DUO DISCUS 3.07m FIBERGLASS HOLLOW MOULDED

フルコンポジットスケールグライダー「DUO DISCUS 3.07m」を紹介します。
Dsc07483 このキットは、日本でもファンの多い「DUO DISCUS」を特徴でもある美しい前進翼を忠実に再現したチェコのHFモデル製のスケールグライダーです。

Dsc07484a 胴体は、FRP製コンポジットになっています。
キャノピーはFRP製の枠に透明樹脂キャノピーを接着済となっていてキャノピーラッチでワンタッチで脱着できるようになっています。
コクピットは、付属していないので各自好みで製作してください。
引込脚と開閉式の脚カバーは、取付済になっています。

Dsc07488a 主翼は、バルサシャーレになっています。
主翼中央の力のかかる部分はカーボン製のリブで強化されています。
翼型は、HQ3/15を使用しています。
翼端の独特の形状も一体で成型されています。

Dsc07489 スポイラーも取付済みになっていて、リンケージもされているので、サーボを取付けるだけになっています。
主翼のサーボは左右それぞれエルロンとスポイラーの2個づつの計4個になっています。

Dsc07487 ラダーは、FRPコンポジット製で水平尾翼は、バルサシャーレになっています。
主翼のカンザシは、スチール製のものが入っています。
その他付属の小物パーツは、ロッドエンド・コントロールホーン・ナイロンクレビス・ABS製のサーボカバー・ラダー用のピアノ線とアウターパイプがついています。

Dsc07492 デカールは、シールタイプになっています。
組立説明書は、チェコ語となっていますが、イラストが多いので、スポイラーと引込脚付きのスケールグライダーを組立てたことのある方なら、十分理解できると思います。

このHFモデル社のキットは、とてもコストパフォーマンスの良く、お買得グライダーの一つです。


受信機とクリスタル

最近、購入した受信機を使おうとしたら全然動かないとの問合せがありました。
当初は、初期不良かとも思いましたが、入荷時の作動テストでは動いていたので現物を見せてもらうことにしました。

すると、その受信機ついていたクリスタルがデュアルコンバージョン用がついていました。
その受信機は、シングルコンバージョンなので作動しなかったのです。
また、ある日問合せで「シングルコンバージョン用クリスタルってどんなのですか?」というメールがとどきました。

今更ながら、意外とクリスタルや受信機の種類などを知らない方がおられるのだと思いました。
ここで、少し受信機とクリスタルについてのことをご案内しておきます。

受信機には、シングルコンバージョンとデュアルコンバージョンと言う種類があります。
これは、受信機の高周波回路の違いによるもので、周波数変換を1回だけ行うものを「シングルコンバージョンといい、周波数変換を2回行うものを「デュアルコンバージョン」といいます。
特徴としては、デュアルコンバージョンは、シングルコンバージョンに比べて、よりノイズに強く受信感度を上げられますので、近接周波数に影響されにくい為に、各プロポメーカーは、F3AやF3Cなどの競技会を意識した高級機種に使用されてることが多いようです。

ユーザーのなかには、デュアルとシングルが有るのは、知っておられるのですが、送信機もデュアル用とシングル用が有ると思われている方があるようですが、送信機はデュアルもシングルも関係なく使用できます。
ですから、シングルコンバージョンの受信機を使用されていて、近接周波数の同時飛行などをした時に混信で困るようであれば受信機をデュアルコンバージョンに変えると混信することがなくなります。

それから、墜落や受信機に強い衝撃を与えたときに受信機に不具合が有る場合は、先ずクリスタルを疑っていただくと良いでしょう。
クリスタルの中身を見た方は、意外と少ないとおもいますが、クリスタルのあの金属ケースの中には、本当に極薄の水晶片が入っており、それに細い電極がついているだけなので、非常に衝撃に弱くなっています。
クリスタルの外見上に何にも異常が無くても意外とクリスタルの中で破損していることがあります。
特にマイクロタイプのクリスタルを使用している受信機などは、クリスタルが破損しての受信機不良が多いようですので、当社はあえて標準サイズのクリスタルを使用する受信機にしていますが、どんな受信機を機体等に搭載するときには、防振対策に気をつけてください。

また、当社で販売している受信機は、FMタイプの受信機になっていますので、PCM方式の送信機で使用される場合は、送信機の説明書にしたがってモデュレーションを「FM」又は、「PPM」に切替えて使用してください。
PCM方式のままでは、使用できませんので注意してください。

当社で扱っている受信機でシングルコンバージョン用次の機種になっています。

Fm7Tr07sRx3_2 

「Topmodel FM7」「Tahmazo TR-07S」「RC-mart FM RECIVER」

Tr06d

デュアルコンバージョン用機種は、「Tahmazo TR-06D」になっています。

いずれの受信機も使用されるときは、取扱説明書を良く読んで使い方を間違えないようにしましよう。
特にこのような小型タイプの受信機でコネクターピンが露出しているタイプは、コネクターの極性を間違わないように十分注意をしてコネクターを接続しないと、バッテリーをプラス・マイナスを逆接してしまうと受信機の回路が壊れて使用できなくなります。
受信機のトラブルは、墜落などで機体を壊すだけでなく最悪の場合は、人身事故などにもつながりかねませんので、十分に気をつけてラジコンを楽しんでください。


OK模型「ミグ15」テスト飛行

ダクテッドファン機「ミラージュ2000-10」が4月に発売され、その高性能の飛を早くも体験された方も、おられると思いますが、OK模型からダクテッドファン機第2弾として発売が予定されている「ミグ15」のテスト飛行を覗いてきました。
Dsc07476s この機体は、RCAW誌の8月号ダクテッドファン特集28頁に少し紹介されています。
このDF特集は、各社のDFをベンチテストしてその性能を紹介していますので、これからDFを始めて見たいユーザーが自分好みのDFや機体を選ぶのに参考になるでしょう。
既発売の「ミラージュ」が55mm径のファンを搭載していたのに対して、69mm径の高性能DFを搭載して、機体サイズも2回り以上大きくなっています。
Dsc073371 発進の準備をするOK模型の高松社長と伊藤さんです。
発進は、ミラージュと同じようにショックコードを使用します。

Dsc073431 初飛行と言うことでまずは、伊藤さんが機体を持っての発進です。
ショックコードのテンションは、ミラージュと同じコードを使用しているので、機体が大きくなった分ミラージュより少し強い目にかけます。
それでも、コードを伸ばした状態から10歩ほど下がるだけのテンションのかけかたです。

Dsc073451 後は、DFをフルパワーにして、手を離すだけで、簡単に発進してくれます。

Dsc073481 DFの出力が高いので、すぐに機速がついてスムーズに高度をとっていきます。

Dsc073811 雨上がりの湿度の高い重い空気ながらとても、パワフルに飛んでいます。
エルロン・エレベーターのトリムをとって様子をみます。
メカは、ラダー固定なのでエルロン・エレベーター・スピードコントロールの3chになっています。
実際には、エルロンが左右別サーボになるので、4ch3サーボ・1ESCです。

Dsc073841 一通り様子を見て一旦着陸をします。

Dsc074141 バッテリーを交換後今度は、高松さんが一人で発進します。
テンションをかけて機体を水平に保持します。

Dsc074171 フルパワーで手を離すと、トリムがとれているので、素直に発進してゆきます。

  Dsc073491

今回搭載されている69mmのDFは、「ミラージュ」に搭載されているDF-55より音が静かでその吸気音がよりジェット音に近くなったようです。

Dsc074311 上昇力は、目を見張るものがあり、DFの静止推力がほぼ機体重量ほどあるのか、ほとんど垂直上昇してゆきます。
連続ループも簡単にこなし、スピードもミラージュより格段に速くなっています。
フルスピードで飛んでいると写真に収めるのが大変です。

Dsc074461 機体の構造は、ミラージュと同じFRP製の胴体に主翼がバルサリブ組みバルサフルプランクフィルム仕上げです。
飛行テストは、今回が本当に初回と言うことですが、非常にパワフルに飛んでいるのですが、高松さんいわく、発売までにまだまだ煮詰めないとだめなところがあるとのことなので、実際に発売されるころには、もっと性能がUPしているようで楽しみです。
また、この機体の詳しいレポートは、8月4日発売のRCAW9月号にも掲載されるようですので興味のある方は、是非購読してみてください。


Rebelove X-LIGHT 1.56m ARF

電動3Dアクロ機「Rebelove X-LIGHT 1.56m ARF」を紹介します。

Dsc07309 この機体は、エンジン4C70クラスのきたいです。

Dsc07312 アクロ機より性格的にファンフライの傾向が強い機体で、機体サイズに比べて機体重量が非常に軽くなるようにほとんどクリアフィルムで仕上げられています。

Xlight1 胴体モーターを取り付ける防火壁と主要部分の胴枠がベニアで出来ている他は、バルサとフィルムでしあげてあり非常に軽量に出来ています。
カウリングはFRP製で割りと肉厚のしっかりしたものになっています。

Xlight2 主翼は、バルサリブ組みフィルム仕上げで、バルサプランクが使用されていません。
そのため強度と軽量化のために一枚ものになっています。
翼型もファンフライの翼型になっています。
エルロンも面積が大きくなっています。

Dsc07320 エレベーター・ラダーともに大きくなっていて、バルサリブ組みでとても軽くできています。

Dsc07322 キャノピーは、しっかりしたもので、軽量化のために薄くなり過ぎないようにしています。

Dsc07324 メインギアは、ジュラルミン製の軽量でしっかり硬性のあるものになっています。
タイヤは、スポンジタイヤを使用しています。

Dsc07326 リンケージパーツ関係は、コントロールホーンは、軽量のFRP製になっています。
ヒンジは、樹脂製のものが入っていますので、もっと軽量に仕上げたい方は、シートヒンジに交換たり、ロッドをカーボンに替えるともう少し軽量にできるでしょう。

Dsc07327 デカールは、大型のカラフルなシールになっています。
コクピットは、シールになっていません。

Dsc07328_2 説明書は、英語とチェコ語になっていますが、ほとんどがイラストになっていますので、英語が分からなくても組み立てられると思います。
また、基本的に電動機ように設計されていますが、エンジンも搭載出来るように、説明書にエンジンの搭載方法もかかれています。

飛行の様子は、動画をホームページのこちらの機体の詳細ページから見れるようになっています。


Cool-Spinに最強の新型登場

当社のオリジナルブランドのブラシレスモーターに新型モーターが追加されました。
今回、新しく発売開始したモーターは、「Cool-Spin C3528-0800とC-3528-1000」の2種類です。

Dsc07304 このモーターは、今発売されている「Cool-Spinシリーズ」での最大のサイズになります。
グローエンジンにすると4C70クラスに匹敵するパワーを持っています。

Dsc07301 セット内容は、モーター本体の他、スパイダーマウント・プロペラアダプター・ゴールドコネクター・取付用ネジ・爪付ナットまで入っています。

Dsc07305 大きさが分かり易いように、今までシリーズ中一番大きかった「C3223-1200」と比較してみました。
モーター外径が35mm・本体の長さが46mmと一回り大きくなっています。
このサイズ差で、C3223が25クラス同等だったので、パワー的に飛躍的に大きくなってDsc07306 います。

バックプレートの形状が変わってスリットの数が増えて冷却性が上がっています。

Dsc07307 フロントも冷却口が大きくなり、モーターシャフトも5mmと太くなっています。
KV値が800と1000の2種類あり、KV800は、トルク型で3mクラスのモーターグライダーの大径折ペラを使うのに良いでしょう。
また、KV1000は、13×7ぐらいのプロペラをつけてスタント機や、スケール機などにいかがでしょうか。
ESCは、60A~80Aクラスのものが良いがお勧めのところです。
このサイズとパワーで、販売価格を9,450円とお手ごろ価格を設定しました。
大きいサイズの電動をやってみたいけど、費用が高額になると思われていたかた是非いかがでしょうか。