今回はフタバ製プロポのエンドポイントの仕様について取り上げます。
現行のフタバの送信機でスイッチとCHの割り当てを行うファンクション機能を持たない6Kと10Jは5ch目以降のサーボの動作量が一般的なプロポに比べて130%程度エンドポイントが広くなっています。
この仕様により5ch目以降のスイッチに割り当てたESCや引込脚が動作しないことがあります。これはESCなどが認識するロー、ハイを超えてしまっていることにより発生しています。
ELFグライダーリトラクト等が動作しないという問い合わせが偶にあるのですが大体はこの仕様によるトラブルです。
エンドポイントの設定を75~80%に設定することにより解消されます。
6Kのサーボビューと受信機から出力されているパルス幅です。
CH5のロー、ハイは初期設定でエンドポイントが130%程度に広くなっています。サーボビュー以外の項目では動作量が100%と表示されていてもサーボビューではこのように大きいパルス幅(広い動作角)が表示されます。
フタバの上位機種18SZのサーボビューとパルス幅です。
こちらは初期設定で100%のパルス幅(動作幅)になっています。
なお、当社で確認できているのは、現行のフタバ6K及び10Jですが、その他にも、この様な特殊な仕様になってなっているものがあるかもしれません。パルスメーターで計る必要はないですが、1~4chまでに1個のサーボ、そして5ch以上にもう一つのサーボつないでみて、動作角が違うようであれば、この様な仕様になっている可能性があります。
また、自分で舵角調整などをやってしまってる場合には、デフォルトに戻してみてください。エンジン機を電動に換装する場合には、スロットル開度の調整をエンドポイントでしてしまっている可能性があります。
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