アナログサーボとデジタルサーボの違い

タマゾーサーボは、以前はアナログサーボが中心でした。2年ほど前にモデルチェンジがあり、すべてのサーボがデジタルサーボになりました。

超小型のTS-D0602、TS-D1102は軽量化の為プラスチックギアになっていますが、それ以上のサイズのサーボは金属ギアにランクアップしています。

さて、今回のお題のアナログサーボとデジタルサーボの違いですが、一般的にアナログサーボに比べてデジタルサーボは保持力や、ニュートラル付近のトルクが高く、その代償として消費電流が大きいと言われています。

サーボのアナログ/デジタルの違いは、サーボ内部のモーターを駆動させる制御の違いです。
アナログサーボは現状のサーボの角度から、受信機から受けとった目標の角度までの動作を、かける電圧の大きさで制御します。動作させる角度が大きければ高い電圧をかけ、小さな角度であれば低い電圧をかけて目標の角度まで動かします。
デジタルサーボは動作させる角度にかかわらず決まった電圧をかけ、電気のON/OFFを繰り返して目標の角度まで動かします。なので動作角が小さくてもトルクが落ちない仕組みになっています。(モーターのトルクは印加する電圧の二乗に比例します。)

この仕組みの違いから同じ角度を保持=ニュートラル付近での保持力がアナログよりデジタルの方が優れているということになります。
常に高い電圧をかけ制御するため消費電流はアナログよりデジタルの方が大きくなります。

最近はスピードコントローラーのBEC性能も良くなり、一部の粗悪サーボやハイトルクのサーボを除いて、デジタルサーボを複数個使ってもBEC容量不足になることがほとんどなくなりました。

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