癒し系グライダー サフランⅡを作る.11

 
DSC06838
上下のプランクと成型がすんだらキャノピーに成る部分をレーザーカットされている部分と図面にあわせてきりはなします。
DSC06839

切り離したキャノピーに取り付けの時のガイドとなるパーツを取り付けます。
こちらは、内側の補強材のところに切り込みが入っているのでそこへ瞬間で接着します。

DSC06840
キャノピー前部に差込用のパーツを接着しますが、木目が差し込み方向に対して直角になるようにします。
 DSC06841
胴体側のにキャノピーをとめるタッピングねじが入るベニア製のパーツを接着します。
各パーツは、力が加わったときに外れやすいのでシッカ接着してください。


癒し系グライダー サフランⅡを作る.10

DSC06831
接着したベニアパーツに合わせて機首の成型します。
成型には、バルサカンナとサンドペーパーを使用すると作業がスムーズに行えます。
ただし、バルサカンナを使用する時は上面と下面のバルサ板が削る方向に対して横になっていますので無理にカンナをかけるとバルサがササクレてしまいますので気をつけて削ってください。
DSC06834
38mmの機首の場合は機首にかけてのRが少ないので良いのですが、30mmの機首の場合はRがきついので一度に同じ様に仕上げるのは意外と難しいので少しずつ形を確認しながら仕上げてください。
DSC06837
この機首の仕上げ具合で機体が綺麗に出来るかが決まってきますので設計図と十分削り具合を見比べてください。
また、正面から見て左右のカーブが同じ様にします。
DSC06835
機首の成型が済んだら上面の左右の角にRをつけます。
DSC06836
下面も同じようにRをつけますが、この機体の後尾は三角形になっていますので左右のラインが交わる部分の削り具合で歪んでみえますので気をつけて削って仕上げます。


癒し系グライダー サフランⅡを作る.9

DSC06819 
三角材の成形ができたら上面と下面を2mmバルサでプランクします。
バルサは、板の状態のまま入っていますのでプランクする場所に合わせてカットします。
ベテランの方はお分かりですが、バルサ板は木目が横になりように使用します。
入っている板は木目方向に長くなっていますので、何枚かに分けてカットしてください。
木目方向に張ってしまうと強度が出ずに押さえただけで簡単に割れてしまいます。
DSC06821 
 
上面は、2枚分を使用します。
接着材は瞬間でもよいのですが、後で機首を丸く成形しますので時間はかかりますがサンディングボンドの使用をお勧めします。
DSC06823 

 38mmの機首の場合は、不要な部分をレーザーソーなどでカットして防火壁に合わせます。
30mmの機首の場合は、カットする必要はありません。
DSC06830 

 成形が出来たらベニアの補強材と防火壁をモーター取付穴に合わせて接着します。
こちらは、30mmの機首も別に補強用ベニアがカットされていますので同じように接着します。
このベニアが機首を成形する型になりますので位置がずれないようにしてください。
 


癒し系グライダー サフランⅡを作る.8

DSC06810 
三角材を接着すると写真のように側板よりはみ出しますのでそれを側板の形に合わせて成形します。
DSC06812 
最初からサンドペーパーで削っても良いのですが、削る部分が多い場合はテトラのバルサカンナを使用すると作業が早く進みます。
DSC06813 
全部バルサカンナで仕上げるのではなく荒削りをして少し側板より大きめぐらいのところで止めておきます。
また、バルサカンナをかける時は木目に沿ってカンナをかけると綺麗に削れますが木目に対して垂直に使用すると返ってバルサの目が立ってしまって面が荒れてしまいます。
それと、一気に削ろうとせずに薄くすこしづつ削るのも綺麗に削るコツです。
DSC06815 
荒削りが終わったらサンドペーパーで側板の形に合わすように仕上げてゆきます。
三角材と側板に段が出来ないようにまた、削り過ぎて側板まで削ってしまわないように少しづつ確認しながら作業をしてください。
DSC06820
 この作業を胴体上面と下面の両方行いプランク材がピッタリ接着できるようにしてください。
バルサカンナが無い場合は、カッターナイフで少しづつ荒削りをしてからペーパーで仕上げても良いでしょう。
また、ペーパー掛けをする場合は屋外で行うか換気を良くしてマスクをかけて行うことをお勧めします。
バルサの細かな粉を吸い込むと敏感なかたなら花粉症のような症状が出ることがあります。
私も花粉症自体は無いのですが、最近になってバルサにペーパー掛けすると鼻がムズムズしてくしゃみが止まらないようになってきましたので皆様もご注意ください。
 
 

 
 


癒し系グライダー サフランⅡを作る.7

胴体後部が出来たら次に機首の部分の組立てになります。
本機は、3種類の機首形状を選択することができます。
DSC06803 

先ずは、近日新発売の予定になっているTahmazo アポロモーターを装着する38mm直径の機首形状です。
38mm用のモーターマウント材を側板の機首より少し入った位置に取付溝がありますのでそちらに接着します。
DSC06805 
次は、30mm用の機首になります。
こちらは、現在発売されていTahmazo ER181212dTahmazo 7×4.5折ペラAT30/6C2.3SMを使用する場合とモーターを使わずピュアグライダーとしての機首に仕上げる場合は、こちらを選択します。
専用胴枠を機首の一番前に接着します。
ピュアに仕上げる場合は、この前にピュア用のベニア枠をバルサパーツを重ねて接着してブロックを作り接着します。
今回は38mmの機首形状で製作を進めてゆきます。
DSC06807 

モーターマウント用胴枠を接着したら図面に合わせてバルサの三角材をカットします。
 DSC06808 

カットした三角材は、機首の上下四隅に接着します。
 こちらは、後で機首を成形するときに削りますので瞬間よりサンディングボンドで接着することをお勧めします。
瞬間で接着すると接着材が浸透した部分がペーパー掛けでも削りにくいためです。