瞬間接着剤用ノズルの使い道?

先日TOPMODELオリジナル商品として「瞬間接着剤用ノズル15本入り」を発売させていただきました。

写真のように半透明で先が細くなったチューブ、OKボンドなどの瞬間接着剤のボトルの先端に取り付けて使います。
瞬間接着剤をコーナーや隙間に少しづつ量を調節しながら 流し込みたい時には絶対必要ですよね。特に粘度の低いシャバシャバのOKボンドFXやMPを思ったとおりに流し込む時には欠かすことが出来ません。

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ところがこのノズル、細くなっている部分に残った接着剤が中で固まってしまうので結構頻繁に取り換える必要があります。いわば瞬間接着剤を使う際の消耗品のようなものということで、今回15本入りで税別300円と格安価格でご提供させていただいたわけです。

が、今回のお話はノズルのご案内ではなく、あるグライダーマニアからの情報で、このノズルのちょっと変わった使い方のご紹介です。

最近のプロポはほぼ2.4GHzになってきました。このプロポ受信機のアンテナですが、アンテナの役割をするのは先端のほんの数センチだけで、その部分が折れ曲がっていたりすると感度に影響するということです。
下 の写真はJRさんのRG712BXというダイバーシティアンテナを装備した受信機ですが、ご覧のように左側にアンテナ線が2本出ています。
このアンテナ線 の先端、黒い部分から先(左側)が曲がっていると良くないという話なんですね。
そこで、この瞬間接着剤用ノズルの出番です。
写真に見える上側のアンテナに瞬間接着剤用ノズルを被せてみました。

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このアンテナ部分の先端を拡大してみるとこんな具合です。
ノズルの細い部分とアンテナの先端の太さがほぼ同じというだけでなく、太い根っこの部分もアンテナの黒い部分の太さとほぼピッタリなんですね!
写真のようにかぶせるだけ。どうです、ピッタリでしょう。
こうすることによって柔らかいアンテナ線がノズルで補強されることになり、具がいっぱい詰まっている細いグライダーの機首の中に押し込んだ時に先端がぐにゃりと曲がってしまう事を防ぐことが出来るんです。
もちろん強度に限度はありますが、裸のままで押し込むよりはずっと楽に、スマートに中に入れることが出来るはずです。

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瞬間接着剤用ノズルの思いもかけない使い方、これもラジコンモデラーの豊かな発想の賜物ですね。

グライダーマニアのあなた、一度お試しください。

 

 

 

 

 


RL カーボン折ペラ

OK模型のプロペラのブランドにRLというのがあるのをご存知でしょうか。
すでに大型エンジン機用木製プロペラがリリースされていますが、今回折ペラ用カーボンブレードが新発売されました。サイズは10インチから14インチまでの合計9種類です。

それでは、さっそく現物を見てみましょう。箱を開けるのはこのシリーズで一番大きい14×8です。
透明プラスチックのケースに入っており、裏面に取扱説明が表示されています。
こんな感じですね。

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ブレードは中の台紙に固定されています。
これなら、ブレードが箱の中で踊って極薄の先端部分が欠けるという事もなさそうです。

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ブレードを台紙から取り外し、もう少し詳しく見てみましょう。
OK模型の説明によると、特徴はコンピューター設計によるデザインで効率の良さと静音性を追求、その形をコンピューター制御のNC加工機で正確な金型に仕上げ、その金型に手作業でカーボンクロスを貼り付けて作り上げているそうです。

外形はこんな感じです。

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ところで、このブレードはカーボンのレイアップが手作業という事で個々のブレードの重さが微妙に異なってくるのは避ける事が出来ませんので、製造元で重量チェックを行い、セットになるブレードの2枚の重量を合わせているそうです。
こちらは裏面になります。

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オモテ面をクローズアップしてみました。きれいなカーボンクロスの模様が見えます。カーボン地の模様はいつ見てもカッコいいですよね。

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付け根部のアップです。幅は8mm、ピン穴は3.1mmとなっていますので、Tahmazo製ブレードや他メーカーの同じぐらいの直径のブレードの標準サイズですね。実際にTahmazoの折ペラピンを挿して見ましたが少し固かったので、ブレード個々によってバラつきがあるとは思いますが修正が必要な場合があるかも知れません。

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先端はこんな具合です。かなり薄いので、欠けないように取り扱いに気をつける必要がありますね。

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新登場のRLカーボン折ペラブレード、入荷したばかりで当店スタッフはまだ使用していませんが、仕上がり、フォームは高性能を期待させます。

OK模型からリリースされたニュースによると、発売が近づいている2.5mクラスの「メイス2」にこのRL12x6が採用されているそうです。
機会がありましたら機体の感想に合わせてプロペラについてもレポートしたいと思います。

 

 


TOPMODEL 外部アンテナホルダー

胴体がオールカーボン製のグライダーなどに2.4GHzの受信機を搭載した場合、カーボンが電波を吸収してしまうため、短いアンテナ線を胴体の外に出す処理に困ってしまいます。

また出したアンテナ線を胴体にテープなどで貼り付けてしまうと、アンテナがカーボンの影響を受けてしまいます。
細いパイプにアンテナ線を通して外に出す方法などがありますが、それでは見た目にも良くないですし、飛行中に角度が変わったり、わずかですが空気抵抗が増えてしまいます。

そこで、こんなアイテムが登場しました。

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TOPMODEL 外部アンテナホルダーです。

AH-2
この様に、きれいな翼型になっていて、底面からアンテナ線を通せる穴が空いています。

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アンテナ線を、この様に通して使います。

AH-4
この状態で、例えば、胴体のキャノピーの後ろ辺りに取り付けるようにすれば、見た目にもおしゃれにアンテナを処理できます。
翼型になっていますので、空気抵抗もある程度は低減できるでしょう。

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取り付けにはこの細いピン2本になっています。
取り付け強度が欲しい場合は、工夫が必要ですね。
ガチガチに固めてしまうと、万一接触した時に胴体側が破損しかねないので、
個人的には、シリコン系の接着剤で取り付けるのが好いかな、と思います・・・。

国内ではあまり手に入らないアイテムです。
このチャンスに、いかがでしょうか。

 

 


ELFグライダーリトラクト

またも心憎い商品が発売されました。

G-ELF
PILOT ELFグライダーリトラクト(左からLMS)です。

リンケージフリーのELF。

シンプルな搭載とスムースな動きが魅力的ですね。

 

検索したところ、偶然にも動画がUPされていましたので、拝借してご紹介します。
搭載されている機体は・・・なんでしょうか。

2012年度版のOK模型のカタログに載っている機体Xと酷似しているようですが。

機体の方の発売も期待大ですね・・・。