生駒山は聖地?

2006年に滋賀でスタートしたトップモデルジャパンは、現在大阪府東大阪市で運営を行っています。
東大阪市は奈良県生駒市と隣接しており、県境の生駒山(いこまやま)が天気が良ければ社屋からも望むことができます。
近隣の学校の校歌にかなりの確率で出てくる、大阪や奈良の住民にはなじみ深い山ですが、戦前から1965年頃までは大学の航空部等が生駒山周辺で訓練していたそうで、グライダーのメッカと言えば霧ケ峰と並んで生駒山だったんですね。
現在の生駒山頂遊園地の駐車場は生駒山滑空場として戦前運用され、東大阪市長田のトラックターミナルも戦前「盾津飛行場」として開業されており、1935年には、ドイツからヒルト氏などがWOLFなどを持って来てデモ飛行もされ2万人の観客を集めたようです。

1963年に出来たての国産グライダー「三田3型JA2051」で大阪上空50キロ飛び切り、銀章を獲得できたのも生駒山の季節風があったからです。
※同志社大学航空部誌「翔友17」より抜粋

トップモデルジャパンは日本の航空史に残る東大阪で今年7月に満15年を迎えます。何か記念になるような商品を出したいですね。