうことがあるんですよね。だから、逆接は厳禁です。

私は、赤と黒どっちがプラスかマイナスか迷ってアタフタすることがあって困っていました。
何かいい方法はないかなと思い、「マイク」という合言葉を作ってやっと覚えました。
マイナスの「マイ」と黒の「く」で、マイクです。
お友達にビギナーさんがいらっしゃったら、ぜひ教えてあげてください。

といっても、ESCとバッテリーを繋ぐ時など、ほとんどの場合は、同じ色どうしを繋げればいいんですが、
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前回チェックしたTahmazo サーボテスターなんかは、色分けがされていませんので、やはり赤と黒どちらがプラスかマイナスか、ちゃんと頭に入れておく必要がありますよね。

リポバッテリーの逆接やショートは、本当に危険です。
合言葉はともかく、逆接の防止のためには色々と工夫をしておかなければいけません。

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たとえば、リポバッテリーとESCの接続の工夫。
「リポの赤黒両方にメスコネクタ」なんていうつなぎ方は、私は絶対お勧めしません。

「同じ色どうしを繋げばいいんでしょ、何がいけないの?」と言われてしまいそうですが、
同じ色を繋ぐと、頭では分かっていても、ふとした一瞬にやってしまうのが、人間です。
そんな一瞬でバッテリーやESCを壊してしまうのは、勿体ないですし、周囲に危険が及ぶ可能性もあります。

私は、写真のように、オスメスを使い分けておくことを鉄則としています。
(もちろん、ESCの黒にはメスコネクタ、赤にはオスコネクタです)
こうしておけば、逆接する危険性が大幅に減ります。

とにかく、「逆接なんてするわけないじゃないか」と過信せず、しっかり工夫と対策を施して、
1にも2にも安全第一で、ラジコンライフをお楽しみくださいね^^

それと、「マイク」、忘れないでくださいね。

 

 

 


Tahmazo サーボテスター をチェック!

今回は、Tahmazo サーボテスターをチェックしてみたいと思います。

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サーボの動作チェックが送受信機無しでできる便利なアイテムです。
このサーボテスター、何と言ってもコンパクト。
そのサイズは、38mm x 63mm。クレジットカードよりも小さいですよ。
そして厚さは、約4mmという薄さです。

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過去の機体製作記事でも、何度か登場していますね。2個同時に動かすこともできます。
私にとっては、メカ積みの時には欠かせないものです。

中身はどのようになっているのでしょうか。
今回は、ちょっと勇気を出して、表のカバーをめくってみました。

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じゃーん。こんな風になっています。三角や四角のマークの下に、ちゃんとしたスイッチがついていますね。

 

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本体のスイッチは、耐久性のある「タクタイルスイッチ」が使われていました。

※このようにカバーをめくってしまうと、メーカーの保障は受けられなくなります。
マネされる際は、自己責任でお願いしますm(_ _)m

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上の方には900、1100、1500、1900、2100と数字が書かれています。
それぞれの数字の単位はμS(マイクロセカンド、マイクロ秒)で、サーボに送られる信号のパルス幅を表しています。
このサーボテスターに設定されているニュートラルのパルス幅は1500μSで、サーボテスターにバッテリーを繋ぐと、自動的にニュートラル位置にもっていってくれます。

でもJRは1500μS、FUTABAやHITECは1520μSというように、ニュートラル位置は、プロポメーカーによって違いますよね。
ということはJRユーザー限定の商品か、というと、もちろんそんなことはありません。

実際に飛ばすときには、送信機でトリム調整を行ってセッティングするのが普通ですから、メカ積みの時にはこれで十分です。

20μSの差がどうしても気になる方でも、このサーボテスターには「トリムモード」というモードがありますので、それでチェックすることも可能ですよ。

サーボの初期動作のチェックや、メカ積みの際には、本当に重宝するこのサーボテスター。超おススメです。

もっと詳しく知りたい方は、Tahmazo サーボテスターの取り扱い説明書をチェックしてみて下さい。