先日、「フェニックス AT-6 TEXAN」をお買い上げいただいた東京のT様から電動に改造して初飛行をされたとのメールをいただきましたので紹介させていただきたいと思います。
全備重量:3700gで5セルのリポを使用して静止推力:3700gを確保されたそうです。
動画を見せていただいたのですが、余裕のパワーで機体の大きさも手伝って実機らしいフライトを見せてくれています。
詳しくは、T様のブログに紹介されていますので見にいってください。
フェニックス「FUTURE」の製作 VOL.4
エンジンマウントの取り付けをします。
この機体は、エンジンと電動のどちらでも出来るようにマウントの取り付け加工がされていません。
先ずエンジンの取り付け角度を決めます。
説明書ではサイドマウントするようになっていますが、今回は4サイクルエンジンを搭載するのと機首の形状を考慮して倒立マウントすることにしました。
第1胴枠にエンジンの中心位置の印をつけます。
エンジンマウントの取付けビスの位置に印を付けドリルで穴をあけます。
胴枠の裏から爪付ナットで止めますので付属の爪付ナットが入るようにします。
穴をあける際に一度で開けようとせずにドリルの刃を細い物から太い物へ数回に分けて開けるほうが失敗無く綺麗に明けられます。
穴が開けられたらエンジンマウントをビスで取り付けます。
その時に裏の爪付ナットの爪の部分にスーパーXなどの接着剤をつけて締め込んでおくと後でメンテナンス等でビスを緩めたときにナットが取れてしまうことがありません。
また、バッテリーが入る穴が開けてありますので、エンジン仕様にする場合、その穴をスクラップバルサの板で塞いでおいた方が機体内にエンジンオイルが入らないので良いでしょう。
塞いだ部分のエンジン側は、低粘度の瞬間接着剤を染込ませておくなどの耐油処理をして置いてください。
マウントの取り付けが終わったら尾翼の取り付け部分のフィルムを取除いておきます。
尾翼直前の側面にサーボを取り付ける部分がありますのでその部分のフィルムも取っておきます。
フェニックス「FUTURE」の製作 VOL.3
ゼットベンダーを使用してクランクに曲げ加工をしてみると付属のロッドは、国産品と比較すると材質的に固いので折れてしまいます。
本来、キットの説明書では、L字に曲げてストッパーで止めるようになっているのでペンチでのL曲げであれば角度強くないので折れないのですがゼットベンダーでは角度が強いためにおれたのでしょう。
基本的にフェニックスモデルでは、ペンチでのL字曲げ又は、ロッドストッパーでのネジ止めを前提にしているようです。
そこでOK模型さんの「片ネジピアノ線」を使用することにしました。
フェニックスの機体に付属しているピアノ線は、材質が国内メーカー(OK模型さんやテトラさん)とは、違いますので強度的に不安を感じる方は、国産のロッドの使用をおすすめします。
エルロンをニュートラルの位置マスキングテープなどを使って仮に固定しておきます。
こうすることでニュートラル位置でのリンケージが楽におこなえます。
サーボも「Tahmazo サーボテスター」を使ってニュートラルをだしておいてリンケージを行います。
これで基本的にニュートラルでのリンケージが簡単にできます。
最近は、コンピュータプロポが普及しているのでリンケージを適当にして後からプロポで調整する方がおられるようですが、必ず基本状態でニュートラルをだしてリンケージをすることをお奨めします。
フェニックス「FUTURE」の製作 VOL.2
サーボマウント部からガイド用のタコ糸を通してサーボコードを取り出しておきます。
サーボコード2本を取り出した穴のところにスポンジゴム(ホームセンターに売っている)に穴をあけてコードを通してて両面テープで留めておきます。
こうするとコードが後から主翼の中に入ってしまうことが防げます。
コントロールホーンを取り付けるときにビスの下穴をあけるのにホーンが動いて開けにくいときがありますが、こんなときには、両面テープを使うと作業がやりやすくなります。
使用する両面テープは、仮止めに使うだけなのでそんなに粘着力が強くないほうがよいです。
コントロールホーンの取付け面に両面テープを貼り付けます。
両面テープをつけたコントロールホーンを取り付けたい位置に貼りそれからピンバイスなどで固定用のビスの下穴をあけます。
こうするとホーンがずれることなく正確にした穴をあけることができます。
フェニックス「FUTURE」の製作 Vol.1
久しぶりにエンジンファンフライ機を飛ばしたくなってフェニックスの「FUTURE」を製作することにしました。
最近はEPPの電動機が落としても壊れにくいということで、ほとんどが電動機になったのですが、エンジン機のダイナミックさもよいものです。
この機体は、エンジンでも電動でもどちらでも組立てられるようになっています。
ただし、電動仕様にする場合は、モーターマウントは、別途購入する必要があります。
主翼は、一枚物で組立済みになっているので、エルロンサーボの取り付けとリンケージをすると完成します。
先ずサーボの取り付け部分のフィルムを取除きます。
組立説明書では、カッターで切るように欠いてあるのですが、半田ゴテを使用してフィルムを溶かしていくと綺麗に処理をすることができます。
これは、他のフィルム貼りの機体でもこの方法穴あけ処理をすると綺麗に出来ます。
ただし、あまりコテを同じ場所に当てすぎるとバルサやベニアが焦げてしまいますので手早く処理するようにします。
今回サーボは、HitecのHS-311を仕様しました。
このサーボは、標準サイズのサーボで3kgのトルクがありながら当社販売価格が1470円とリーズナブルなことからサンデーフライヤーなら十分なスペックをもっています。
機体のサーボマウントも標準サーボが使用できるようにしてあるので、このサーボならまったくマウントを加工することなく搭載できます。

