シトロン2 赤 箱開け

当店でも人気でベストセラーとなっている入門用小型モーターグライダー、シトロン2の赤バージョンが発表されました。
良く目立つ赤とブルーを基調にした機体に星をちりばめた派手な機体はとても見栄えがしますね。

箱の中は大きなパーツが6点とリンケージパーツ、ステッカーなどが入っており、そんなに部品点数が多くなく、組立てが面倒ではないという印象を受けます。

胴体はプラスチック製の赤いポッドと黒いカーボン製のパイプで構成されており、写真の状態に組みあがっています。

この機体は胴体の中にサーボを2個搭載しますので、そのためのベニヤ製サーボマウントが2枚入っています。
そのほかのベニヤパーツは、垂直尾翼の取り付けガイドやコントロールホーンです。
ところで、シトロン2 赤では重心位置の関係で受信機を胴体ポッドの最後部、サーボの後ろに押し込まないといけませんので、受信機はFUTABA R3004SBのような小型レシーバーを選ぶ必要があります。
なお、いくら小型と言ってもパークフライ用受信機は、電波の到達距離(範囲)よりシトロン2の飛行性能が勝ってしまいますので、遠くまで飛ばすとコントロールできなくなって墜落させてしまう恐れがありますので、使用しないでくださいね。

胴体とキャノピーを前から見たところです。
一番前の丸いベニヤ板の後にモーターを取り付け、キャノピーが被さる部分のスペースにスピードコントローラー、リポバッテリーを積み込みます。

主翼は、中央翼、そして左右の外翼、合計3枚のパネルに分かれており、3枚を接着してつなぎ合わせ、一枚になります。
オレンジの矢印で指し示した部分、それぞれのパネルの端のフィルムは端面に合わせてきれいに切らずに余分を残してありますが、これは工場で作ってからお客様の手に渡るまでにフィルムが縮んで端面が見苦しくなるのを防ぐためで、決して切り忘れではないそうです。

その部分の処理ですが、組立説明書に書いてある通り、パネル同士を接着する前につなぎ合わせ面にはみ出ているフィルムをよく切れるカッターナイフで、余分に出たフィルムの端をつまんで、引っ張りながらきれいに切り取ります。
この時、フィルムの端をわざと多めに残してあるのでつまみ易いという訳なんですよね。
写真の点線で示した部分がキリトリ線になります。
線が翼上面のカーブの為に湾曲しているように写っていますが、実際は平らな面になります。

尾翼と垂直尾翼は1枚板のシンプルなもので、エレベーター、ラダーの可動部分は取付済みですから工作は必要ありません。
尾翼の胴体パイプへの取付はジグを使えば比較的簡単に行えるように工夫されています。

簡単な組み立てのコツを交えてパーツの説明を行ってきましたが、最後にこの白いステッカーの紹介を・・・・
今回発売になったシトロン2 レッドですが、メーカーカタログページや今回のタイトルに使用させて頂いたイメージ写真では派手に星のマークがちりばめられています。
でも、今日ご紹介させていただいた主翼のパネルには星が見当たりませんよね。
ということは、星のマークは完成後皆さんで自由な位置に貼ってください、という事なんですよ。
メーカー写真にとらわれず、ぜひ自分流に素晴らしい配置のデザインをお考え下さい。

さて、いよいよ明日からゴールデンウィークが始まります。
何度もお知らせしていますように当店ではゴールデンウィーク中も営業日を設けて皆さんのモデルライフのお役に立ちたいと考えています。
上の表をご覧いただいて、急な入用品などが出てきましたらどうか当店をご利用ください。
ご用命を心よりお待ちしています。

それではこのゴールデンウィーク、皆様が安全に楽しくラジコンを満喫されます事を願っております。