コネクターキット「Bセット」って?

新色の赤、緑、スモーク、クリアが発売されたPILOTカラーコネクタキット、当店にも入荷しましたがその中に「Bセット」の表示の口紙がついているものがありました。
BセットがあればAセットもあるはずですが、これまでコネクタキットに「Aセット」なる商品があったとの記憶がありません。
何でもない事のようですがチョット気になりましたので調べさせていただきました。

(お断り)このブログのアップ時点では該当するコネクタキットの商品名にはAセット、Bセットの記載をしています)

 

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例えばこのコネクターキットFメス「Bセット」では口紙には「Bセット」「RGSC」と記載されています。
中身のコネクタの色からして「RGSC」はRed、Green、Smoke、Clearのようです。

 

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中身を拡大してみました。
レッド(赤)がオレンジのように写っていますが、写真の撮り方が悪いためです"(-""-)"

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一方、当店の在庫で、従来色のコネクターキットFメスのパッケージをチェックしてみますと、こんな感じで○○セットの表示がありませんでした。
何で?ということで発売元のOK模型に問い合わせをしてみました。

  その答えですが、
「これまでは4色(ブルー、ピンク、オレンジ、イエロー)しかなかったので、色の組み合わせ品は単に4色とか各色で済んだのですが、新色が出た時点で区別をつけにくくなったので、従来の4色セット(ブルー、ピンク、オレンジ、イエロー)をAセット、今回発売された新色のセット(レッド、グリーン、スモーク、クリア)をBセットにした」
ということだそうです。

また、上写真の商品(従来色の詰め合わせ)にはAセットの表示がなく「各色」と書かれていますが、
「このような表示の口紙は順次「Aセット」と色を表すB(ブルー)、P(ピンク)、O(オレンジ)、Y(オレンジ)を記載したものに変更して出荷してゆきます。ただ、ここしばらくは店頭ではAセットの表示があるものと上写真のように各色と表示したものが混在するかもしれませんが、中身については全く変わりありません」
とのことでした。

ちなみに色の組み合わせは今のところ従来色のAセット、新色のBセットの2種類のみで、新旧色を混ぜたものはないとのことです。
もちろん単色での販売はありますよ!

 全8色になって何かと便利になったコネクタキット、AタイプとBタイプを使い分けてマルチコプターや多サーボ機、そしてロボットなどにもぜひご活用下さい。


マルチプレックス スケールパーツ(その2)

ドイツ マルチプレックス社のレアなスケールグライダーパーツ第二弾(と言っても続編はありません)は、計器盤以外のディテールアップパーツです。

 

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まずは、グライダーのキャノピーのサイドについているスライドウインドウ、小窓ですね。
実機には欠かすことが出来ないものですが、スケール化はなかなか難しいものです。まして前後にスライドさせるとなるとなおさらです。
このスライドウインドウセット、1/3スケール用1/4スケール用があり、スライドレールも付属していますので実機のように開閉できるスグレモノです。
写真でお分かりのように、キャノピーの曲面に合うように僅かにウインドウが湾曲しているのに注目してください。
スライドレールを固定する小ネジも付属しています。
比較的「見せ場」の少ないスケールグラーダーではコックピット内部と並んで非常に気になる部分ですよね。
このパーツを使って、あるいは参考にしてディテールアップにチャレンジしてください。

 

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次は、計器盤とともにディテールアップの定番ともいうべきシートベルトのパーツです。
上写真は1/3サイズのシートベルトキットです。
たとえ1/3スケールの大型モデルと言っても、バックルなどは相当小さいサイズになるので、ピシッと形を決めて、しかも同じものを複数個作るのはなかなか至難の技になります。
それが、ご覧のように細かく再現されています。また、ベルトは12mm巾の布テープが入っています。

 

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こちらは1/5サイズのシートベルトです。さすがに1/3スケールのものほど細かいパーツは再現されていませんが、
おまけ?に操縦桿や計器パネルがついていますのでお買得かもしれませんね。

 

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最後は1/3.5~1/4スケールサイズの操縦桿セットです。操縦桿にはブレーキレバーもちゃんとついています。
実機グライダーを良くご存じのマニアには堪えられない逸品だと思います。

 

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番外編としてスケールパーツではありませんが、同じマルチプレックス社製商品という事で今回入荷したコネクタのご紹介をさせていただきます。
こちらは本家MPXコネクタです。MPXとはもちろんマルチプレックスの略称ですね。
互換商品があちこちから出ていますが、こちらは間違いなく純正品です。
6ピンコネクタですから、配線のやりかたによってサーボ2個から4個までの配線を延長したりすることが出来ます。
本物の信頼性、クォリティにこだわるマニアにお薦めの品です。

ということでマルチプレックス商品を2回にわたってご紹介させていただきました。
少数入荷のものもありますので。気になる方はお早目にご購入ください。

 

 


マルチプレックス スケールパーツ(その1)計器盤

昔懐かしい(?)マルチプレックス社製のスケールパーツが少量ですが入荷しました。

本家ドイツのマルチプレックス社のHPを探しても見当たりませんので絶版品と思われます。
現物はかなりの間休眠していたもののようでビニール袋や口紙には時代感がただよっています。

そんな細かいことは気にしない、とにかくこれを探してたんや!とおっしゃる方、ぜひご一読ください。

まず今回ご紹介させていただくのは計器盤シリーズです。
サイズは1/3スケールのグライダー用1/4スケールのグライダー用、そして1/5のグライダー・軽飛行機用の3種類です。

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すべてこのようなビニール製の袋に入っています。
写真は一番大きな1/3スケールのグライダー用計器盤セットです。
1/4スケールのものも大きさが異なるだけでほぼ同様の内容です。

中身はと言いますと、今日ご紹介する3種類はすべて同じスタイルで、プラスチック成型のベースとステッカータイプの計器盤が入っています。この計器盤は打ち抜き加工がしてあるので、丸くハサミで切り取る必要はなく、きれいに丸い形に取り外すことが出来ます。

 

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1/3サイズグライダー用計器盤のアップです。
クリックして拡大画像を見ていただくとお判りのように、細部までくっきりと再現されています。
サイズは1/3サイズの場合、大きい方が直径24mm、小さい方が直径16mmです。

1/4サイズはこれより少し小さく(当たり前ですが)、大きい方が直径18mm、小さい方が直径12mmです。

 

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このメーターパネルを貼り付けるプラパーツのアップです。
メーターを取り付けるダミーのビスも再現されていますね。
中央に見えるのはボリュームつまみやレバー類のパーツですね。

 

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一方、こちらは1/5サイズのものです。
1/3、1/4サイズがグライダー用と銘打っているのに対し、こちらはスケール機用となっています。
大きい方が直径約14mm、小さい方が直径約10mmです。

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これは上の黒いステッカーの裏面(裏紙)です。
各メーターの説明というか、名前が書かれています。この中にはタコメーターとか油圧計なども含まれていますので、グライダー以外に1/5クラスの軽飛行機などのスケール機に使う事が出来るということですね。

 

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こちらは1/5サイズのプラスチックパーツです。このサイズのみ、プラスチックパーツが2セット入っていますのでお買い得?とも言えます。

 

ご紹介したマルチプレックス製スケールパーツ、まだご紹介していないものが残っています。
キャノピーに取り付けるスライディングウインドウやハーネスキットなど、少量ですがこまごまとしたものがあります。
次回をご期待ください。

売り切れごめん、早い者勝ちですよ。

ところで、ショップのトップページにバナーを貼らせていただきましたが、只今「サマーセール」開催中です。また、同時に「10,800円以上お買い上げで送料無料キャンペーン」も実施中です。

ぜひサマーセール会場にお越しください。

 


瞬間接着剤用ノズルの使い道?

先日TOPMODELオリジナル商品として「瞬間接着剤用ノズル15本入り」を発売させていただきました。

写真のように半透明で先が細くなったチューブ、OKボンドなどの瞬間接着剤のボトルの先端に取り付けて使います。
瞬間接着剤をコーナーや隙間に少しづつ量を調節しながら 流し込みたい時には絶対必要ですよね。特に粘度の低いシャバシャバのOKボンドFXやMPを思ったとおりに流し込む時には欠かすことが出来ません。

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ところがこのノズル、細くなっている部分に残った接着剤が中で固まってしまうので結構頻繁に取り換える必要があります。いわば瞬間接着剤を使う際の消耗品のようなものということで、今回15本入りで税別300円と格安価格でご提供させていただいたわけです。

が、今回のお話はノズルのご案内ではなく、あるグライダーマニアからの情報で、このノズルのちょっと変わった使い方のご紹介です。

最近のプロポはほぼ2.4GHzになってきました。このプロポ受信機のアンテナですが、アンテナの役割をするのは先端のほんの数センチだけで、その部分が折れ曲がっていたりすると感度に影響するということです。
下 の写真はJRさんのRG712BXというダイバーシティアンテナを装備した受信機ですが、ご覧のように左側にアンテナ線が2本出ています。
このアンテナ線 の先端、黒い部分から先(左側)が曲がっていると良くないという話なんですね。
そこで、この瞬間接着剤用ノズルの出番です。
写真に見える上側のアンテナに瞬間接着剤用ノズルを被せてみました。

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このアンテナ部分の先端を拡大してみるとこんな具合です。
ノズルの細い部分とアンテナの先端の太さがほぼ同じというだけでなく、太い根っこの部分もアンテナの黒い部分の太さとほぼピッタリなんですね!
写真のようにかぶせるだけ。どうです、ピッタリでしょう。
こうすることによって柔らかいアンテナ線がノズルで補強されることになり、具がいっぱい詰まっている細いグライダーの機首の中に押し込んだ時に先端がぐにゃりと曲がってしまう事を防ぐことが出来るんです。
もちろん強度に限度はありますが、裸のままで押し込むよりはずっと楽に、スマートに中に入れることが出来るはずです。

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瞬間接着剤用ノズルの思いもかけない使い方、これもラジコンモデラーの豊かな発想の賜物ですね。

グライダーマニアのあなた、一度お試しください。

 

 

 

 

 


RL カーボン折ペラ

OK模型のプロペラのブランドにRLというのがあるのをご存知でしょうか。
すでに大型エンジン機用木製プロペラがリリースされていますが、今回折ペラ用カーボンブレードが新発売されました。サイズは10インチから14インチまでの合計9種類です。

それでは、さっそく現物を見てみましょう。箱を開けるのはこのシリーズで一番大きい14×8です。
透明プラスチックのケースに入っており、裏面に取扱説明が表示されています。
こんな感じですね。

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ブレードは中の台紙に固定されています。
これなら、ブレードが箱の中で踊って極薄の先端部分が欠けるという事もなさそうです。

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ブレードを台紙から取り外し、もう少し詳しく見てみましょう。
OK模型の説明によると、特徴はコンピューター設計によるデザインで効率の良さと静音性を追求、その形をコンピューター制御のNC加工機で正確な金型に仕上げ、その金型に手作業でカーボンクロスを貼り付けて作り上げているそうです。

外形はこんな感じです。

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ところで、このブレードはカーボンのレイアップが手作業という事で個々のブレードの重さが微妙に異なってくるのは避ける事が出来ませんので、製造元で重量チェックを行い、セットになるブレードの2枚の重量を合わせているそうです。
こちらは裏面になります。

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オモテ面をクローズアップしてみました。きれいなカーボンクロスの模様が見えます。カーボン地の模様はいつ見てもカッコいいですよね。

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付け根部のアップです。幅は8mm、ピン穴は3.1mmとなっていますので、Tahmazo製ブレードや他メーカーの同じぐらいの直径のブレードの標準サイズですね。実際にTahmazoの折ペラピンを挿して見ましたが少し固かったので、ブレード個々によってバラつきがあるとは思いますが修正が必要な場合があるかも知れません。

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先端はこんな具合です。かなり薄いので、欠けないように取り扱いに気をつける必要がありますね。

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新登場のRLカーボン折ペラブレード、入荷したばかりで当店スタッフはまだ使用していませんが、仕上がり、フォームは高性能を期待させます。

OK模型からリリースされたニュースによると、発売が近づいている2.5mクラスの「メイス2」にこのRL12x6が採用されているそうです。
機会がありましたら機体の感想に合わせてプロペラについてもレポートしたいと思います。