テトラ パイプベンダー

0
エンジン機に欠かすことのできないクランクタンクですが、今回はアルミパイプに注目です。
普通は焼きのはいっていない「ナマクラ」な材質で、簡単に曲がるようになっています。

 

01
ところが、この「ナマクラ」なパイプ、なかなかきれいに曲がらなくて困ったことがありませんか。
柔らかくて曲げやすい反面、ちょっと油断をするとこのようにアールの内側が潰れ気味に折れ曲がったりして見栄えが悪いだけでなく、パイプが潰れるために燃料の流れが悪くなったり、いいことはちっともありません。
何とか、この柔らかいアルミパイプを、簡単に、しかもきれいに曲げたいものですよね。

 

2
そんなときに重宝するのが、テトラの便利ツール「パイプベンダー3φ、3.2φ」です。
これを使うと柔らかいアルミパイプをきれいに曲げることが出来るというものです。

ということで、早速このツールを使ってみようとパッケージから出し、取扱い説明書を見たのですが、説明書のイラストには記載されていない黒いパーツがハンドルにねじ止めされているではありませんか。
これって何よ、ということでテトラさんにちょっとお尋ねしてみました。
「この黒いパーツ、どうするんですか?」

3-1
答えを写真で説明しましょう。
これらのパーツはねじ止めになっており、このように簡単に分解できます。
で、シルバーの曲げダイスは3.2mmのパイプ曲げ用、黒いのは3mmパイプ曲げ用ダイスで、曲げるパイプの直径に合ったものを選んでツールの先端に取り付けるという事なんです。
ちなみに、使わない方の曲げダイスは、無くさないように支点の右側にネジで止めておくんだそうです。

 

3-2
今回曲げようとしているパイプの直径を確認すると3.0mmでしたので、黒い3mm用の曲げダイスをツールの先端にセットしました。

 

4
念のために使い方を。
まず、パイプを支点と曲げダイスにセットし、

 

5
ゆっくりと曲げると・・・・・
きれいなアールがついて曲がります。
一気にエイヤッと曲げるのではなくゆっくり小刻みに少しづつ曲げた方が、心なしかきれいに曲がるような気がします。(気がするだけかもしれませんけど(-"-)
 

5-2
一つ上の写真はタンクにセットした状態で曲げていますが、タンクのアルミパイプは柔らかいのでこのように手で持って曲げてもOKです。

 

6
パイプがツールの溝にピッタリはまり込んで少し外しづらい場合もありますので、気をつけて外します。

 

7-2
結果は・・・・・
アールの内側も、

 

7
外側も、きれいに仕上がりました。

 

8-1
ちなみに3.2mm用のダイスで3mmアルミパイプを曲げるとどうなるか、ですって?
先端のダイスを3.2mm用に戻して曲げてみました。

 

8-2
私の実験?ではこのようにアールの外側がエクボのように少し凹んでしまいました。
判りにくいですが、ダイスの溝が3.2mmですから、その分僅かにパイプが拡がって悪さをしたように見えます。
皆さんもこのツールを使う時にはパイプの直径に合ったダイスを使うようにしてくださいね。

 

 

 

 

 


テトラ 飛燕 キットの箱を、開けてみた。

 今回はテトラのスケール機、テトラ 飛燕 HN-4C-50 バルサキットをご紹介します。
スケールモデラーからは零戦と並んで人気のある飛燕。
こちらのキットも、長きにわたって人気を博しています。

Hien-1-1
ちょっと高さのある箱(約13cm)に、パーツが収められています。

Hien-2-1
ダイカット(型抜き)のシート類、棒材、その他木部パーツです。
パーツ点数はそこそこあって作り甲斐がありそうです。

Hien-3-1
棒材は、テトラのスロットインキット共通のスリットが入っています。
リブなどのパーツの位置決めがこれである程度容易になっています。

Hien-4-1
カウリング、キャノピー、ダミーラジエター、脚カバー、ダミー排気管など、スケール機に欠かせないプラスチックのパーツも入っています。

Hien-5-1
その他の金属製パーツなど。リンケージ用のピアノ線は入っていません。

Hien-6-1
図面は大きめの青焼きのものが入っています。
キットの中身以外に必要なものは、図面に(別)とついて記載されています。

図面から拾って転記しておきます。参考になさって下さい。
・メインギヤ用タイヤ2個・・・50φ(引込脚の場合) or 55φ(固定脚の場合)
・テールギヤ用20φタイヤ1個
・62φスピンナー(ABスピンナーの63mmのものが使えるでしょう。)
・エンジンとプロペラの組み合わせは、
2c30~32クラスの場合・・・11x511x6
4c48~53クラスの場合・・・12.5x613x6
・燃料タンク200cc~260ccのもの(当店取り扱い品ですと220ccがあります)
・エレベーター、ラダーリンケージ用ロッド・・・8φバルサ棒
・引込脚はPILOT スープラリトラクト2 40が適合すると思われます。
・引込脚の場合は50φ用のホイールカップ
・リンケージ用ピアノ線

また、瞬間接着剤サンディングブロックも、キットの組み立てには必要です。
お持ちでない方は別途ご準備ください。

Hien-6-1
デカールです。貼り付ける位置は、図面に記されていましたのでスケール感アップに役立ててください。

こちらのキットも、現在盛況中の感謝祭にて特価販売いたしております。
まだまだ人気の衰えないテトラのバルサキットですので、気になる方はこの機会にお求めになってみてはいかがでしょうか。

 

 

 


サクっと便利、ヒンジガイド。

今回は、ロングセラー商品テトラ ヒンジガイド(S)のご紹介をします。

Hingeguide-1
この商品は、動翼のヒンジのミゾ位置を決めるのに役立つアイテムなのですが

Combo-125
このようにシートヒンジを使う場合、
厚みの中心に、真っ直ぐなミゾを入れるのはなかなか難しいものですよね。

Hingeguide-1-2
エルロンなどの、楔形の頂点に真っ直ぐなミゾを入れるのも、なかなか難しいものです。

そんなヒンジのミゾ位置を決めるのに便利なアイテムが、テトラ ヒンジガイド(S)
厚み最大14mm程度までのものに使用できます。

Hingeguide-2
使い方は、このようにして、エルロンをヒンジガイドで挟んで、カッターなどで切り込みを入れます。
このように中心線が出ている材料だけじゃなく、主翼の後縁のような、厚みを測って中心線を出さないと切り込み位置が分からない場合も、ワンステップで正確に切り込みが入れられます。

バルサキットを作る際に、一つあったら便利なアイテムですよね。
今なら感謝祭でお買い得ですよ。よろしければ、チェックしてみて下さいね^^

 

 

 


テトラ フラミンゴ20 キットの箱を、開けてみた。

今回は、テトラ フラミンゴ FG-20SR バルサキットの箱を開けてみることにします。

フラミンゴ20は、ダイカット(型抜き)のバルサキットで、全長1080mm、翼巾1510mmとちょっと大きめの、曲技練習にも適した機体です。

Flamingo20-1
箱の大きさは16x91cmほどです。中身はミッチリ入っています。

Flamingo20-2
図面は、青焼きのものが入っています。

Flamingo20-3-1
ダイカットのシート、棒材、翼端などの木部パーツなどです。

Flamingo20-4
棒材にはスリットが入っていますので、パーツ位置が決まりやすくなっています。

Flamingo20-5-2
金属、プラスチックパーツ類です。

Flamingo20-6
キャノピーはプラスチック製のものが入っています。

Flamingo20-7
機体名のロゴが入ったデカールです。

キットの中身以外に、組立、飛行に必要なものが図面に別売品として書かれてありましたので、まとめておこうと思います。参考にしてください。

・エンジン 2C-20~25クラス、4C-35~40クラス
・プロペラ 2C20クラス・・・9x5、2C25クラス・・・9x6 or 9.5×6 4C35~40クラス・・・10x6
・52φスピンナー(ABスピンナーの51mmが使えるでしょう)
・燃料タンク160cc~210cc(PILOT燃料タンク180cc220ccが適合すると思われます)
50φタイヤ3個
・動翼用ヒンジ(ナイロンヒンジS、イージーヒンジSなど)
ラダー・エレベーターリンケージ用ロッド
ロッドアジャスター

より軽く仕上げたければ、カバリングフィルムはEライトフィルムがお勧めです。
Eライトフィルムについては・・・→「軽い、薄い、クリア!」

瞬間接着剤サンディングブロックも、キットの組み立てには必要です。
お持ちで無い方は別途ご準備ください。

また、別売の専用フロートを取り付ければ、水上機にもなります。
バルサキットを作り慣れた方や、中上級者向けです。

只今、当店では感謝祭を開催中です。
今回紹介していますフラミンゴ20も、セール対象商品ですので、今ならお得にお求めいただけますよ^^
ぜひぜひ、チェックしてみて下さい。

 

 

 


テトラVEGA-28 キットの箱を、開けてみた。

先日から新たに取り扱いを始めたテトラ製キット数点のなかから、小型電動機「テトラ ベガ VG-28E バルサキット」をご紹介しようと思います。

Vega-1
キットの全てのパーツは、11cm x 61cmほどの、小さい箱に収められています。

Vega-2
青焼きの図面が入っています。

Vega-4
キットの組み立て、飛行に別途必要なパーツが書かれています。
30φのタイヤや、リンケージ用のピアノ線などは入っていませんので、こちらも別途準備してください。

より軽く仕上げるために、フィルムはEライトフィルムがおすすめですよ。

パワーユニットは280モーター推奨とのことですが、お好みの飛行スタイルなどに合わせて、ブラシレスモーターやESCを選んで積まれればいいと思います。
例えば機体はPILOT 電動パイパーカブJ-3と似たような大きさですので、そちらを参考になさってもいいのではないでしょうか。

瞬間接着剤サンディングブロックも、キットの組み立てには必要です。お持ちで無い方は別途ご準備ください。

Vega-5-1
ベニヤ、バルサのパーツです。ダイカット(型抜き)のシートがほとんどです。
パーツ点数はどちらかというと少なめなように思います。

Vega-6
スパーなどの棒材には、パーツがはまる位置にあらかじめミゾが切られています。
これが組みやすいと定評のあるテトラのスロット・イン方式のキットの要だと言えるでしょう。
また、ダイカットシート以外のパーツにはそれぞれパーツ番号のスタンプが押されていますので分かりやすいですね。

Vega-7-2
金属パーツは、メインギヤやエルロンコントロールホーンなどが入っています。
右上の「アルミバンド」ですが、

Vega-9
エルロンサーボを主翼に固定するために使用するパーツのようです。

Vega-10
シートヒンジはプラスチック製のものが入っています。

Vega-11
小ぶりなカウリングとキャノピーも入っています。

Vega-12
デカールです。

キットのセット内容は以上になっています。
飛行に必要なパーツがすべて入っているわけではなく、工作技術も必要ですので、中・上級者向けのキットです。
翼巾850mmの、どちらかというと小ぶりな電動スポーツ機です。
飛行場に持っていく機体のラインナップに、加えてみてはいかがでしょうか?

現在、「感謝祭」を開催中です。
12/10水曜日、午前9:00までの期間限定で、特価商品を多数ご用意しております。
さらに期間中は、お買い上げ合計金額税込み10,800円以上の場合は送料無料!

ダブルでお得な感謝祭。チャンスは、今ですよ~^^